【1】ツールの説明

はじめに


はじめまして。佳奈(けいな)です。
ある時、ガールズ&パンツァー(通称ガルパン)にハマって戦車模型をはじめました。

基本ガルパン戦車しかつくりません!

戦車模型をはじめたきっかけは、もちろんガルパンで見たカッコ良い戦車と、そして何よりみぽりんたちを形にしたいと思ったからです。


模型は同じ商品を製作しても、完成品の個性は個人で千差万別です。

例えるなら…同じ食材を使っても調理する人で味の変わるお料理だったり、同じお題で描いても描く人で表現の異なるイラストだったり…
そんな風にとても面白く楽しい趣味だと感じました。

はじめは本当にわからないことがたくさんありましたが、インターネットや書籍でHow toがたくさん溢れおり、実際にわたしはそんな情報に助けられて、これまで模型を製作することが出来ました。

ただ情報量は莫大で、少し飽和している状態かなと感じることもあり…
これも良いあれも良い、こうしないと良くない、これをしないと駄目!
そうなると迷ってしまいますよね。
わたしはそんな中で、自分に出来る限りの情報収集を行って、未熟ながらも試してきました。

そして模型歴も2年とまだ乏しく、完成品も片手に収まる程度のわたしですが、わたしのような初心者目線でも模型製作を解説していきたいと思いました。
それに少し大袈裟ですが「模型の楽しさを広めたい」「知って欲しい」とも感じました。

記事に関して わたしが製作するのは、ほぼガルパン戦車なので内容は戦車模型の解説になります。

最初は戦車模型をはじめるにあたって必要最小限のツールの説明です。
「これだけは最低必要かな」とわたしが考えるツールを集めました。
紹介する製品は基本的にはわたしが使用したことのあるものです。
もちろんわたしがここで紹介するメーカーのツール以外にも、様々な商品がありますので、色々調べてみてくださいね。

基本はデザインナイフ、接着剤、ニッパーの3種類があればOKです。


■デザインナイフ

プラスチックを切る・削るのに使用します。
100均のカッターナイフでも良いのですが、切れ味が驚くほどに違います。

 <タミヤ>モデラーズナイフ 税込1,045円
 タミヤクラフトツール モデラーズナイフ | タミヤ (tamiya.com)

カッターナイフの感覚で使うと、切れ過ぎるので注意です
逆にはじめてつかった時は、その切れ味に感動しました…!


■接着剤

プラスチックを接着するための専用の接着剤です。
わたしはリモネンタイプと呼ばれる柑橘類に含まれる成分を利用したものを愛用しています。
利点は何より環境性と香りで、接着剤特有の刺激臭が全くありません。欠点は乾燥が遅いこと、接着力が弱いことがよく挙げられますがわたしがこれまで使用してそこまでの不便さは感じませんでした。

 <タミヤ>リモネンセメント 税込352円
 
タミヤ メイクアップ材シリーズ タミヤ リモネンセメント | タミヤ (tamiya.com)

and

 <タミヤ>リモネンセメント(流し込みタイプ) 税込440円
 
タミヤ メイクアップ材シリーズ タミヤ リモネンセメント(流し込みタイプ) | タミヤ (tamiya.com)

※写真の流し込みタイプはクレオスのもの、現在 廃番です…悲しい…

【補足】流し込みタイプって?

水のようにさらさらした液体の接着剤で、粘性がありません。逆に通常タイプは、ボンドやのりのように「接着剤を塗る」というイメージです。

わたしはほとんどの制作過程で流し込みタイプを使います。プラモデルは小さな部品の集合体なので、あまりべたべたと接着剤を塗りません。
(接着面積もまんべんにハケで塗るほどもありません…)
ですので、さらさらの接着剤を少量流し込むだけで大丈夫なのです。

「それだったら流し込みタイプだけで良くない?」と思ってしまいますが、合わせ目を消したり(製作の記事で説明する作業になります)、強固に接着する場合には流し込みタイプは不利なところがあるので、通常の接着剤も揃えて、作業で使い分けたほうが良いと考えます。


■ニッパー

ランナーからパーツを切り離すのに使います。
こちらも100均の商品でも良いのですが、専用メーカーの製品は刃の細さ(パーツを切断する時の刃の入れ易さ)と切れ味が違います。プラモデルは小さな部品が多いので、是非 専用ニッパーがおすすめです!

 <ゴッドハンド>プラニッパー 税込1,320円
 プラニッパー | | ゴッドハンド公式ウェブサイト (godhandtool.com)

or 

 <ミネシマ>ベビーニッパー 税込605円
 www.mineshima.co.jp/products/nipper-and-pliers/d-1.html

刃先が細いのが特徴ですね!

ニッパーは決め兼ねて ふたつ紹介しましたが、どちらもおすすめです。
価格差もあってゴッドハンドが性能的に優れていますが、ミネシマの製品も、その価格帯では他社をまず寄せ付けない品質です。
大きさやデザインだったり予算に見合うほうをどうぞ。

まとめ

以上 合計金額で「3,157円」が戦車模型をはじめるにあたっての初期投資になります。
高いと感じるか安いと感じるかは個人差ですが、わたしは当時 新しい趣味をはじめるにあたって安いかなと感じました。

1度揃えてしまえば、そうそう壊れないので長く使える基本ツール達になります。

ちなみに、塗装に関しても記事を書く予定ですが、そこでは追加費用が発生します…趣味は続けるとなると、お金がかかかりますね泣

 

【佳奈のひとりごと】

■メーカーはどうしよう?

個人的にはタミヤ、クレオスの大手2社がおすすめです。
 ★★TAMIYA INC. 株式会社タミヤ
 
トップ | GSI クレオス Mr.HOBBY (mr-hobby.com)
入手性・コスト・品質、その総てが優れています。
どこのホビー店でも取り扱っている模型業界のトップブランドです。
 
私は使っておりませんがバンダイが販売しているツール(ニッパーやヤスリ)も良い評判を耳にします。
ニッパーで紹介したゴッドハンド、ミネシマは刃物や精密な金属工具を得意とする専用メーカーです。
 ゴッドハンド株式会社【公式サイト】 (godhandtool.com)
 
株式会社ミネシマ|プロダクトサイト (mineshima.co.jp)

もちろんハイパフォーマンスなツールを販売しているメーカーも沢山あって、実際にわたしもそういったメーカーの製品を使うこともありますが、それが必ず必要とは限りません。

まずは安価で且つ必要十分なツールを使うのが良いように感じます。
必要になったタイミングでツールは買い足していくとロスがないように思います(実体験)。


■どこで買おう?

商品を、個人の模型屋さん、ホビー店で購入してもネットショッピング(Amazonなど)で購入しても、わたしは良いと思います。個人の自由ですよね。

個人の模型屋さん、ホビー店を使用するメリットは、店長さん、店員さんは取り扱い商品のプロですので、当然ながらわたしなんかよりすごく模型に詳しく質問すると色んなことを教えてくれます(実体験)。
 
また実際の商品を見て、手に取れることも大きなメリットだと思います。
お店によっては、商品の完成品サンプルや使用例も置かれてます。
 
それに他のお客様や店員さん完成品展示などは、とても勉強になります。
他の方の実物の作例を拝見する機会は少ないので、すごく楽しいですね。
 

ネットショッピングは金額的なメリットがとても大きいですね。
 
 
ちなみにわたしは、ほとんど模型屋さんでキットやツールを購入しています。


1回めはこのへんで…
次回は早速製作に入ります。

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