見出し画像

自分の足で自分の人生を歩んでいく|ラテン文化に影響を受けて息がしやすくなったすみれさん

私は現在、"旅で世界を、もっと素敵に”をビジョンに掲げる株式会社TABIPPOが運営するトラベルクリエイターコース「POOLO JOB」に参加しています。

今回はそこで出会った大岩すみれさんに、「なぜPOOLO JOBに参加したのか?」と「理想のライフスタイル」についてインタビューをしました。

プロフィール

大岩すみれさん
・1997年生まれ、岐阜県出身、東京都在住。
・現在の渡航歴は、大学時代のスペイン留学をはじめとし16カ国。
・大学卒業後はITベンチャーでカスタマーサクセスを1年半経験後、フリーランスに転身。
・現在はLINEマーケティングやweb3プロジェクトのコミュニティマネージャーとして活躍中。

そもそも旅が好きになったきっかけは?

らむちぃ:
まず初めにすみれさんが旅にハマったきっかけや理由についてお伺いしてもいいですか?

すみれ:
えっと、遡ること20年ぐらい前の話です。私が6歳のときに両親が離婚しているんですね。それで、母方で育っていて実家が美容院なんですけど、美容院って土日も営業しているじゃないですか。だから保育園、小学校ぐらいのときに周りの子と同じようにママと土日に遊園地や水族館に行くことがなかったんですよ。

でも、普段行けない分、たまに海外に行っていたんですよ。グアムが最初の海外です。 まぁ、あまり覚えてはないんですけど。

らむちぃ:
小さい頃から家族と海外に行っていたんですね。

美容師のお母さんのもとで育った

すみれ:
それで、 英会話教室にずっと小学生から通わせてもらってて、英語がわりと身近にある環境でした。
中学のときにはキャビンアテンダントになりたくて、航空系の高校に行こうとしたんですけど、結局、普通科に行きました。
でも、大学受験のときに、なぜか外国語学部しか視野に入ってなくて。
幼い頃から英語に触れているのに「これだけ勉強して喋れるようにならないの?」と思っていたので、言語を選ぶときに違う言語やろうと思って、スペイン語を選びました。

らむちぃ:
なぜスペイン語にしたんですか?

すみれ:
話している人口も多いし、国も多いし、あとは当時、好きだったサッカー選手がコロンビア人で、彼と話せるようになりたいという気持ちもありました(笑)。そんな感じで、ずっと(海外が)好きだったという背景があります。

らむちぃ:
小さい頃から海外や外国語などが身近な環境だったんですね。

すみれ:
はい。ただ、中高は部活や勉強をしていたので、 海外には全然行ってなくて。大学に入って最初に初めて1人でメキシコに1ヶ月くらい行ってたんです。それが今後、旅にハマる大きなきっかけでした。

わりと自分のことは好きだったはずなんですけど、自己肯定感がすごく低くて。大学に入って、ミスコンなどに出る圧倒的に美しい人がいるじゃないですか。そういう人とサークルで一緒になったときに明らかな待遇の差を感じて、「なんか生きにくいな 」と思ったんですよね。

学生時代は日本の同調圧力に生きにくいと感じていた

らむちぃ。:
大学生のころに「生きにくいな」と感じていたんですね。

すみれ:
振り返れば、中学生のときも友達と筆箱をおそろいにすることが流行っていたんですけど、私は基本的に人と一緒というのが嫌で、我が道を歩きたいタイプ。同調圧力が強い日本は生きにくかったんです。

それで、メキシコに行ってみたら......すごい、なんだろう、息がしやすかったんですよ。我が道を行っても「別にどうぞ」という感じで、「そんなに空気読まないの?!」と、初めは驚きました。

2ヶ月くらい日本人が全くいない環境で生活をして、ラテン文化的に触れて、
「 あ、こんなに自由に生きてもいいんだ」とすごく感じました。それからは、自由に息をしに行くために海外に行ってましたね。

ラテン文化に触れて生きやすいと感じた

らむちぃ:
めちゃくちゃわかります 。

すみれ:
日本が嫌いなわけじゃないし、むしろ好きなんですけど、(日本は)生活はしやすいけど、生きづらいなと思っていました。

それで生きやすさを求めに海外に行き始めました。ずっと海外に行ってたら、今まで気になっていた周りの目が気にならなくなって。今は日本でも全然生きやすいんですけどね。

らむちぃ。:
うん、うん。めちゃくちゃ分かりますね、その感覚。

すみれさんが旅を今も続けているのは、学生の頃に生きづらさを感じて、海外だとその生きづらさを感じることなく生きていけるようになったからなんですね。

すみれ:
はい、そうです。

全然違う文化や価値観に触れることがすごく好き。基本、選択肢がある状態が好きなんですよ。中国の文化とかインドの文化とかいろんな選択肢を知った上で、自分で決めたい。
どれだけネットで情報を得ても自分で行かないとわからんないじゃないですか。

あとはずっと海外に住みたい気持ちもあって住みたい場所を探すためにいろんな所に行ってました。

らむちぃ:
確かに自分の肌で感じてみないとわからないことも多いですもんね。

POOLO JOBに入るまで

らむちぃ:
それでは、次に会社員を辞めてフリーランスになった経緯をお伺いしてもいいですか?

