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大先輩の話/Naomi Sharon「Definition Of Love」

前回「大後輩」の話を書きましたが、今回は「大先輩」の話。

昨日(11/11土)Blue Note Tokyoで行われたライムスターのライヴに行ってきました。

うっすら私が写ってるのは気にしないでください笑

去年もBlue Noteでやったけど行けなかったので、今回は絶対行きたいと思っており。ラップ・グループがBlue Noteでどんなライヴをやるのか興味津々だったので。
ぶっちゃけたことを言いますと、Blue Noteは関係者のゲスト枠も非常に少ないと聞いていたので、ちゃんとチケットを買って行きました。
ライムスター仕事も全然してないから、比較的近いところにいるとはいえ、関係者ヅラしてチケットお願いするのも申し訳ないなぁと思っていたので。
というか、もうそこそこいい歳だし、残された人生、好きなものにお金を使いたいなぁと常々思っているので。若干大袈裟ですが(笑)。

というわけで、ライムスターのライヴ。タケウチカズタケさん(ファンキーで最高だった!)がバンマスを務めるバンドを従えての約1時間のセット。2部制だから仕方ないんだけど、一瞬で終わった印象。ご本人達もそう仰ってましたね。

最新アルバム『Open The Window』からというよりは代表曲をメインにやり、途中のマッシュアップ・シリーズがとにかく素晴らしく。とりわけ「We Love Hip Hop」とデ・ラ・ソウル「A Roller Skating Jame Named “Saturdays”」とのマッシュアップには絶叫でしたよ。「Saturday」のサビも大合唱。はー。ヒップホップって素晴らしい!

De La Soul / A Roller Skating Jam Named”Saturdays”
R.I.P. Trugoy…

終演後、スタッフさんのご配慮で楽屋に伺わせていただき。お三方とお話したのですが、そこで宇多丸さんから衝撃の一言。

「ジェーン・スーのコラムに登場してる人って、真紀ちゃんのこと?」

???なんですか、それは???
私、スーさんのコラムに登場してるの???

確かに身に覚えはあるというか、実は1ヶ月くらい前にスーさんと呑んだのです。
ご存知、TBSラジオ「生活は踊る」のパーソナリティであり、作詞家、コラムニストとしても大活躍のジェーン・スーさんは大学時代のサークルの先輩であり、私が1年生の時、スーさんは4年生。就職活動のOG訪問もしたりしました(その時スーさんはレコード会社勤務でした)。ちなみにライムスターのDJ JINさんもスーさんと同期。宇多丸さんとDさんはだいぶ先輩(私のことは仕事をするようになってから知ったと思います)。ちなみに×2、私もスーさんも早稲田じゃないのに早稲田のサークルに入ったという。不思議ですね。

そしてスーさんは私が18歳の時に「こんなに頭の回転が早くて、話が面白い人がいるのか!」と衝撃を受けた人。それまで高校生だった私は、井の中の蛙というか、世の中にはすごい人がいるということをスーさんから最初に学んだのでした。だからその後のご活躍も納得するところであります。だってあんなに頭の回転が早くて話が面白い人(しかも文章もうまい)そうそういないもの。スーパー自慢の先輩です。

宇多丸さんから話を聞いたあと、Blue Noteを出て速攻スーさんにLINE。「言い忘れてた!」とのこと(笑)。ネットに出てるということで探したところ、ありました。電車の中で泣きました。是非皆さんも読んでみてください!!!一生の自慢!!!

スーさん、本当にありがとうございました。
また飯田橋のBar行きましょう!

私と呑むからとSZA Tシャツを着てきてくださったスーさん。
愛しかありません。ラブ❤️

<今日の1曲>
Naomi Sharon / Definition Of Love

noteを更新しない間にも新譜は続々と出ているので、何を取り上げればいいのか迷いましたが、一時期ずっと聴いていたナオミ・シャロンを。ドレイクのOVOサウンド発のカリブ系オランダ人シンガー。ドレイクからはインスタのDMを通して契約のオファーがあったらしい。すごい時代です。
聴けば誰しもがシャーデーを思い浮かべるであろう神秘的な歌声がとにかく素晴らしく。ドレイクが惚れたのも納得といったところでしょうか。サウンドも今のR&Bシーンを席巻しているアフロビーツ・ライクなサウンドですが、音数少なくて上品で、あくまで歌声が主役といった感じ。デビュー・アルバム『Obsidian』にはこの曲以外にも、アマピアノ、4つ打ち、カリブ風なものまで本当に色々なナンバーが収録されていますが、どの曲もサウンドが歌声を優しく包み込んでいるような作りになってます。個人的には今年のベスト・アルバム入りの1枚。是非聴いてみてください!

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