ヤギ健太の『遊撃手はやったことがない‼️』(一番セカンド編)
ヤギ健太が思いつきで一筆書きした、
小説風の小説風ショートショート(作家ではないので、あくまで”風”の”風”)を、お届け‼️
一番バッターは、思い入れのある、二塁手の話です。
ヤバい、なんでこんなことに‼️
どうして、こんなイカツイおじさんに、
因縁つけられて、
ビビってるんだ、、、
そうか、
自転車で、
横を通った時に、
少しだけ当たっちゃったんだな⁉️
でも、
そんな小さなことで、、、
いや、
彼には、
大きいのかもしれない。
彼の自尊心も、心の寛大さも、
今は、まだ、知らない。
そして、
何を朝ごはんに口にしたのか、
なんでこんなに臭うんだ⁉️
不思議だなぁ、なんて考えてる余裕は、ない。
今にも、殴られそうだ。
えっ、聞いてますよ。
(聴いてないし、効いてないし、ムキィーってはなってるけど)
えぇ、そうですね。
(いやいや、土曜の午前中、晴れてないのが、むしろ心地の良い、ステキな時間、なのに‼️)
ダカラッ、ドウ、オトシマエヲ、ツケテクレルンダ‼️
何語ですか、
って、
思わず、この、
遺伝子の保存に有効に活用されてない、
👄がなかったら、
オモクソ出てたな、アブナイデカ。
うーん、どうしよ。
アレッ、なんでだ⁉️
なんで、左手に、軟球が、、、
B型って、ことは、中学生が使ってるやつだ。
そうそう、私は、
小学校から野球をやっていて
(正確には、野球チームに入ったのが)、
中学でも野球、
高校からは硬式野球だった。
ちなみに、一番セカンドが、
中学の時の、お気に入り。
でも、
何だか、三年生の時は、
試合に出れてなかったな。
監督に、少し、嫌われてたのかも。
いや、実力、実力。
単純に、使えない奴だった、だけ。
なんて、昔を懐かしんで、
少し涙ぐんでる場合じゃない‼️
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おじさんは、
もはや、
外国人でもない。
宇宙人だった。
こりゃ、コワイね。
どうにもできない。
さぁ、どうする⁉️
あっ、コレ。
コレのせいに、すれば⁉️
あの、すみません。
、、、vdnbswafb?
野球、やってませんでした⁉️
、、、what?
いやっ、あの、そこで、ボール、これ拾ったんで。
、、、アァ、ナンキュウネ。
そう、そうです。B型なんで、たぶん中学生が使ってるやつです。
、、、ドレ、みせてみ。
ボールが、宇宙人だったおじさんに、渡る。
おう、おう、懐かしいな。こんなに小さかったっけ、な。
、、、
オレさぁ、昔、野球やってたんだよな。
いやー、懐かしい。
ポジション、どこだと、思う?
、、、うーん、どこだろう?
(どこでも、いいけど、何となく、大丈夫そうに、なってきた、ウシシ)
ほらっ、言ってみろよ。どこだと思う?
、、、何か、何か、ヒントを。
、、、ひんと?、ひんとか、そうだな。
はい、少しで、いいんで。
そうだなぁ。野球で、一番奥が深いポジションだなっ(ドヤ顔全開‼︎)
、、、
、、、(ドヤ顔が続く)
、、、
、、、(ほら、わかんないだろ、わかんない、だろ?みたいな、嬉しそうな、ドヤ顔)
、、、当てて、いいですか⁉️
おう、当てれるもんならな‼︎
一番セカンド、ですね、えぃ‼️
ボールが、
スムーズに、
私の手を離れ、
イカツイおじさんの顔を、
吹き飛ばした。
まるで、
センター前に抜けそうなゴロを、
スルッと捌き、
クルッと投げて、
アウトにするような、
そんな感じ、で。
たぶん、
いや、
絶対に、
そのイカツイおじさんは、
一番セカンド、じゃなかった、はず。
それを、
知ることは、
ない。
おしまい
【いつか、また、どこかで】
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