現在発売中のミュージック・マガジン4月号にて、AIの巻頭インタビューを担当しております。

朝ドラ『カムカムエヴリバディ』特集内のインタビューということで、朝ドラ主題歌「アルデバラン」の話を中心に、先月リリースされたニュー・アルバム『DREAM』の話も聞いてます。
「IN THE MIDDLE feat.三浦大知」の＜右も左も上も下もない。たどり着いたのは真ん中＞という歌詞がSNS上で議論を呼んだ件についても、自分の言葉できちんと話してくれましたよ。
他にもサッチモ特集等々、読み応えのある記事ばかりです。『カムカム〜』特集以外ではスウィート・ソウル特集もありますよ。
是非是非お手に取ってみてくださいませ。
（ちなみにメアリー・J・ブライジ『Good Morning Gorgeous』とPink Sweat$『Pink Moon』のアルバム・レビューも書いております）

AIちゃんとは彼女がデフ・ジャム・ジャパンから再デビューしてからずーーーっと取材させていただいているので……なんと20年のお付き合い。改めて書くとビックリですね。その間お互い結婚し子供も産み。そりゃあ年もとるわ（笑）。
今は亡き『WOOFIN’』という雑誌でリリースがあるごとに取材させていただき、私がブラジルに行く前まではずっとオフィシャル・インタビュアーも務めていました。ブラジル行く前には壮行会もやってくれたり。ベスト盤『THE BEST』（2015年）のライナーはブラジル駐在中（しかも帰国直前の超バタバタしてる時）に書いた思い出の作品。他にも地方のライヴ（のゲネプロ）に泊まりで取材で行ったり、思い出は尽きません。今もなお取材をさせていただけることに感謝感謝です。

そんなAIちゃんですが、本当にテレビで見るまんまのあのキャラクター。まさに歩くパワースポット。誰もを魅了するあの性格も間違いなく才能の一つだと思います。あんな太陽みたいな人、なかなかいないですよ。誰よりも明るいけど、誰よりも気を遣う人だということも知ってます。そしていつも世界平和、みんなの幸せを願っている。嘘偽りなく、心の底からね。なんせ子供の名前を「平和」と「博愛（はくあ）」とつけちゃうくらいなんだから（「徹子の部屋」で言ってたから書いても大丈夫でしょう）。ニュー・アルバムにもそんなメッセージがたっぷり詰まってますよ。

そんなAIちゃんに取材した日が、まさにロシアがウクライナに侵攻した日で（2月24日）、なんだかなーと思いながら取材に向かったのでした。取材中も当然その話になりましたよ。誌面には載ってないけど。今こそ表現者としてのAIちゃんのメッセージに耳を傾けてほしいなと切に思います。

ちなみに、AIちゃんに会うたびに「相変わらず赤ちゃんみたいな顔してるね〜」と言われるのですが（笑）褒め言葉と勝手に受け取って、10年後もそう言ってもらえるようにスキンケアを頑張りたいと思います（笑）。というか、10年後も取材できますように！


＜今日の1曲＞
Eric Bellinger / Only Fan feat. RILEY(Remix)

LA出身のシンガー・ソングライター。ソングライターとしてクリス・ブラウンのグラミー受賞アルバム『F.A.M.E.』収録曲などを手掛けて注目を集め、2014年にソロ・デビュー（以前グループでも活動していたので「ソロ・デビュー」ね）。以後、アルバムにEPにコラボ・アルバムにと精力的にリリースしております。この曲は昨年リリースのアルバム『New Light』収録曲のリミックス。女性シンガー、RILEYをフィーチャーしたヴァージョンとなっております。トラックはオリジナルと変わりなしかな？（多分）
でもって、彼を取り上げたのはもちろん新曲（リミックス）を出したからってのもあるんだけど、彼はAIちゃんとかつてコラボしているのです！　それが2017年リリースのアルバム『和と洋』収録の「Welcome To My City feat. Junior Reid, Eric Bellinger」。重いビートがずっしりくるダウン・テンポのトラックの上で、大物に引けを取らない迫力ある歌声＆ラップを聞かすAIちゃんがカッコいいです。エリックの歌声はここでも爽やかですね。しかしジュニア・リードとエリック・ベリンジャーとコラボする日本人アーティストが他にいる？って話ですよ。そもそも『和と洋』にはクリス・ブラウンも参加してるしね。また向こうのアーティストとのコラボもたくさんやってほしいなー。

AI / Welcome to My City feat. Junior Reid & Eric Bellinger
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