Missed Hit!/Phony Ppl 「Nowhere But Up」

毎年恒例、Spotifyによる2022年の個人のリスニングまとめ。
2022年のトップ・ソング(1番聴いた曲)が、まさかのアンバー・マーク「Worth It」でひっくり返りましたが(だって去年の曲だし!)、まぁ確かに去年に引き続き今年も度々聴いていたので納得ではあります。
しかも2位がH.E.R.「For Anyone」っていうんだから(確かにこの曲も年がら年中聴いてる)、新譜ちゃんと聴いてるのか!と言われてしまいそうですが、一応聴いております、ええ、ええ。

上位2曲が去年の曲という結果に。まぁ納得の順位&どれも一生聴く曲ではあります。

だが、しかし。
<あなたのMissed Hit>っていう「あなたが好きそうだけど、聴き逃してる曲をリストアップしてみましたよ〜」という項目をチェックしてみたところ、確かに聴き逃していた曲が続々と。新譜チェックしてないとは言いませんが、あくまで「してるつもり」で、チェックが甘いのは事実だなーとちょっぴり凹む&反省したので、自分への戒めも込めて私の<Missed Hit>なナンバーをピックアップしてみたいと思います。

Capella Grey / Confujawn feat. Nija
ブロンクス出身のシンガー。去年ヒットした「Gyalis」は聴いてたんだけどなー(言い訳)。アコースティックなギターのループが哀愁を誘うミディアムとなっております。
フィーチャリング参加しているNija(ニーヤ)はカーディー・B「I Do feat. SZA」とか、サマー・ウォーカー「Ex For A Reason feat. JT」など数多くの楽曲を手掛けてきた人。今年『Don’t Say I Didn’t Warn You』というアルバムでシンガー・デビューも果たしました。このアルバムも良いですよ〜!(これは聴いてる笑)。

Xavier Omar / Feelings 4 You
LA出身のシンガー。旧名SPZRKT。サンゴ(Sango)とのコラボ曲(Xavier Omar, Sango / Just Get Here feat. Wale, VanJess)も話題となったし、2020年のアルバム『If You Feel』にはみんな大好きDマイルやDJキャンパー、マセーゴが参加していたというのに! こちらは私の大好きな8分の6拍子バラードとなっております。浸るのみですね。今年のベスト・ソングに入れてしまうかも。

Ten City / Love Is Love
これはSpotifyじゃなくて、ゴスペラーズの村上てつやさんのラジオ「ザ・ソウルミュージックII 村上てつやのSoul Scramble」を聴いてたらかかって、「テン・シティの新譜出てるのかい!」となった曲。いやー、最高の一言。歌ものハウス万歳!とか言いたくなります。フィリー・ソウル〜サルソウル・オーケストラ好き(つまり私)にはたまらんでしょう。だったらさっさとチェックしておけって感じですが。

他にも色々あるけど長くなるので割愛(Spotifyの<Missed Hit>は他は主にヒップホップだったけどね)。
私もR&Bの記事を書く仕事をしている以上、さらに襟を正して新譜ディグを頑張りたいと思います。まぁ仕事云々抜きにして、ただ単に新しい良い音楽に出会えたら嬉しいしね。皆様も色々教えてくださいねー!


<今日の1曲>
Phony Ppl / Nowhere But Up

ライムスターの宇多丸さんも大好きとラジオで言っていたブルックリン発の5人組バンド、フォニー・ピープル。先月出たニュー・アルバム『Euphonyus』がどの曲も最高すぎるのですが、今年シェレールのライナーを書いた身としては、シェレール「I Don’t Mean To Turn You On」使いのこの曲を取り上げないわけにはいきません。カヴァーかと思ってしまうほど、まんま弾き直し(BPMは違うけど)したブギーなナンバーとなっております。2番のサビのメロディー展開&アレンジとブリッジがそれまでとはまた違った音世界となっていて超カッコいいです。プロデュースはアイヴァン・バリアス。アルバムにはミーガン・ジー・スタリオン、ジョジョ、レオン・トーマス、ザ・ソウル・レベルズが参加してますよ。現代版NYブギーを体感してみてください!

Cherrelle / I Don’t Mean To Turn You On
元ネタ。プロデュースはもちろんジャム&ルイス。2001年にはマライヤ・キャリーが映画『Glitter』のサントラで本家ジャム&ルイスを呼んでカヴァーしております。

Mariah Carey / Didn’t Mean To Turn You On
オマケにこれもアップ。タイトルはちょこっと変えてますが、結構まんまなカヴァーとなっております。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?