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生き方見本市MIYAZAKI開催に向けて


生き方見本市の話

宮崎県日南市よりこんにちは、きょーちゃんです。

生き方見本市というイベントをご存知ですか。
存じ上げない方が多いですよね。ちょっと説明させてください。

東京から始まって全国に広がっているイベントです。
コンセプトはこちら。ホームページより引用。

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" みんなで、これからの生き方の話をしよう "
ということです。
生き方見本市とはなっていますが、
これが見本だー!!
すごいだろー!!!
って訳では当たり前になくてですね。

生き方や働き方がに限らず色んなことの選択肢が増え、正解不正解もないこの今の時代を僕らはどうやって生きていこうか?なんて話を一緒に話そうよという会です。もちろん、その問いに答えもない。
でも普段話しづらいことや、話さなかったこと、せっかくだからこの機会に話しませんか?

イベントの形式としては、ステージ毎でフェスのようにトークセッションやダイアログセッションを行います。会場によっては、展示をやったり、マルシェのような出店をしたりすることもある。
関西のタイムテーブルの一部はこんな感じです。イメージつくかしら。


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全体のホームページはこちら。
先日開催されたKANSAIのホームページが情報も多いのでぜひ見てみてください。素敵なページ。

東京から始まり、関西、愛知、福井、静岡と全国に広がりをみせるこのイベントを宮崎でもやりたいなってことで日南で開催することが決まりました。
規模もテーマも会場や、回によって変わります。それぞれの会場のホストとスタッフに委ねられる。

宮崎は宮崎らしくやりますよ!

生き方見本市MIYAZAKIの話

12月14日(土)
日南市の油津商店街で生き方見本市MIYAZAKIを開催します。
商店街内の施設をいくつか使い、みんなでこれからの生き方の話をしたいなって思ってます。

生き方見本市としての全体のコンセプトは先ほどお伝えした通り。
宮崎は、宮崎会場のコンセプトがあります。

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生き方に触れる
これまで知らなかった生き方を知る
今の時代には色々な生き方があって、正解不正解はない
人の生き方を知って自分の生き方と知る

一緒に考える
自分の生き方を考える
普段なかなか話せないけど気になっているテーマを考える
1人じゃ進まないことをその場でみんなで考える

小さくはじまる
誰かと一緒に考えたら
やりたいことや、知ってみたいことが浮かんでくるかもしれない
「はじめる」ではなく「はじまる」1日に。


何度も言うけど
見本市は凄い人の話聞いて、凄い!正解!ってイベントじゃない。


生き方や考え方に触れることで、自分がどう思ってるかに気づけたり、初めて考えたりする。1人じゃ辿り着けない考えにも、誰かと一緒にだったらいけたりする。そうやって生き方を考えた先は、もやもやが晴れてるかもしれないし、新しいもやができてるかもしれないし、もやの色が変わってるかもしれない。
「生き方見本市に参加して、こう考えたから僕は明日からこれを始めます!」
なんてことを言ってくれる人も出てくるかもしれない。それもとっても嬉しい。でも、僕は挑戦とか覚悟とかそんなたいそれたものではなくて、気合いを入れて何かを始めるのではなくて、小さくても何かがはじまる時間を過ごしてもらえたらと思ってます。
思ってます、というか、そんな1日にする。

はじまるっていうのは、必ずしも新しい行動をするってことじゃない。
今までにない考えを、参加した次の日にするのなら、それはもうはじまってる。

宮崎・日南で開催する意味

宮崎での開催は日南市の油津商店街でやります。
僕が地域おこし協力隊として活動している商店街。

日南市は人口5万人の市。
数千人、数百人の村や町があることを考えると、地方の中じゃまだ栄えている方かもしれない。スーパーも、カラオケもある。マクドナルドだってある。

それでもないものもある。
大学はないので、大学進学をしようとする人たちは一度外に出て行く。
地元にずっと残っている人も、昔からの友人たちとの繋がりはあるかもしれないが、新しい出会いなどは生まれにくい。

ない、わけではないが、新しい人や考え方に触れる機会って、都会に比べると地方の方が少ない。情報は取りに行けばインターネット上に溢れている時代とはいえ、取りにいきかたが分からない人の方が多い。