すみれ:
うちは両親も祖父母も自営業なので、会社員の社会保険に入ってみたかったんです(笑)だから、いつかは「独立するだろうな」という前提で会社に入りました。

仕事は楽しかったし、好きでした。でも、これを極めた先に活かせるものはあるのかな?“大岩すみれ”という名前で仕事ができてないなぁ、と感じていました。

そこで、デザイナーとかライターとか、人と被りたくないな精神がまた出てきて(笑)。当時はLINEマーケティングをやっている人があまりいなくて、LINEマーケティングを勉強し始めました。

会社員を辞めてフリーランスに

現在のお仕事とPOOLO JOBに入った理由

らむちぃ:
会社員を辞めて今はどんなお仕事をされているのですか?

すみれ:
現在は会社員時代に副業として始めた「LINEマーケティング」を主軸に、美容サロン・パーソナルジム・歯医者・住宅メーカー・スポーツチーム・会計事務所など、幅広い領域のCRMやマーケティング支援をしてきました。

その中で、昨年地方創生系の案件を2件担当する機会があり、
「THE観光!ではない場所が知れて面白かった」
「来年もこのような企画をやってほしい」
というような声をいただくことができました。

これまで担当してきた案件もそれぞれ面白かったのですが、「旅」が中心になるような生活を大学生からしていたので、自分の仕事で旅先の人の役に立てるなら、嬉しいことだなと思い、最近では特に地方創生系の案件に興味を持ちはじめています。

らむちぃ:
LINEマーケティング×地方創生はPOOLO JOBとも相性がいいのではと思ったのですが、POOLO JOBに入った理由はなんですか?

すみれ:
ちょうど地方創生系の案件に興味を持ちはじめたころに、「POOLO JOB」の「旅を仕事の一つにしよう」というコピーを見て、仕事に活かせることがあるのではないかと思い、参加を決めました。

POOLO JOBに入ってメディアでとっかかりを作って、もっと大きいマーケットの方に入れたらいいなと考えています。なので、目標はライターで月5万円を稼ぐというよりは、そこからさらに大きな地方自治体の案件につながることを狙っています。

らむちぃ:
POOLO JOBに入った理由は、既存のLINEマーケティングというスキルと掛け合わせて地方に関わるお仕事をより大きなものに繋げていけそうだなと感じたからなんですね。

すみれ:
はい。他にも、人との出会いを求めています。私は一人旅が多いんですけど、たまには仲間と旅をしたいと思って、誘ってみるものの「お金や時間が理由で一緒に行けない」と断られることが多くて。

このコミュニティにいる人はそういうのはなさそうだなと思って。逆に巻き込んでくれるんじゃないかなって。世界中どこでもあつまれる人と会えそうだったので、POOLO JOBに入りました。

メキシコを1人旅するすみれさん

らむちぃ:
どこでも働けるスキルを得たとしても、それを一緒に共有できる人がいないと結局寂しかったりしますよね。

すみれさんにとって理想の生活は?

らむちぃ:
すみれさんはPOOLO JOB卒業後、どんな活動の幅を広げていき、どんな風に過ごしていきたいですか?

すみれ:
1、2年以内の話だとお仕事をチーム化して自分は上流に入って、人にお仕事を振れるようになりたいです。

らむちぃ:
ご自身が上流にシフトチェンジしていきたい理由はなんですか?

すみれ:
1番は時間に縛られるのが嫌なんですよね。あと、稼げる限度額もあると思うので。

知識や経験に投資したいし、お金を理由に選択肢を減らしたくないんですよね。お金の余裕は心の余裕だと思っていて、人に優しくあるために自分を満たしておきたいです。

他に頑張りたいことでいうと、web3のコミュニティーマネージャーをやっていて。、コミュマネってこれからキーワードになってくるなと感じているので、コミュマネに関してもここ1、2年で実績を作りたいと思っています。

らむちぃ。:
すみれさんはなぜコミュニティやコミュマネが重要だと思いますか?コミュマネとしての活動を広げてどんな世界を実現したいですか?

すみれ:
らむちぃさんが「「誰かにきっかけを与えたい」と話されていたことに近いんですけど、自分は「自分の人生を自分で歩んでる人が増えたらいいな」と思っています。

友達に「すみれって自分の人生、ちゃんと自分の足で歩んでいるところが本当にかっこいい」と言われて嬉しいんですけど、「一緒に歩もうよ」って。

らむちぃ:
あなたもできるよ、と。

すみれ:
そうなんです。

意識高いとか言われても、「自分の人生って意識高く生きないで、どうやって生きるんだよ」と思うんですよね(笑)

自分の人生意識高くなくてどうやって生きていくんだ!笑

らむちぃ:
かっこいいです。

すみれ:
コミュニティという居場所がいっぱいある方がいろんな自分に出会えるし 、自分のキャラもいろいろあるじゃないですか。

らむちぃ:
環境によって人が変わるということですね。

すみれ:
そうですね。

いろんな自分と出会えるのも面白いし、いろんな人に会えるから、自分を見つめ直すきっかけになるかなって。そのきっかけになるのがコミュニケーションだと思っていて、それを統括する立場ってかっこいいなと思うんです。

らむちぃ:
すみれさんにとって「かっこいい」はキーワードかもしれないですね。

すみれ:
あーそうですね。私、なんだかんだ人目を気にしています(笑)

らむちぃ:
すみれさんが学生時代に経験されたようにご自身も含め、生きやすい人、自分の足で自分の人生を歩める人が増えていくことに関わりながら、今後、活躍の幅を広げていくことを楽しみにしています。本日はありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?