そんなわけで５か月ぶりくらいに『勝利の女神：NIKKE』です。
１周年イベント、思ったよりも控え目でした。
もっと大盤振る舞いするかと思いきや、そうでもなかった。
選択自由のSSR交換チケットくらい配るかと思ったんですけどね。
あれ後にも先にも一度きり、なのかな？

周年イベントからはじめた方には配布だけでSSRが完凸できるって悪くないと思うんですけれど..もう１年ずっとプレイしてる指揮官プレイヤーには今さら感。
言っちゃえば今回の周年は、イベントストーリーに尽きましたね。

こういうの好きなひとは好きだと思うんですけど、対シンデレラ戦でレッドフードが駆けつけるあたりからは、なんかもう紅蓮すぎて螺巌。
これ、ぜったい運営に好きなひといるよね。
小ネタでも散りばめられていたりで間違いないと思う。

さておき周年イベントからの指揮官には何のこっちゃだと思うんだけれど、本編を進めていれば分かるので、がんばってほしいところ。

ここ覚えておくと、後々で「おぉ⁉」てなるだろうと思います。
チュートリアルは終わってるはずなので、この量産型ニケの名前には見覚えあると思うんですが、それだけじゃないので覚えておいて欲しいですね。

手っ取り早く、ちょっと前後だけ知りたいって方は手前ミソですが..

ちょうどChap.13で本編ストーリーが一段落するんです。が、そこで新たなナゾとして出てくるのが初期メンバーである「ラピ」が秘めている何か。
その何かにかかわるのが、この周年イベントで主役にもなっている「レッドフード」なんですね。

たとえば本来ならニケに備わっているはずの頸木がなかったり、いろいろと明かされていく中でのトドメというか。
どうやら違っている理由は、このレッドフードという何かが。
後々それはどうやら伝説のニケの名前らしいぞ、というのがわかってきて。
その前提ありきでの、この周年イベントなわけです。

指揮官が大ピンチの状況で、彼女ラピが解放する最大戦力モードみたいなやつ。
これ、システム上で「コードネーム：レッドフード」とされてまして。
高出力すぎてなのか髪は燃え、投げたものを音速で飛ばせるほど。
そんなわけで「はいはい、正体は伝説のニケレッドフードなんでしょ」と思わせるだけの伏線たっぷりだったんですね。と、そこに今回のオチなわけです。
まさかの別人？ と思っちゃったの私だけじゃないのでは。

システム上で「コードネーム：レッドフード」を起動させると、同じく見てとれるのが「A wolf has to die at the bottom of the well.」の文字。
イベントシナリオで、さんざんレッドフードが口にしていたセリフです。

このモードを彼女ラピは”シークレットボディ”と呼んでいて、このシークレットボディは「いつも同じ言葉」を語るんだとも。
それが、レッドフードが侵食されていたことに関係しているのか。

アークを破壊せよ

あるいは半周年で明かされたゴッデス部隊の過去のように、受けた仕打ちにアーク憎しと発露しているのか。
そのあたりは、つぎの周年イベントなのかな？

楽しみっちゃ楽しみ。
で、やはり本作についてはチチ揺れシリ見せゲームで甘んじるのは惜しいと思わせるストーリーの厚さが魅力だってのを知ってほしいですね。

できれば新規の指揮官には、Chap.13までがんばってほしい。
テキストも、ちゃんと読み飛ばさずに。
それだけの面白さが本作のシナリオにはあるので。

画面遷移だけがね、ちょっともったいないんだけれども。
そのほか文句のつけどころない秀作なので！