ヤギ健太の『遊撃手はやったことがない‼️』(三番ファースト編)
ヤギ健太が思いつきで一筆書きした、
小説風の小説風ショートショート(作家ではないので、あくまで”風”の”風”)を、お届け‼️
三番バッターは、また、別のメンバーの話。
三回目は、完全に、実話ですね。
プロ野球は、
10回に3回成功すれば、
良し、
とされる世界だ。
アマチュア野球は、
もう少し、
基準が、ユルイ。
高い、ともいえる。
しかし、
高校野球であったとしても、
2回に1回、
ヒットを打てれば、
スゴイことだ。
なので、彼は、私の中で、ある意味、伝説だ。
その彼とは、中学時代から、チームメート。
でも、
もっと前から、知っている。
小学生の頃、
少年野球チームの、
地域の優勝は、
いつも、
彼の所属するチームだった。
鶴城葵、だったかな?
チームの名前からして、カッコイイ。
左投げ左打ちの彼は、
その中でも、
一際目立つように、
颯爽とプレーしていた。
でもでも、
私はもっと前から、
彼のことを、
知っていた。
同い年の男の子。
彼も同じだろう。
正子、
すなわち、
私の母と、
彼の母親は、
高校時代の同級生、だったはず。
だから、
生まれる、
そのずっと前からの、
知り合い、ともいえる。
さて、
そんな彼は、
高校入学とともに、
野球とは、
サヨナラしていた。
もう、
野球は、
やらない、、、
これは、
後から聞いた話だが、
たまたま私が、
高校一年の時、
同じクラスだったのが、
彼の高校時代を、
変えてしまった。
私の、
ある意味、伝説の彼は、
私が創ったのだ、、、
なんて、ね。
毎日毎日、
楽しそうに、
ユニフォームを着て、
毎日毎日、
グラウンドで、
先輩にシゴかれて、
毎日毎日、
昼休みに、
グラウンドの整備をして、
毎日毎日、
授業中に寝ている、
そんな私とアオバくんを見て、
彼の心に、
火が点いた‼️
ゴメンね、、、
ちなみに、
アオバくんの話は、
また、別の機会に。
ダメだ、
アオバくんのこと、
思い出すだけで、
泣けてきた。
でも、それは、また、別の話。
結局、
一学期の中間試験を待たずに、
彼は、
ユニフォームを、
着始めた。
それから、
10年程を経て、
私が、
地元で結婚パーティーをした際、
彼が、
こんなことを。
健太が、キャプテンで、良かった。
そうかな⁉️
自分勝手に、
監督の話を無視したり、
練習メニューを、
勝手に変更してたり、
してたんだけど、、、
いや、
そんなこと、
あるかも‼️
彼が、そう思ってるなら、
それで、いい。
私は、忘れない。
高校三年生の夏の大会、
彼が、
8割バッターだったこと。
私の中で、
彼は、
紛れもない、
伝説だ‼️
それでは、
【いつか、また、どこかで】
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