【人間関係】自分ばっかり損していると思う方へ

自己中心性バイアスという言葉を知っているでしょうか?

自己中心性バイアス:過去を自分の都合が良いように解釈する傾向

聞いたことがない人は、「自分ばっかり仕事している。」「なんで、自分の負担が多いんだろう」と思ったことはないでしょうか?その理由になるかもしれない傾向です!

自己中心性バイアス

ここで言う、自己中心とは、自己中という意味ではなく、自分視点という意味です。「相手の感情や、やっていたことなど知らない情報」を考慮しない・できないため自分の知っている情報のみで判断してしまうということです。

有名な実験で、夫婦に家事の割合を100%で割り振ってもらったとき、ほとんどの家事が100%を超えていました。これは、お互いにやっている量が事実より多いと認識しているためです。

例えば、皿洗いにしても、以下のように対応していたとき、括弧内は相手は知らないかもしれません。母はほとんどが自分がやっていると思っていますが、しかし、父は半分は自分がやっていると思っています。※あくまで例なので、%とかは数値は適当です

母:食器を洗う40%、(食器を片付ける20%)、(シンクを洗う20%):80%は自分がしていると思ってる
父:食器を下げる20%、(水につける10%)、食器の水気を取る20%:50%は自分がしていると思っている

こうなると、母は自分の方がより貢献度が高いと思ってしまいます。しかし、父に言っても、俺も結構やってるしとなります。これは、お互いに相手の見えてない部分を考慮していないためになります。

これは、仕事でも同じで、一緒にやっている相手の仕事を書くと、事実より相手の仕事を少なく書き出します。すると、当然、自分の方がより貢献度が高いと思ってしまいます。

では、自己中心性バイアスを防ぐ方法を紹介します。

①無意識を意識する

自己中心性バイアスは無意識下で行われます。そのため、自分は貢献度を高いと思っている、相手の仕事量を少なく見積もっていると意識する必要があります。

また、年齢が若いほどこの傾向が強くなるそうです。幼児は世界の中心が自分と思っていますし、小学校でも、そういう友達はいたと思います。ただし、大人になってもこの傾向がなくなるわけではないので、意識する必要があります。

②自分の貢献度を可視化する

相手の貢献が分からないように、自分の貢献度も周りには伝わりません。そのため、「何をしているか、どれぐらいの結果を出しているか」を周りに発信する必要があります。必要以上に発信する必要はありませんが、何もしてないと思われるよりは主張が強いほうがよいかもしれません。

ただし、①を意識していないと、自分の貢献度をそもそも高く見積もっているので、気をつける必要があります。

まとめ

無意識のうちに、自分の貢献度を高く、周りの貢献度を低く見積もっている

無意識を意識することで、様々なことを解決できる

今回は、自己中心性バイアスのみに話を絞りましたが、人間の8割以上の行動は無意識と言われているので、無意識を意識することで大きく生活は変わると思います。

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