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アドテック東京スポンサーから見るマーケ企業の変遷と栄枯盛衰

はじまってますね~~広告業界の祭りといわれるアドテック。

去年までは出展側で参加してたものの、今年は特に参加予定も無かったので「そんな時期か~」くらいに思ってた今朝、 @milnii_san さんのこんなツイートが。

たしかに、アドテックのスポンサード企業を振り返れば、マーケ関連企業の市場トレンドや栄枯盛衰がわかるんじゃないか・・・?
まあ今年はいけないしせめて調査くらい、と「過去のスポンサード企業を振り返ってみよう!」と思い立ってみました。

そもそもアドテックとは

アドテックは世界の主要都市で開催されるマーケティング・カンファレンス。ひらたく言えば広告関連の企業やマーケターによるお祭り・文化祭みたいなものです。
これに参加・出展して自社サービスの売り込みをしたり業界内に存在感を示したりするわけですね。東京は今年で10回目みたいです。

ちなみにそれこそ10年前のアドテック東京のスポンサードから振り返りたかったんですが、公式サイトに残ってたデータが2015~なので今回は直近4年です。
(2014年以前のデータ探しても見つからなかったのでわかる人いたら教えてください・・・)

2015年 ~わりと堅め?UBERあらわる~

ではまずは2015年のアドテック東京のスポンサー・パートナー企業。

メインのスポンサーはYahoo!JAPAN。ほかには大手の代理店と外資系アドテク系の企業がメインみたいな感じでしょうか。わりと堅めというか、無難な感じな印象。

目をひいたのはパートナー企業で入っているUBERでしょうか。
たしかにUBERは2014~2015年あたりから一気に国内でも存在感を出し始めた時期だったと思います。

2016年 ~MERYの勢いとInstagramの席巻~

おつぎは2016年。

この年はなんといってもトップスポンサーだったMERYでしょう。会場もMERY一色といっても過言ではないくらいのインパクトがあったのを覚えています。
この後にWELQ騒動を経てリスタートしたMERYですが、やはりこの当時はゴリゴリの攻め気で”勢い”があったな~としみじみ・・・

facebookもロゴにインスタが入ったりと、まさにInstagramがマーケ界隈を席巻した年という感じですね。
あと中国のTencentがいるのもなんとなく今後の流れにつながる萌芽な気します。

2017年 ~AI・ビッグデータ時代の突入~

こちらが2017年。

トップスポンサーはスマートニュース。
そしてあまり僕自身が明るい領域ではなくて社名をみてもピンとこなかったのですが、各社調べてみると「AI」「人口知能」「ビッグデータ」というワードが頻出してきます。

たしかに世間的にもディープラーニングのワードが流行ったりした時期で、広告だとアドテクで人口知能のアプローチを押し出したサービスが増えてました。
まさにAI技術への認識が一般化し始めたのがこの時期なのかなと。

2018年 ~"勢い"のある企業とサービス~

さてこちらが今年。

@milnii_san さんも言っていたとおり、やはり目に入ってしまうのはONE.MEDIAとTik Tokです。

なんとなく思うところなのですが、SNSにおける企業・サービスの注目度がショー化してそのまま市場での存在感に繋がっている気がします。
もちろん、MERYしかり過去もそうなのですが、今はより顕著になっているというか。

ONE.MEDIA明石ガクトさん、幻冬舎箕輪さん、ムーンショット菅原さん、ヤッホー井手さん、バンク光本のセッションなんかはまさにショーとしても見ごたえのありそうなメンツだなと思ってしまいました。

Tik Tokも大量の広告投下とユーザーの急拡大・しかも中国発サービス。嫌でも目がいってしまう正体不明感と目の離せなさがあります。


さて、こんな感じで過去のスポンサード企業並べてみましたが、もっと分野に詳しい人がみればより面白い見解や歴史が出てくるような気がします。

ご意見や捕捉ありましたら是非にと思いますm(__)m
来年はいけるといいな…

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