否定されるということ

プロフィールにもあるとおり休職中。双極というか躁鬱というかうつ病というか。

母にそのことを打ち明けていなかった。単純に心配をかけたくなかったし、そんなことをまた言っているのか、甘えだ!と否定されるのも少し疲れていたからだった。
ただ言えていないこともまたストレスだった。週末に実家へ帰れば元気なフリをして適当な事をいう。そんなことにも疲れていた。だから意を決して伝えてみた。病院で言われたこと、今飲んでいる薬のこと、こんなことやあんなことがあったこと。正直現状報告で精一杯だったけれど。

だけれどかえってきたのは、医者はあなたの将来を考えてる訳ではない。昨日今日来た患者にそんな強力な睡眠薬や向精神薬を出すわけがない。だからあなたは偽薬を飲んでいるんだ。薬を飲んだということに酔って気持ちよくなって甘えているだけだ。そんなような言葉だった。

話し合えばあなたの心の中に納得感がでてよくなるからわかるまで話し合おう。そう言われ朝まで否定と押し付けの一方的な「話し合い」をされた。
たしかに自分の弱さに甘えているかもしれない。自分は弱い。甘えがある。人より劣っている。ずっとどこかでそう思って来た。だから勇気を持って自分を信じて踏み出すことができずに来た。それさえも弱いと思い自信など持てたことがなかった。
今回も同じだった。
愕然とした。なんて浅ましく自己中心的で、相手の立場に立つことや、受け入れるということをここまで知らない人に育てられてきたのかと。どんなにひどいと思っても、自分の親だからと信じて来た部分があった。でも残念だけど自分の為になることはないと、関わるべきでないとそう思った。

あなたの飲んでいる薬は偽薬で、飲んだことで気が休まっているだけ。だから飲んでいるうちは一生そのまま。
この二ヶ月を掃いて捨てるかのような言葉だった。そこに共感も受容も温かみも無い。そんなこと壊れてしまった人間に言って何になるんだろう。もうぐちゃぐちゃになってしまった。
もう知らないよ。あなたがしてることにあなた自身が気付くまで。

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