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【casestudy⑤】Wantedly

こんばんは。今日こそは気合いれて、資料やスライドをバチバチに作りこもうと思っていたら、この時間笑
今度も粗めの内容になりますがご容赦を。

今回は、現職に転職する際にお世話になったWantedlyで

もし、マーケターなら?を実践しました。

Wantedlyは、求人情報webサイトです。しかし、形式はビジネスSNS形式であり、その他の求人サービスとはかなりサービスが差別化されているものになります。

個人的には新しい学生の味方になるサービスだと思っています。

Wantedlyの特徴

❶面接でなく会社訪問アプリ
私も活用したことがありますが、

・面接ではなく最初は面談
・給与、待遇面の記載はNG。会社のビジョンでマッチング

上記が大きな特徴でした。
実際使ってみると職種の募集はありますが、給与や待遇面の記載は
一切ありません。最初の面談は履歴書いらずで色々と会社のことを教えてくれる時間になります。そこで一通り担当者と話した後、面接を受けるか受けないかこちらで判断するといった流れになります。
企業から興味のある学生や社会人にアプローチできますし、
社会人や学生も興味のある企業に話を聞きに行くことができるアプリで、
まだ、転職するには早いが、ゆくゆくは受けてみたい
といった会社への情報収集等に非常に活用できます。

❷若年層・IT企業が多い
事業内容や、働きがいなどを重視したマッチングがメインになるので、
ベンチャー企業、そして若年層が多い印象です。
下記決算資料の内容になります。

▼利用者の年齢構成比
キャプチャ

▼利用企業の業種別構成比キャプチャ

▼個人・企業の利用者数推移キャプチャ

上記の利用者の年齢構成比と業種構成比から言えることは
web・ITベンチャーに強みがあり、利用者は若年層が多い
というように解釈します。

また、日本の15~35歳までの就業者数は、労働力調査によると、
ざっと1800万人。
Wantedlyの利用者の50%が20~35歳と仮定すると、
個人ユーザー数240万人の半分、120万人がWantedlyの20~35歳の利用者と仮定できます。大体若年層の5%がWantedlyを活用している計算になるので、
まだまだ利用者を伸ばす余地はありそうに見えます。
特に現状はITやweb関係の登録が多いので、首都圏以外の場所はかなり開拓の余地がありそうです。

❸顧客への価値

Ⓐユーザー側のメリット
さっきも言ったように、本格的に転職活動をしていない人でも、
他の企業に話を聞きに行くことができます。
また、学生にとっては、ベンチャーのインターンシップに参加する際にも非常に使いやすいサービスになっています。

Ⓑ企業側のメリット
安い。です。
Wantedlyはサブスクリプションモデルで大体月3~5万のサービスです。
また、採用が決まっても手数料は発生しません。
通常の人材紹介会社の場合、その業者が紹介した人材に対して、
年収の20~30%が業者への手数料として発生します。
通年採用をしている会社にとっては低コストで、人材を獲得することができます。

就活ルール廃止・テレワーク化がサービス拡大の追い風に?

経団連の就活ルール廃止が決まり、現在は政府が就活ルールと類似のルールを規定している状態ですが、この部分も曖昧さは残ります。

また、最近で企業のテレワークが活発になっており、これまでインターンに積極的に参加できなかった地方大学の学生などはテレワーク推進されることにより、従来参加できなかったインターン等にも参加できるようになる可能性があります。

上記を踏まえると、企業んい直接話を聞きに行くことができるWantedlyは恩恵を受けるビジネスになると思います。

自分がマーケ担当者なら?

■学生への啓蒙活動を積極的に行う
なぜなら最初に接点を持ち、使い慣れることによって、
実際に就職し、転職活動を行う際に再びサービスを使ってもらえる可能性が高まるためです。そのため、学生へのアプローチを積極的に行います。

❶地方大学にアプローチし、学内説明会で学生にアプローチ
学内説明会でよくマイナビ、リクナビ、朝学ナビを流れのままに登録しますよね。笑 あの選択肢の中にWantedlyがあれば間違いなく使いますよね笑
ベンチャー企業の学生ならなおさらです。
私立大学を中心に、積極的にアプローチを私ならかけます。

❷今後の就活の進め方についてウェビナーでアプローチ
最近、就活の進め方についてルールや方針がころころ変わり、不安を抱えている学生は多い(と思います。)
こういった学生や、インターンを検討している学生向けにウェビナーを行います。
・今後どう就活をすすめればいいのか
・会社を選ぶ判断軸など
上記を行うことで、よりサービスの利用が促進できるはずです。

■企業向けの施策
❶ウェビナー戦略…ダイレクトオファーについて
ダイレクトオファーは現在トレンドになっています。
求職者に対してどんな文書を書けば面接希望者数が増えるのか、
みたいなセミナーを行います。

❷フェイスブックやTwitterで地方の中小企業にアプローチ
広告施策でSNS広告をうち、人で不足に悩んでいる経営者や人事担当にアプローチします。また、インターンが積極的でない(?)印象があるので、
インターン内容の企画方法のウェビナーなども効果的なのではないでしょうか?

まず利用者を増やすのであれば上記のことを施策として行います。

もうやってたら申し訳ないけど、もっとユーザー増やせる気がしてます。


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