小確幸/The Isley Brothers「There’ll Never Be」

漫画家の井上三太さんのツイートで<小確幸(しょうかっこう)>という言葉があるのを知る。元々は村上春樹のエッセイに出てくる造語だそうで、文字通り「小さいけど確かな幸せ」という意味だそう。ハルキストの皆様には「今頃知ったのかよ!」と言われてしまうかもしれませんが。

<小確幸>ってすごくいい言葉だなーと思って。些細な幸せを感じることで、嫌なことがあっても進んでいけるというか。仮に絶望的な一日だったとしても「それでもいいこともあったな」って少し元気になりますもんね。
で、ちょうどこの言葉を知ったのが9月30日だったので、10月1日から私も<小確幸>を書き留めてみることにしました。
結果………

●10月1日:息子が試合でスリーベース・ヒットを打った/買ってきたシードルが美味しかった。
●10月2日:ランチで食べに行った汁なし坦々麺が美味しかった/オリックスの大逆転優勝に興奮しまくった。
●10月3日:先週から苦しんでいた原稿の目処がついた/村上56号!/佐野、最多安打!
●10月4日:ヨガですっきり/原稿提出→一発OK!
●10月5日:雨が降る前にウォーキングに行けた/尊敬する先輩と久しぶりに色々話せた/外国の方(イスラム系?)に駅までの道のりを聞かれて(日本語で)途中まで一緒に行ったのがなかなか面白かった。

………地味なうえに(息子のスリーベース除く)、野球大好きおばさん丸出しじゃないか!泣
まぁ、いいのです。<小確幸>だから。こういう小さな幸せが積み重なって日々生活は成り立っているのだなぁとつくづく思います。これからも毎日書き出していこうかな。

けど最近の一番の<小確幸>はアイズレー・ブラザーズのニュー・アルバムをはじめ、R&Bの新譜が悉く良かったことだなー。<小>じゃなくて<大>かもだけど。Mitsu The Beatsくんの「コタエハヒトツナハズガナイ feat. KOHEI JAPAN」も良かったし、サンダーキャットの坂本龍一のカヴァーも良かったし、全然新譜じゃないけど(むしろ30年前の曲)、ジェラルド・アルストン聴いてうっとりしたり。音楽ってホント素晴らしいですよね〜〜〜。って、つまらない締めですみません笑。


<今日の1曲>
The Isley Brothers / There”ll Never Be feat.Earth Wind & Fire, El DeBarge

ビヨンセとのデュエット「Make Me Say It Again, Girl」で我々を狂気乱舞させたアイズレーですが、同名タイトルのニュー・アルバムに、それに匹敵する強力ボムが収録されておりました。それがコレ。ボビー・デバージ(もちろんあのデバージ兄弟の1人)とフィリップ・イングラム(ジェームズ・イングラムの弟)がツイン・ヴォーカルを務めるグループ、スウィッチの大名曲を、本家ボビーの弟とアースを迎えてのカヴァー。ロナルドもいいけど、エル・デバージの甘い歌声がたまりません。って、主役はロナルドだって(汗)。ロナルドも喉がどうにかなってしまいそうな(?)ファルセットを披露しております。幸せだなー。最高です(語彙力。汗)。アルバムの他の曲もどれも素晴らしいですよ!

Switch / There”ll Never Be

本家。こうやって聴くと、アイズレーの方がホーンがフィーチャーされてる分派手ではありますね。

Switch / I Call Your Name

オマケ。スウィッチといえば、私はコレ。大大大好きなメロウ・モダン・ソウル!リッチ・ボーイ「Throw Some D’s」ネタ。日本で一番聴いている自信があります笑。最高!!!

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