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開発・アートに関係ない一般の僕がHTC Viveに手を出した理由

こんにちは!KWKNです。
今回はVR全然関係なかった僕が、なぜHTC Viveを買って色々やり始めるに至ったのかについて書きます。

スタート地点

ことが起こる前、僕はこんな感じでした。

・仕事 : UXデザイナー
・仕事での開発経験 : なし
・仕事でのビジュアルデザイン経験 : なし
・アート経験 : なし

こんな感じ。
「手を動かして作る」人すごい、と思いながら、それができない自分、無念。

Emoco Ch.

そんな時、えもこさんの動画にふと巡り会いました。

衝撃でした。
無念とか言ってる場合じゃない!
感じたのは、

難しそう <<<<< 楽しそう!!!

ということ。

TiltBrush体験@ATL広尾

思い立って、色々調べた。

・えもこさんが使ってるのはTiltBrushというアプリ
・必要なのはPC VR(ヘッドマウントディスプレイ)とコントローラー
・動かすには高性能PCが必要
・総額25〜30万必要

ひぇ〜こりゃ手が出ない。
けどどうにも我慢できなくやってみたいので、タダで体験できるとこないの?と思い色々探したら、、、

あるやん!!

本来は学生やアイデアのあるエンジニア、クリエーターの方々のためのよう。

(抜粋)施設や機材を無償でアイデアのある学生やエンジニアに提供することで、最先端技術の探索に限らず、用途開発やより実践的な技術活用を推進したい考えだ。

いやいや自分なんて大それたものでは、、、
と思う反面、
とにかく触りたい!
触ってから出るアイデアもあるじゃん!
これからエンジニアやクリエーターになるかもしれないじゃん!
と半ば強引な気持ちで、ゲスト研究員登録申請。

後日連絡がきて、あっさり登録完了。
まじか!

ということで、貪るように触った。

STARってなんだ。
謎の果物か野菜。
多分ハロウィン近かったからオレンジ色の何かを描きたかったんだろう。
ロボットと太陽はpolyから。

目も当てられないほどしょぼいのはさておき、

難しい<<<<<<<楽しい!!!

ことは確か。

やっぱりViveがほしい!

あれから何度か通って、確かめた。
巨大な投資をしてまで自分にとって価値があるのか。

1)何度も挫折した自分が、「作ること」を楽しい感じるのか
2)1〜2週間経っても熱が冷めないか
3)その他にどんなことをしたいか
4)25〜30万投資して得たいものか
5)毎日使いたいのか

1)何度も挫折した自分が、「作ること」を楽しい感じるのか

これは大事。
クリエイティブなことは、これまでことごとく挫折した僕。
もちろんVRはすごい。新しい体験。
だが「ただ新しくて楽しい」は、続かない。
それ通して「作るってことが楽しい」かどうか。

2)1〜2週間経っても熱が冷めないか

1~2週間経てば、その熱気が一瞬のものなのか、深く心の底から湧き出るものかわかることが多い。

3)その他にどんなことをしたいか

描くことだけに投資をするのは高すぎる。
それ以外にどんな可能性があって、どう広がっていくのか。
モデリング、アニメーション制作、配信、コミュニケーション。
絵だけなのか、他にもいっぱいハマる可能性があるのか。

4)25〜30万投資して得たいものか

もちろん楽しいこともいっぱい。
だがそれを25~30万という数字を見たときに、色褪せるものなのか、それともまだなお心の中に処理しきれない熱として残るのか。


5)毎日使いたいのか

これは「利用」ではなく「購入、所有」するかどうかで重要な判断基準。
毎日手垢がつくまで使い倒したいのか。
YESであれば、使うためのコストはゼロに近くすべき。
つまり広尾に通うのではなく、自宅に置くべき。

ATL広尾は無料で利用できるけど、平日しか空いてない、かつ遠いのでやっぱりこれで続けるのは辛い。
週1とか隔週でなら可能だが、それ以上もっと使い倒したい。

この5点をじっくり考えてみたとき、
それでも「毎日これを使って、描いたり、モデリングしたり、それを一回挫折したけどUnityでいろいろ遊んでVRCにアップしたりしたい。それらを通して、『何かを自分の手で作る』ってことを、自分の生活の中にちゃんと確立したい
て想いが残りました。

回収が前提のクリエイティブ活動は、きっと先細る。

もちろん、普段ビジネスとかサービス価値設計とかやってるので、考えます。
そうでなくとも大きな買い物なので、それで何を(お金)得られるのか、は考えますよね。
VTuberやって広告収入とか、noteでのデータ販売とか、アセット販売とか。

でも過去やりました。ブログ。アフィリエイト。
もちろんSEOも勉強になったし、Wordpressも触ったり、記事の作成とかも勉強になりました。
けど、挫折した。

お金が目的だと、やっぱりどこかで息切れする。
そんな経験があったからこそ、今度は「投資回収とか抜きにして、そもそも『描く、作ることが楽しい』って気持ちを感じるか」
これを大事にしました。

だから最終的には、投資回収できるか、より、とにかく身体が猛烈にそれを欲し続けるか、ということ。

んで、ドスパラ行って買いました。
配送も待てなくて、両手に高性能PCとViveを持ってヒーコラ言いながら持って帰りましたw

以上です。
次はViveを購入するまでに具体的に考えたことをまとめていきます。

それではまた!

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