取引を始めた当初全く何も分からない状況から如何にして今現在に至ったか思い返してみる。

20年くらい前までは何とかパチンコ・パチスロで勝つことを学び実践して実際勝っていたという下地があったとはいえ、全くのジャンルの異なる『株取引』の世界でどうやってそれなりに勝てるようになっていったのかを少し考察してみたいと思う。

『株取引』を始めた頃は当然ながら右も左も全く何も分からなかった
(制度や規則、罰則、取引ルールなど)が、そこからどういう風な道を辿って今現在に至ってきたかというと、

理由として短期間(短時間)で『大量の失敗を経験できた』ことが大きかったと思う。その『大量の失敗』から学び、即フィードバック→修正→実践を高速ループしてきたからだと思う。

もう昔の話になるけど、20年くらい前に一時期パチンコで『スキップ機』というマイナーなジャンルの台があったんだ。どんな内容かというと、ごく一般的なフィーバー台なのだが盤面右側に小さな『ミラー』のような部分があってそこに手をかざすと通常デジタルが1回転するのに7~10秒要していたものが即止まり(2秒くらい)させることができたんだ。それによって急激に時間効率が高まり、『スキップ機』が普通のフィーバー台と全く同じ釘調整だとしても、時間当たり1,5~2倍デジタルの回数を回せるようになる分大当たり回数も多くなり、期待収支も比例して大きくなるという仕組みだったんだ。

そういった仕組みを知り経験していく中でやがて『時間効率』という概念を強く意識し始めるきっかけになっていったんだと思う。

話は戻るがその『時間効率』が株取引は特に優れているのでは?と考えを巡らせて辿り着いたとも言えるかもしれない。

他の業種(詳しくは知らないが)だと、恐らく選んだ選択肢が「正しかった」か「間違った」かの結果が出るまで長い時間を要してしまうと思う。

その点『株取引』でタイムスパンが短くなればなるほど結果が出るのが早い(数十秒から数分)ので他では時間のかかる結果サンプルが短期間に大量に得れるということなんだ。

問題はその大量に集めた結果サンプルから如何にして自身に有用な部分と不要な部分を抽出、自己へアップデートが出来ていけるのかが上達の鍵になるんだと思う。

もちろん直ぐには結果は出ないだろうし、続けていっても暫くは全く成長を感じることができないかも知れない。だけど本当に粘り強く続けていけば徐々に『数字』に変化が現れてくると思う。『数字』は嘘をつかない。

即フィードバック→修正→実践を高速で繰り返すということは、犯した過ちを短期間で修正して二度と繰り返さないように自身を厳しく律することでしか正しいループにならないと思うので(そうしないと単なるルーティンワークで同じ事の繰り返しのループに陥ってしまう)、そこで自分の弱い心とも真剣に向き合っていかなければいけない。

株式市場では大衆が今後も同じ過ちを繰り返し続けるという前提で成り立っている、と昔読んだ本に書いてあったんだがそれだけ人間が同じ過ちを二度と繰り返さないようにするということが非常に困難なことなのだと言えるのかもしれない。

だけどオレは変われると信じている。何故ならオレ自身が学校へも行かず無策に十代を過ごしてきた超周回遅れでどうしようもなかった野郎でも変われたのだから。。




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