見出し画像

【パニシング:グレイレイヴン】に現れたシスコンまろまゆ箱入り娘について

アップデートで本編シナリオが更新される‎ことが多いです。
と、それって当たり前じゃないの? なんて言われてしまいそうですが。

イベント期間中は新章をプレイできてしまう、というのは斬新かも。
まだ途中でも、すっ飛ばして新章だけ進められるわけなんですが、つまりはストーリーがつながらないままシナリオを読まされることになります。
これからプレイしてみようって方は手を出さないほうが..

これまでを知っていれば、なかなか毛色の違うアプローチというのもあって読ませるシナリオになってます。
たとえば「空中庭園で造られたものではない、謎の構造体」とかね。
存在しないはずのものが登場する、と書けば伝わるでしょうか。
イベントの主役アイコンでもあるキャラクターが、まさにそれなんですけれども。
なんか気に入っちゃったんですよね、まろ眉だから?

微課金・無課金で楽しむコツは、イベントガチャに期待しないこと。

たとえばイベントガチャでは「Sクラス排出時の出現確率100%」なんて謳い文句に期待したくなるものの、そもそもSクラスの排出率が0.5~1.5%です。
まあ、言うまでもなく札束でひっ叩くしかない期待値。
ソシャゲのガチャなんて、そんなもん。

とはいえ欲しくなっちゃうわけで。
イベント期間中に稼げるポイントを貯めることで、交換できちゃったり。

これはイベントキャラに限らず「キャラの欠片を集めると手に入る」という微課金・無課金への救済措置というところでしょうか。
とくにイベント期間中は、特定の欠片が大盤振る舞いされたりします。

チラ見え、まろ眉

イベントのポイントで特殊塗装別カラーも手に入れてみたり。

どうやら規律に厳格ってな設定から警官POLICE風。
ネタバレになりますが、後ろにいる甲冑みたいなのがおねいさん。
こちらも特殊塗装別カラーになります。

--

イベントで追加された新章は「潰えぬ燎火」というタイトルでした。
さらっと意訳すれば”消えないかがり火”ってとこでしょうか。
キービジュアルが焚火だったりするのも、そういうところからでしょうね。
まろ眉ちゃんの箱入りっぷりが上手いことエッセンスになっていて、重めなシナリオなんですが中だるみもなく読めるストーリーでした。

ちょっとネタバレになりますが、チラホラと本編シナリオに名前が出ていた黒野ヒサカワが思っていたより三下っぽくて拍子抜けしたくらいかな。
とくに『パニシング:グレイレイヴン』で設定のキモにもなってる”意識海”の融合なんてあたり、好きなひとは好きでしょうね。

わりと重厚っぽいシナリオも本作の魅力のひとつ。
ハヤカワ文庫みたいな、どっしり系のSFが好きならハマると思います。
じつは黙示録の後ポストアポカリプスと見せかけて、世界線ものだったりするし。
並列世界とは違うんよ、と言えちゃうタイプなら間違いなく気に入るはず。
..といっても中盤あたりまではストレートな展開なので、逆を言えば冒頭からツラいと思っちゃうようなら続けるのは厳しいかも。
まあ、そのへんはSFがアレルゲンかどうかってのもあるか。

今回のイベント期間は3月28日まで。
このタイミングでプレイしてみるのも宜しいんじゃないでしょうか。