サウダージ!/Amber Mark「Bliss」

1月30日は「サウダージの日」だそう。
(……という文章を書こう書こうと思ってたら、もう2月になっちゃいました汗)

※ saudade(サウダージ)……ポルトガル語で懐かしい人や場所などを想起して味わう感情、不在な存在への追想、対象がいなくなっても残る愛しさ

かつて夫の仕事の都合で約1年半ブラジルに住んでいたことがありました。ブラジル時代の思い出を書き出すととんでもない文量になってしまうので書きませんが、一言、最高でした。とにかく人がいい。みんな子供大好き。そして私の下手くそなポルトガル語に対しても一切笑うことなく聞いてくれる。以前、クリスティアーノ・ロナウドに拙いポルトガル語で質問した日本人少年に対して会場から笑いが漏れて、それに対してロナウドが「どうして笑うの?彼のポルトガル語は上手じゃないか!」と言った出来事が話題となりましたが(って彼はブラジル人じゃないけど。汗)ホントそんな感じ。私も笑われたことなかったなー。そのおかげで多少は喋れるようになった思う。ブラジル在住中にフロリダのディズニーランドに行って、英語で話さなきゃいけない場面でポルトガル語が出てしまい、「私も立派なブラジル人だ!」と思ったものです。しかし今となってはポルトガル語もObrigadaくらいしか覚えておらず…。言語は使わないと一瞬で忘れますね(泣)。あんだけ勉強したのになー。

ブラジル在住中に今や<ブラジルを代表するシンガー>と紹介されることも多い「Silva」(ポルトガル語読みでは「シウバ」)というシンガーのライヴをブロック・パーティー的な、否、もっとしょぼい街の野外祭り的なところで観たのはちょっとした自慢です。だってあの頃ネットでいくら調べても日本人女性シンガーのSilvaしか出てこなかったし笑。

Silva / Quimera
せっかくなので、Silvaの2020年にリリースされた最新アルバム『Cinco』からの1曲を。心地良いですね〜。

私の名言で<ブラジルは治安の悪いハワイ>というのがあるのですが(笑)、毎日猛烈に寒い東京にいると、弥が上にもブラジルのあの気候が恋しくなります。そんな人も気候も最高なブラジルに常に私はサウダージ状態です(泣)。死ぬまでにもう一度行きたいなー。けどブラジル行くにはお金と時間と気合いが必要なのよね…。
Que saudades do Brasil!!!  Quero ir pro Brasil novamente!!!
(↑Obrigada以外も覚えてた。笑)
とりあえずはブラジル音楽のみならず、素敵な音楽を聴きつつ、春が来るのを待ちましょうか。早く暖かくなって〜!!


<今日の1曲>
Amber Mark / Bliss

この流れでブラジル音楽でもピックアップしたいところですが、いかんせん年始にしてR&Bの新譜ラッシュなので、やっぱり本職のR&Bを。色々出てる中でもやっぱりアンバー・マークかなー。馬鹿の一つ覚えの如く、アンバー・マークばっかり取り上げてますが。しょうがないの、好きだから。良曲だらけのファースト・フル・アルバム『Three Dimensions Deep』の中でも先日MVがアップされたこの曲を。タイトル通り至福なダウン・テンポのミディアム・チューン。歌う喜びを全身で表現しているアンバーがとにかく可愛いですね。最高です!

アメリカの公共ラジオ放送NPR(National Public Radio)による人気コンテンツ『Tiny Desk Concert』にアンバーも登場。
「Worth It」のこのアレンジも素敵!♡ 

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