はじめましてカイクウです。今回から大人気トレーディングカードゲームマジック：ザ・ギャザリングの記事を書こうかと思います。さて今回はMTGOで5-0したのでその結果を参考に記事を書いてみたいと思う。ちなみに私はエルドラージストンピィはよく回すが、ポストはあまり回さないのになぜか5-0しちゃった人であると注記しておく。つまりエルポスは上振れすると強いよと。

1.デッキリスト

　よくあるリストですね。先にお伝えするとこちらのリストのほとんどパクリです。ですのでエルドラージについて話しつつ子のデッキをパクった経緯を話します。自分はメチャクチャ話したいけどそこまで大したことを言っていないかつ最後にまとめるため、もし見たい方は続きを読んでください。
　まずエルドラージですが私の中では〈虚空の杯〉や〈アメジストのトゲ〉、〈難題の予見者〉を使用して相手を妨害して自分の土俵に持ち込むデッキだと思います。エルドラージストンピィではマナコストが6以上では限り、1対1交換をすることがあまりない（遊戯王で言うアドを稼げない）ため、相手がグダグダしている間に押し切るアグロで、ポストはマナコストが重い分アドを稼ぐ戦術に持ち込んでいきます。土地基盤では、ストンピィでは序盤にマナが出やすいよう〈猿人の指導霊〉や〈裏切り者の都〉を採用することにより、1ターン目に2マナ、2ターン目に4マナが出やすい構築となっていて、〈虚空の杯〉のX=1や〈アメジストのトゲ〉がポストより強力に扱うことができます。一方ポストでは全体的にマナコストが重いため、多くのマナが出る〈厳かなモノリス〉、〈雲上の座〉等の座を採用しています。そのため、ストンピィより1ターン目に2マナが出にくく、相手への妨害がストンピィより遅いが、スローゲームに持ち込む以上早めに妨害をしてゲームを長引かせなければいけないという矛盾が生じます。また、MTGO環境ではコンボ魔境時代のため妨害が遅くなるのは致命的な欠陥だと感じています。
　しかしポストは1ターン目に2マナが出にくくても2ターン目に3マナを出すことは難しくないデッキだと思います。（2ターン目モノリス、〈雲上の座〉から〈微光地〉）そのため序盤の拘束力を上げるため、妨害で拘束力の強い〈虚空の杯〉だけでなく、〈三なる宝球〉を採用しました。また、序盤を無理やり動かせるよう〈裏切り者の都〉も採用することとしました。
　その後リストを探してみたらよさそうなリストがあったため使ってみました。時代の先取りの天才かよMr.Mengucci。

　　飛ばしましたか？要するに
・ポストでは〈虚空の杯〉がうまく扱えない
・ストンピィより序盤を拘束する必要がある。
・拘束力向上のため〈三なる宝球〉の採用
・最悪序盤にマナを伸ばすため〈裏切り者の都〉の採用
・Mr.Mengucciが板
ということです。

2.細かいカードの採用不採用

〈三なる宝球〉、〈裏切り者の都〉
　1.で述べた通り、〈三なる宝球〉は被るとつらいため、コンボが減ったら2枚にしてもいいと思う。〈裏切り者の都〉はあまり被りたくないし3枚以上被ったら多分勝てないため2枚。
〈荒地〉
　〈基本に帰れ〉へのちょっとした抵抗（3ターン目じゃなければ〈忘却蒔き〉で拾った基本土地や〈ヴェズーヴァ〉でなんとかなると予想）、〈血染めの月〉へのちょっとした抵抗（〈厳かなモノリス〉がなんとかしてくれる）
〈ヨーグモスの墓、アーボーグ〉
　〈ウギンの目〉や〈古の墳墓〉、〈忘却蒔き〉でパクったフェッチランドから黒マナが出るのは強いが伝説の土地が被ったら〈わめき騒ぐマンドリル〉になれる自信があるため1枚。
〈ウルザの後継、カーン〉
　アーティファクトが増えたため、フィニッシャーとしても強そうだったため。他も強い。
〈精霊龍、ウギン〉
　元のリストリスペクト、リセット手段兼フィニッシャーが欲しかった。
〈解放された者、カーン〉
　重いカードは盤面整地できるカードがライフ回復できるカードが欲しかったため、1マナ重い〈精霊龍、ウギン〉や、1マナ以上軽い〈ワームとぐろエンジン〉や〈殴打頭蓋〉を採用するよとなった。
〈殴打頭蓋〉、〈ワームとぐろエンジン〉
　デルバーに当たらないと祈った。
〈歪める嘆き〉
　元のリストリスペクト、フェニックス系にはサイドプラン含めて結構刺さるため評価が上がった。
〈罠の橋〉〈カラカス〉
　最近のエルポスのリストより戦闘以外でダメージを与えるカード（〈終末を招くもの〉、〈歩行バリスタ〉）が少ないため。スニショに当たらないと祈った。そもそも〈罠の橋〉で閉じこもって20点本体火力打つ前に〈残響する真実〉等で何とかされるだろうから好きではない。だったら〈転倒の磁石〉で遅延している間に殴ったほうが現実的だと思っている。〈カラカス〉は〈絶え間ない飢餓、ウラモグ〉を使いまわせるので悪くないけど今回は序盤に制圧するコンセプトのためお休み。

3.実践結果

1戦目　ローム　先手　相手の時間切れ
　しょっぱなからこれ、つまり実質4-0しかしていないという。1戦目は相手がボブキープでごり押しできる手札だったため、多分勝ってた。
2戦目　奇跡　先手　〇〇
　〈精神を刻む者、ジェイス〉を魔術遠眼鏡で封じて、〈絶え間ない飢餓、ウラモグ〉を叩きつける簡単な作業。
　サイドは〈三なる宝球〉、〈スランの発電機〉、〈歩行バリスタ〉×2を抜き、〈漸増爆弾〉×3、〈魔術遠眼鏡〉を入れました。
3戦目　ANT　後手　〇〇
　1本目は〈虚空の杯〉、2本目は〈アメジストのトゲ〉が1ターン目に出せてそれを対処できず勝ち。
　サイドは〈スランの発電機〉×2、〈歩行バリスタ〉×2、〈忘却蒔き〉×3、〈絶え間ない飢餓、ウラモグ〉×2、〈精霊龍、ウギン〉×2、〈全てを塵〉×2を抜き、〈歪める嘆き〉と〈漸増爆弾〉以外を入れました。
4戦目　4ｃフェニックス　先手　×〇〇
　1本目は3ターン目に〈難題の予見者〉で妨害しつつも、4ターン目に〈氷の中の存在〉がひっくり返りつつ〈弧光のフェニックス〉が3体出て負け。2本目はお相手の手札が弱くて勝ち、3本目は妨害でがんじがらめにして勝ち。
　2本目は〈魔術遠眼鏡〉×2、〈歩行バリスタ〉×2、〈ウルザの後継、カーン〉×2、〈全てを塵〉×2、〈忘却蒔き〉×3抜いて、〈漸増爆弾〉×3、〈魔術遠眼鏡〉以外を入れました。3本目は〈ウルザの後継、カーン〉×2の代わりに〈スランの発電機〉×2を抜きました。
5戦目　奇跡　先手　〇〇
　2戦目と同様

4.最後に

　なんやかんやで5-0してしまった感ある内容になってしまいました。これからはこれよりかは薄い内容で記事を書く予定ですのでまた5-0したらよろしくお願いします。