僕が大学生のときの話をさせてください。
当時、就活をしていたら宮崎の学生はほとんど就活に動き出していない時に東京の学生たちはすでに内定を取っていた。早ければいいという訳ではないが、遅いことを選択したのではなく、早く動くことを知らなかったのが現実だった。
色んな人や情報に触れる機会が少ないということは、自分の人生を考えるときの選択肢が少なくなることに繋がる。だって、見えてない道には突然吹っ飛ばされないでも限り進めないから。

その問題を解決しようと、「色んな業種で働く社会人を20人呼んで座談会をして、生き方を知ろう!」というイベントを開催する団体を大学生の時に作り、大学生向け・高校生向けに開催していた。
参加してくれた子たちの顔つきが変わって行く瞬間を今でも鮮明に覚えている。

生き方見本市というイベントは、地方にこそ必要なイベントだと思ってる。
生き方や考え方に触れるきっかけが少ない地方で、大きな価値を産む。

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油津商店街には、イベントスペースやコミュニティスペースなど開催しやすい会場が多い。商店街内の複数の会場を使うことで、商店街の中を回遊してもらえるんじゃないかと思ってます。

せっかく油津に来てもらえるんだったら、トークイベントだけじゃなくて商店街を楽しんで欲しい。そんな仕掛けを商店街の皆さんと、日南の友人たちとつくっていきたい。

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日南で開催する意味として、ある意味僕の中で最大の価値がもう一つある

生き方見本市を運営するチームをつくること。

日南市に住んでいる人を中心に生き方見本市MIYAZAKI運営チームをつくります。そりゃね、だってね、1人じゃこんなイベントできないもの。

商店街を活性化させようと、商店街を楽しむ人を増やそうとこの半年間色んなイベントをやってきた。でも、それは、今回までの入り口でしかなくて。僕がいつまでもイベントをやってても仕方ない。
日南市にいるみんなと何か一つのものをつくる。
一緒に何かに参加するよりも、一緒に何かを作る方が仲良くなれるじゃん。

終わった後に、そのチームのメンバーと、また何かやろうよって、はじまっていく。そんな未来をみながら、日南、油津で生き方見本市を開催します。
未来を描くのはあんまり得意じゃないんだけれど、たまには未来に夢みるのもいいよね。

油津商店街にきて、9ヶ月。
来ると決まった時から、住み始めた時から、昨日も、今日も、油津にいると声をかけてくれる人がたくさんいる。相談にのってくれる人も、相談してくれる人も。地域おこし協力隊だからとか関係なくて、僕はこの場所が好きで、常に恩を受けながらではあるけど、僕は僕の形で返していきたい。

生き方見本市MIYAZAKI 実行委員を募集します。

すでに何人かは声かけちゃってるんですが、日南で開催するこのイベントを一緒に作ってくれる仲間を募集します。

開催は12/14(土)
時間も短いのでチームのメンバーには色々迷惑をかけてしまったりするかもしれないけど、絶対にいい時間にします。

イベントなんてしたことない、なんてのは当たり前にOK
だって、僕も生き方見本市をやるのは初めて。分からないことだらけだから一緒に考えながらつくれたら嬉しい。

イベントの準備って、作業としては事務的な用品を揃えたり、当日の動き方考えたり、色んなとこにポスター貼って回ったり、チラシ配ったり、結構地味なことばっかりです。でも、そうやって積み重ねてみんなでつくるのはきっと楽しい。

説明会&キックオフを10/7に開催します!
10/7(月) 19:00 ~
場所は油津yotten。
説明会の後に飲み会です。
生き方見本市ってなに?ってところから説明するので、今の時点では運営として参加するかどうか分からないなーって人もぜひきちゃってください。

参加したい人は僕まで連絡ください!


実行委員じゃなくたって、関わり方は様々!
・企画から当日までを行う実行委員
・当日スタッフ
・登壇者
・展示
・出展

そして、もちろん、参加者。

どういう形でも、関わりたい!協力したい!って人いたら連絡もらえたら嬉しいです。もちろん、市内外、県外、関係ないよ!


