あのプロ将棋棋士を知らなかったら宮尾美也Pではなかったかもという話

忘れもしません

2015年の3月。

僕は自宅で知人の将棋をよく見る方と「将棋電王戦FINAL」を見ていました。

そもそも「将棋電王戦FINAL」ってなんぞやって話なのですが、
2010年に入り、将棋ソフトがめっちゃ強くなってきた頃で、「現役のプロ棋士と戦ってどっちが強いんだろう」という論争が巻き起こっていました。

まぁ、将棋ソフトとプロ将棋棋士の歴史は長くなるので、ご興味のある方はこの動画を御覧ください。大体まとまってます(渡辺竜王のボナンザ戦がありませんが)


そして2015年には将棋ソフトとプロ棋士のバトルである「将棋電王戦」の最後の団体戦が行われていました。

これまで行われてきた将棋電王戦では人間はかなり劣勢でした。

その中で、行われたFINAL。人間代表としては今ではトップ棋士である斎藤慎太郎先生、永瀬拓矢先生、稲葉先生などが参戦しました。

斎藤慎太郎先生が先陣を切って、ソフトに勝利するとその次の対局である
「永瀬拓矢 v selene」がすごかった。この日から自分は「プロの将棋」という世界を知るようになりました。

この将棋の対局は「永瀬拓矢先生が将棋ソフトのバグを突いて勝利」という衝撃的な勝利で、今でも最も衝撃的な将棋の勝利だと自分は思っています。
その日からこの衝撃的な勝利を収めた永瀬拓矢先生を忘れることは今日までありませんでした。

でもそこから熱心にプロ将棋を見たかといえばそれは嘘ですね。

その後にプロの将棋を見るようになるのは、2017年です。

藤井聡太先生がプロ棋士になりました。

「中学生棋士」の誕生ということで、情報としては知っていましたが、なんか知らないうちにデビューから連勝を重ね、28連勝で挑んだ竜王戦の増田先生との対局とかはめっちゃ見た記憶があります。もうあのときは完全に「藤井フィーバー」になっていましたしね。

その後、連勝は切れますが、Abemaさんが積極的に藤井先生の対局を放送してくれることもあり、結構見ており、気がついたら藤井先生のファンになっていました。

そして時が流れ、2023年10月

私が将棋に興味を持つきっかけとなった永瀬拓矢先生に勝利したのが、私が今でも将棋を好きでいるきっかけとなった藤井先生

そんな藤井先生が八冠独占という偉業を達成されました

正直、自分はレーティングとかから「いつかは」八冠独占はあるだろうなと思っていますが、こんなに早い段階での達成は予想できませんでした。

本当におめでとうございます!

そして、言いたかったのは、僕が「宮尾美也」というアイドルを好きになったのは宮尾美也が将棋が好きなアイドルということがかなり理由として大きい。

つまり永瀬先生や藤井先生を知らなかったら自分は宮尾美也という存在を知らなかったり、知っていたとしても興味を持っていなかったかもなと思います。
これは言い過ぎでもなんでもないと思っています。

正直、将棋に興味なかったら美也Pになってるだろうなって全く思いませんね。桃子とか好きになってるかもしれません。わからないけどね。

まぁ、話としてはそれだけです。

ちなみに八冠独占を決定された王座戦第四局は見ていて辛かった。最後の永瀬先生のミスがずーーーーーっとこの人たちの対局を見ているだけにしんどかった。藤井先生も辛そうでしたからね。

対局が終わったときは藤井先生の偉業よりまず永瀬先生の感じを見ていてつらい気持ちになりましたね。

ではでは。言いたいこと言えた。


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