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あたらしいものを古い言葉で伝えてたら広がる世界も広がらないんじゃないの?

テーブルトークRPGなんて言葉は、日本にしかありません。
英語圏なら"Narrative話術"か"Tabletop卓上"でしょうね。
テレビゲームと区別するために生まれた言葉なのは同じ。

ところで「Xpraize」って、ご存知でしょうか?
まあ、まだ世に出たばかりの遊び方ゲームなので..なんて私も実際に触ったわけじゃないどころか知ったばかりで「残念だなぁ」と思いまして。
まだまだベータ版らしいとは言え、その紹介が。

ちょっと話を戻しますが、そもそもテーブルトークRPGをご存知という方のほうが圧倒的に少ないと思うんです。
私と同じくらいの、”ロードス島戦記”世代は知ってるかも?
どちらにしてもニッチどころか極少数派。
ぜんぜんカジュアルじゃない、想像するに気持ち悪そうな遊びプレイ

だって「テーブルでトークしながら役割ロール演じるプレイするゲーム」て。
遠慮なく言わせてもらえば、気持ち悪い絵面しか思い浮かびませんよね。

ただ、これって見えてしまうからこその気持ち悪さ。
なら見えないって、ものすごく画期的な気がするんです。
いちばんネガティブな要素がなくせちゃうって、知らないひとへ広めるには抜群じゃないかと思ったんです。が、それを”気持ち悪いほうの紹介から”で書き出すって..もう大失敗じゃないですか?

「Xpraize」って、たぶん既存のTRPGプレイヤーには受けない。
この紹介でウリとされているところがネックなら、そもそもやってない。
せめて”VRChatでのロールプレイを楽しむ動き”から書き出して、あたらしいRPGの遊び方としたほうがよかったんじゃないの、とか。

もちろんゲームメイカーのほうも同じ書き方で「いいんじゃないの?」とも思いますが、これってVRで本気の”ごっこ遊び”しようって新しいスタイルの提案でもあるのに、説明が古くてどうするんだって思っちゃいまして。
もったいない、本当にもったいない。

この先に、もしかしたらアインクラッドがあるかもしれないのにね。