けどいいの。可愛いから/Joyce Wrice「Bittersweet Goodbyes」

10月8日(土)にビルボードライヴ東京で行われたジョイス・ライスのライヴに行ってきました。

当初はこの日、別の予定があったので行くのを諦めていたのですが、その予定が延期となり。ビルボードのHPを見てみたら、カジュアル席は売り切れだったけど、自由席がまだ買えたのでポチった次第。最後の1人だったかも。

ジョイスちゃん。とにかく可愛い! それが一番の感想。ブラトップ&カーゴパンツな衣装もあってか、私は終始アリーヤっぽいなーと思いながら見てました。アリーヤからクールさを抜いた感じ?
そして思っていた以上に踊る! 狭いビルボードのステージの上でダンサー2人と一緒にエネルギッシュに、そしてキュートに踊ってました。歌も思っていた以上にうまかったし(失礼!)90年代フレイヴァ満載のステージングも良かったし、ホント最高のショウでしたよ。

もうジャパン・ツアーも終わったので書いてもいいと思うんだけど、個人的にはジャネット「I Get Lonely」をサラリと歌ったのが嬉しかったなー。けど観客の反応は超微妙……世代の差かしら……。ティードラ・モーゼスのカヴァー「Be Your Girl」も然り……フィーチャリング参加したデヴィン・モリソン「With You」も然り……。けどいいの。可愛いから(なんじゃそりゃ)。私の周りのR&Bフリーク達は喜んでいたし。

Teedra Moses / Be Your Girl
ジョイスはティードラ・モーゼスへの愛を色んなところで語ってますね。タイプも似てるし、一緒になんかやって欲しいなー。

Devin Morrison / With You feat. Joyce Wrice
これも90sフレイヴァ溢れる曲。そういや、デヴィン・モリソンのインスト・シリーズの最新作『Dream Lobby Vol.III』が今月頭に出てました。そちらもチェケラ!笑

反応微妙な曲もあった一方で、去年リリースのアルバム『Overgrown』収録曲はどれもイントロがかかった時点で拍手喝采といった感じで、オープニングの「Losing」も代表曲「So So Sick」もアンコールの「On One」も大盛り上がり。同じ日米ミックス・シンガーのUMIちゃんをフィーチャーした「That’s On You(Japanese Remix)」も盛り上がりましたね。UMIちゃんは今年出たアルバム『Forest In The City』もすごく良かったですよ。

Joyce Wrice / That’s On You feat. UMI(Japanese Remix)

あと、このライヴの前日にリリースされたEP『Motive』から「Bittersweet Goodbyes」と「Iced Tea」も披露。このEPもいいのよねー。と、最後の最後までキュートで観客を魅了したライヴでした。急遽行って良かったな。元気もらったし。ホント音楽って素晴らしいですよねー(って毎回同じこと言ってますね汗)。

↑「Iced Tea」を歌ってる時かな? 撮影していいって言ってくれたので。

そういえば、コロナ以降、来日アーティストのライヴはジョイスが初めてかも。ザ・ルーツもピンク・スウェッツも行かなかったし。やっと海外のアーティストが来てくれるようになりましたね。ブルーノ・マーズも来るし! これからもたくさんの海外アーティストきて欲しいなー!


<今日の1曲>
Joyce Wrice / Bittersweet Goodbyes

この流れでジョイスの曲を紹介しないわけにはいきません。出たばかりの5曲入りEPより、ライヴでもやったこの曲を。ちょっとアフロっぽいテイストを取り入れたミッド・ダンサー。ライヴではひたすらキュートだったジョイスちゃんですが、音源だけだと曲調もあってより大人っぽい感じがしますね。どっちも魅力的だけど。やっぱり生で見ないとわかんないことってあるよなーと思ったりしました。

Muro presents KING OF DIGGIN’<JOYCE WRICE Mix>

ムロさんによるジョイス・ライスのミックス。怒られたら消します。ムロさんは前からずっとジョイスを推してますよね。

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