開催に向けて、僕が考えること

ここからは完全に超個人的な僕の話です。

生き方見本市をやろうってのはすぐ決めた。
この日程を決めたのも8月の中旬。気づいたら10月の頭になってた。
正直、イベントをやる代表としてはかなり動きが遅かったです。

生き方見本市はやりたいこと

今の仕事は、宮崎に関わる仕事がしたいと前から思っていて、かつコミュニティに関する仕事がしたいと思っていた僕には、やりたいことでした。
今もやりがいを感じながら、色んなことをさせてもらっている。僕を日南に呼んでくれた日南市役所、油津応援団の皆さんには本当に感謝してます。ちゃんと恩返していかなきゃって常に思ってる。

会社として、スペース運営、ゲストハウス、イベント企画・運営、講座の設計、個人としても本屋の開業、協力隊のコミュニティづくり、旅行企画、友人の案内、登壇、などなど、たくさんのやりたいことをしてる。

つい先日まで、やらなきゃいけないことも、やりたいことも、好きなことも、何にしてもやる気が出ないような時期があった。最低限のやらなきゃいけないことや、業務としてある仕事、"予定に入っている"好きなこと、をしながら日々過ごしてた。

好きなことだったり、やりたいことやってたら、気づいたら逃げにくくなるんだなって改めて気づく。だってさ、周りからしたらさ、好きなことやってるのに何言ってるの?って言われそうじゃん。言われそうってだけで、言われないんだろうけどね。誰にだって逃げ場はある。そして、逃げていい。
そこを抜けるときって、一ついいことがあったから抜けれるって訳ではなくて、複数の出来事や考え方に触れて徐々に前に進んでた。気づいたら顔は上がってた。

人前で話したり、登壇するようなことが多いと、どうしてもいいことばっかり話しちゃうようなことあるよなって思った。だから、もっとウェットな部分や弱い部分も今回の生き方見本市では話していきたなって思っている。

「逃げる」ってことは一つのトークテーマにしたいな。

こんなこと書いちゃうと、ちょっと落ち込んでるみたいに見られるかもしれないけど、そんなことはない。めちゃくちゃ元気。生き方見本市、そしてもう一個もうすぐリリースするこれまで準備してきたもの、どちらも楽しみで仕方がない。

悩みって、なくなることはない。
就活で悩んでて、内定が出たら、卒業できるかって悩み。
仕事を始めたら、うまくいかないって悩み。うまくいき始めても、あれ、このままでいいんだっけ?っていう悩み。
状況に応じて悩みのフェーズが変わっていくだけ。
いつだって、その時に横にある悩みと向き合いながら次に出てくる悩みの方向に進んでいく。


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生き方見本市って、僕が東京から宮崎に帰る時にやりたかったこと、
帰ってきてからやってきたことのど真ん中。

外からの刺激を使って、中の人の動きを流動的にする。

地域おこしとか、まちづくりとかって、いっつもおんなじ人たちと、同じところでやってても、考えに限界があるし、広がり方が狭くて楽しくなくなっちゃうと思う。
宮崎の外で出逢った大好きなみんなが宮崎に来てくれることで、宮崎の人たちも嬉しい。来てくれた人も、絶対楽しんでもらえる。

すでに、大好きな親友や最近仲良くなった人とか初めましてした人たちとかがやってくれるって決まってて、嬉しい、楽しい。

めちゃくちゃ大変だろうな。
でも、絶対いい日になる。
いつだって、新しい何かを始めるときは、失敗するなんてことは1%も考えてなくて、ワクワクしてる。それとおんなじぐらい不安な気持ちも持ってる。蓋するけどね。


どんな話題の話が聞きたい?したい?
ここまで読んでくれる人がどれほどいるかは分からないけど教えてください!参加できない人も、こんな話できたら面白そうって教えてくださいな!

僕が個人的にしたいのはこの辺かな!
・逃げ場
・存在するだけで価値があるということ
・仕事以外に求めること
・結婚
・地方と恋愛
・休み方
・人口減少社会の楽しみ方
・家族の在り方


藤本くん、声をかけてくれてありがとう。
MIYAZAKI、いい会になるよ。

このnoteを書こうと思ったのは、運営してくれるメンバーに何を考えて生き方見本市を開催するかを伝えたいなと思ったからです。

杉本

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