見出し画像

共同養育とADRを広めるために〜二枚目の名刺プロジェクト最終報告

9月からスタートした二枚目の名刺3ヶ月プロジェクト。社会人メンバーの皆さんと「共同養育・ADRを広めるには」について週1回MTGを重ねながら、先日最終報告いただき、PJ終了となりました。

どんなことをしたか。について、概要をシェアします。先にお伝えすると3ヶ月ではありえないほどの仮説・検証を行い、これだけのことが有志で集まってくださったメンバーで実践できたことにただただ驚きです。ともに活動してくれた仲間に感謝しかありません。

■スコープ検討・仮説

共同養育とADRというワードの認知度が低い中、このワードを前出ししないアプローチによってターゲットの行動変容を起こせるのではないか。という仮説を立てました。



■アンケート実施


以下内容のアンケートを実施しました。18日間で171名もの方にご協力をえることができました。

①共同養育・ADRの言葉の認知度調査

りむすびを知らない人(109名)において
共同養育を知らない人:56.9%
ADRを知らない人:79.8%
とこの言葉自体が一般的に浸透されておらず言い換えが必要なことがわかりました。

②オンラインセミナー開催にに向けて

アンケート結果をもとに12月にオンラインセミナーを実施することにし、以下項目をアンケートしました。

・セミナータイトル調査
1位 知っておきたい子連れ離婚のノウハウ
2位 いつかその時のために…争わない離婚に向けての話し合い方
離婚に向けた方法を訴求するタイトルに票が集まりました。

・セミナー開催方法調査
質問ができる参加型のオンラインセミナー、アーカイブ配信が指示を集めました。

上記結果をふまえ、以下オンライセミナーを開催します↓ぜひご参加ください!


プレスリリースはコチラです↓



③SNSによる情報収集調査

離婚が頭をよぎる時、実際どのような手段で情報収集するかアンケートをとったところ、youtubeが最上位でした。しかしながら、りむすびへの集客はyoutubeが弱いため、あらたにショート動画を取り入れるなどyoutueを強化しました。

上記結果をふまえショート動画を投稿したところ、通常のyoutube動画(平均200再生回数)に比べ4倍以上の再生回数が!


■企業へのアプローチ

りむすびは、共同養育やADRを一般の方に認知いただくために、企業へのアプローチをしたいと兼ねてから考えていましたが、「離婚」というネガディブワードからなかなか実施にいたりませんでした。
そんななか、PJメンバーにKIRIN社員の方がいらして、KIRINの企業内大学「キリンアカデミア」で講演する機会をいただくことができました。



「離婚」ではなく、「社会課題」「起業ヒストリー・リーダーシップ論」という2つの切り口にしたことにより、多くの方に関心をお寄せいただき144名参加いただくことができました。
また、企業内大学など有志団体はスピード感があり実施にいたりやすく、起業といった新たな切り口から共同養育を広めていけるアイデアを得ることもできました。

詳細はコチラです。


■PJメンバーへのメッセージ

さいごにPJメンバーの素敵な仲間を紹介させてください。

左上:アンクルさん
今回のPJメンバーをりむすびを引き合わせて下さった二枚目の名刺運営側のアンクルさん。PJを進めるにあたり、初回にメンバーとりむすびの立ち位置を明確にしてくださったおかげで、役割が明確になり風通しよく目的に向かって協力し合えました。また、要所要所で核心をついたコメントをくださり都度軌道修正しながら進めることができました。

左上:さかきさん
MTGのファシリからスライド作りからオールマイティに秀逸でありながらも謙虚で前に出ないというまさにブレイン的存在のさかきさん。
KIRINアカデミアでの講演を具現化してくださった際にも、告知の時点で2パターンのタイトルで検証をしようとするまさに検証の鬼、いや検証の神(笑
仕事で培った経験をこのPJで活かせてサードプレイスとして楽しめたと言ってくれてすっごーーく嬉しかったです。

左中:よこまるさん
「軽やかでしなやかで凛として」←これ私のモットーなのですが、まさにその雰囲気のよこまるさん。「ソーシャルビジネスとして真面目にしなくてはーーー」といったりむすびが固執してしまっている固定観念をフワっと払拭させてくれるアドバイスをたくさんいただけました。ご多忙極まりないなかでも、共同養育を広めるには…と一般目線を常に考えていてくださりありがたかったです。FBつながらせていただいているのですが、パンつくりがお上手すぎて!パン好きすぎる私としてはパン投稿をこれからも目を光らせていただきます。

真ん中:もりばーさん
子ども支援に関わりたいとう思いでりむすびのPJにジョインくださった唯一の男性。行動力が半端なく、初回にはすでに拙著を読了くださっていて、さらには、離婚を悩んでいる男性を装い行政へ相談に行き対応を覆面パトロール!
また、リサーチ力もすごくてですね。各行政の取り組みを一覧にしてくださったり、ADR認証機関が登録されているかいけつサポートというページも組まなくチェックされたり、まさに”エビデンスの宝庫”であるもりばーさんに脱帽です。

左下:まっちゃん
このPJが始まって早々に、ご友人などにヒアリングしてくださるなど、常に相談者目線に立ってアドバイスをくださったたまっちゃん。りむすびのSNSを巡回し、ターゲットに届いていないということを真っ先に指摘してくれたのもまっちゃん。以来ハッシュタグの付け方再考することができました。あと、PJが進む中で検討材料がファジーになりそうな時には「なにをすればわからない」と発言してくれることで次回までにやることが明確化できありがたかったです。
プライベートでは私と同じくミニモニ(古 の共通項も!

右下:よっち
よっちゃんは、りむすびの共同養育アシスタントとしてすでに面会交流支援の活動をしてくれていて、かつ共同養育を実践している当事者同居親ママであることから、PJメンバーとりむすびの間という立場で時に通訳をしてくれた存在でもあります。内部にいてくれるよっちが「何を伝えたいかわからない」となると、これは本当にもう重症なわけでして…オンラインセミナーのフライヤーの文面もほとんどがよっちが修正してくれてわかりやすくなったんです。
子育てまっただなかで忙しい中、スラックでたくさんコメントくれて、いやほんと心強かったです。

右中:もっちー
りむすび理事のもっちー。私自身共同養育を広めたい思いはあるけれど、大人数をまとめてひっぱっていくというリーダーシップはないので、もっちーがいてくれたおかげで、りむすびが困っていることを明確にメンバーに伝えることができ、方向性もブレずに3ヶ月過ごすことができました。私がもっちーを頼りまくっている姿をだれよりもメンバーのみんなが見てきたと思います。いやー、ほんと二枚目の名刺PJ楽しかったね。ロスだね。。とあらためて語り合いたいですね。

と、ご紹介というか私からのあふれる思いになりました。

■さいごに

今回のPJ。りむすびにとってはありがたいことばかりでしたが、メンバーのみなさんに何を残せたのだろうか?考える機会がありました。
その答えは、メンバーおひとりおひとりが持っているものですが、きっとすでに飲み会を1回実施し、打ち上げもやろう!!!とみんなが楽しみにしてること。
一緒に取り組んだメンバーがみんなでリアルに会いたい!!!!!って思えることが答えなのかなと思ったりします。

ご縁をくださった二枚目の名刺さま、そして今回PJに関わってくださったメンバーの皆さん、本当にありがとうございました。

オンラインセミナーのお申込はコチラから↓


よろしければサポートをお願いします。いただいたサポート費用は共同養育普及に活用させていただきます!