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人気があるということ

皆さん、「さわやか」っていうお店を知ってますか? 静岡県を中心に多店舗展開されているハンバーグ屋さんです。

このお店、めちゃくちゃ行列ができるお店として有名なんだそうです。特に御殿場アウトレットにあるお店がやばいらしく、休日だと「500分待ち」みたいなことがあるらしい。

500分だよ、500分!! 50分じゃなくて500分!!

僕はハンバーグが大好き。たまたま浜松に行く機会があったから、遂に「さわやか」デビューを果たしてやりました!

ランチのど真ん中の時間を避けて行ってみたものの、入口で店員のお姉さんに宣告されたのは「120分待ち」…。

120分待てと言われたら、普通は心が折れるよね? でもさわやかファンはそんなことでは心は折れません。みんな、平然とした顔で受け入れてます。

仕方がないので120分間てきとーに時間を潰し、ようやく店内へGO。

「どれだけすごい店なんだろう?!?」 期待感は高まるばかりです。だってこんなに行列ができる店なんだよ。きっと全てにおいて規格外な店なんだろうなぁという思いを抱き、テーブルにつきます。

結論から言ってしまうと、雰囲気は通常のファミレスと同じだし、店作りもそこまでのこだわりは感じません(さわやかさん、すみません…)。

でもハンバーグは確かにうまい。めっっっっちゃうまい。肉肉しい系のハンバーグです。肉汁もハンパない。ファミリーやカップルで溢れかえる店内を眺めてみると、食べてる人の顔はみんな笑顔です。

「さわやか」には奇をてらった演出はないし、接客が圧倒的に優れてるわけでもない(さわやかさん、もう1回謝ります…)。

つまり僕が何が言いたいのかというと、結局は「お客さんが求めることを真面目に真剣に」ってことなんです。それがこの圧倒的な“人気”につながってるんです。当たり前のことだけど、改めて気付かされました。

徹底的な「ユーザー視点」なんですよね。ユーザー(今回でいうと、さわやかでハンバーグを食べたいと思ってる人)が求めてるのは、「おいしいハンバーグをリーズナブルな価格で食べたい」なんです。さわやかはそのユーザーの声に、愚直に答えてるだけなんです。

「文具女子博」も「ユーザー(お客さん)は結局何を求めて来てくれるのか?」を意識するようにしています。「文具女子博」の場内装飾をご覧になったら、「案外地味だなぁ…」という印象を持たれるかもしれません。でも僕はそう思われても構わないと思ってます。だって「文具女子博」に来てくれるお客さんはみんな、新しい文具に出会いたいはずだから。

今日は「ユーザー視点」のお話しでした。

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