先生をやって学べる3つのこと


ベトナムで日本語を教え始めた約1ヶ月ほどが経ちました。
先生という職業が大変なことは知っていたけど、想像以上に大変で責任感が伴う仕事だと改めて思いました。

カリキュラム作成から任せられているので、授業の作成と教えることが今の主な業務です。

日本語の先生をやり始めてから、先生という仕事で僕自身が学べることが3つありました。

1. 目標から逆算して計画を立案する力

日本語検定で合格してもらうことから逆算して月間や年間のカリキュラムを作成しています。
そのため、ただ漠然と授業のスケジュールを立てるのではなく、目標から逆算して計画を立案する力が少しずつついてきたと思っています。
そして、計画立案することは社会人になってプロジェクトをこなしていくときにも役立つだろうし、自分の予定を立てるときも将来達成したいことから逆算して計画していけると思っています。

2. 進捗を確認して修正する力

2つ目にやっていることは生徒が授業を理解できているか確認していくことです。母国語でない言語を学んでいるため、難しい授業だと思います。そのため授業中に質問をしたり、復習の小テストを行い授業の理解度を確認しています。それでもし理解度が低そうだったら、以前やった部分を補填していこうと思っています。
この力は今後リーダーなどをやった際に、チームの進捗を把握して随時計画を変更していくときに生かしていけるかなと思っています。

3. 相手の立場に立って物事を考える力

3つ目はなるべく生徒の立場に立って日本語を教えていくことを意識しています。例えば単語の説明はベトナム語を用いたり、できるだけ多くの具体例を用いて知識を定着してもらうようにしています。
この力は営業など提案する際に相手の立場で物事を進めることができるだろうし、相談相手になったときにも生かせるかなと思ってます。

他にも学べることはいろいろあると思うのですが、最近教えていて感じることは上記3つのことです。

また、以前別の先生からアドバイスをもらった際になるほどと思ったことがあります。

生徒が理解するステップは、「知る→定着→応用」があるとのことです。

知っただけでは、使えるようにならず、問題を解いて知識を定着させる必要がある。そして、自分のこととして学んだ知識を話せるようになること(これが応用)が大切らしいです。
このステップは学校だけでなく他のことにも当てはまると考えているので、知るだけでなく応用まで考えて行動したいと思います。

先生という職業はやりがいがあり、生徒の成長も見られるのでとても魅力的な職業だなと思ってます!
ただ、先生は数十人しか影響を与えられることはできないので、もっと大きな人に影響を与えるためには他の手段が大切だなとも思ってます。

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