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【日記】10月28日〜11月3日

10月28日
日常に生きる
週末の街並みを見ていたので気合いを入れて臨む。が、いたって普通の月曜日。
夜、フェアチャイルドを聴く。デヴュー当時、レーベル(主催は高橋幸宏と鈴木慶一)が一押しで売り出したバンドの一つ。特に初期のパワーポップな楽曲が素晴らしい。「おまかせピタゴラス」「Bye Bye キッチンガール」「嘆きの健康優良児」「コールバック」といったシングル曲は普遍的な魅力を持つ。途中からYOUがアニメ声を強調した歌い方になってしまうのが少し残念。と言いつつ、ラストシングル「きらいだよ」はバンド史上最も素晴らしい楽曲だと思う。

10月29日
日常に生きる
静かな日。帰り道、年末調整用に出張所へ立ち寄る。
前日夜に再放送されたナンバーガール野音ライヴをブルーレイにダビング。今度は成功。ようやく大画面で見られるようになった。よって今月を持ってWOWOWとはお別れ。お世話になりました。

直ちにダビングしたばかりのブルーレイを見る。そしてまたまた感激する。

10月30日
日常に生きる
月末らしい日。緩やかに過ぎる。木曜日からの2日間は慌ただしくなりそうだ。
夜、The Broken TVのライヴを見に下北沢へ。
ひと月ぶりのライヴとなったTBTVは「リカークラブ」という極上の新曲とともにステージへと戻ってきた。さらにハロウィンなのでフロント4人が「XのToshI」に扮してXの「紅」を完奏。気づけばフロアも一体となって5人の演奏を体を揺らしつつ見つめていた。やはりTBTVはカッコいい。

10月31日
朝、テレビを付けると首里城が燃えている映像が流れていた。数年前に訪れた時は改修工事の途中だったので「次来る時は綺麗な姿を見てみたい」と思っていたのに。あまりにもショックなのでその時の楽しい思い出を思い出してバランスを取ろうとする自分がいた。

年に数回訪れる超多忙な1日となってヘロヘロになりつつ大塚へ行く。知人ふたりが主催するイベント。 会場に入った瞬間に「今大好きな2人のイベントに来た」という不思議な安心感があってすごく良い。

ハザマリツシさんというアーティストさんのライヴを見ながらいつも思うのはトラックの作り込みに隙がない、ということだ。ハザマさんは電子音が与える快楽を知り尽くした人だと考える。加えて非常に優れた質の高いパフォーマーである。

猫まみれ太郎くん、that's all folks氏は音を聴いているだけで幸せな気持ちになる音楽。猫くんが描く音は大好きな人と真夜中にあてもないドライブへ向かうようなワクワク感がある。そしてりょうさんの歌にはいつだって流麗な響きがある。巧みなコード進行が作り出す美しい世界。どんな時に聴いても思わず聴き入ってしまう魅力や訴求力がある。

そしてこの「PURPLE COMET CLASH」がいつまでも続いてほしい、と思う。音楽を愛する大人たちが気軽に集まれる楽しい遊び場として。

11月1日
日常に生きる
前日に引き続き多忙な日。午後はほぼ休みなし。その分遅くはならず。夜は早めに就寝するも夜中に目覚める。

11月2日
久米川へ行く前にいつも利用している美容室へ。新人の大雑把な手つきに少々憤る。指先が何度も閉じた瞼に入り込み目玉をかすめた。

気を取り直して久米川へ。「Jimotonight!とディスカヴァード」開催。
Yajiさん主催イベントと自分の主催イベントの"いいとこ取り"みたいな内容・雰囲気となってとても楽しいイベントになった。友人知人が沢山来てくれて嬉しい。いつかまたYajiさんと何か面白いことがやりたい。

4月のVol.4が終わったあとにdis-coveredというイベントの今後についてあれこれ考えていた。色々な人に話を聞いたりアドバイスやアイデアをもらったり。しかし、その中でもこれからどうするか、どう取り組めば良いのか、正直思いあぐねていた。
そんな時にYajiさんから誘われたのが今回のイベント。"やりましょう!"と決めてからは全てがトントン拍子で進んでいった。そして、その間も自分はYajiさん主催イベントに足を運んでいた。
イベントの話をしたり、イベントに身を置く中で自分はYajiさんから一つのことを教わった。

「その場にいる人みんなの心にいつまでも残るイベントを作ること。それが何よりも大事だ」

ということ。
もちろん自分もお客さんに楽しんでいただくことを最重要事項としてイベントを開催してきた。けれど、"お客さんの心に残るイベントにする"というところまではしっかりと思えていなかったと気付かされたのだ。
Yajiさんが教えてくれたこの金言を胸に刻みながらひとりのイベンターとしてこれからも色々なことをやってみたいと強く思う。それが自分が出来るYajiさんへの恩返しでもあるから。

11月3日
忘れ物を取りに行くなどの用事があり再び久米川へ行き、そのまま下北沢へ移動。

The Broken TV4日ぶりのライヴ。セットリストのテーマが「世界旅行」ということで世界各国にまつわる持ち歌を次々と演奏する流れ。その最後に鳴らされた「プアンコンタイ」でライヴ自体が終わるかと思いきや「SF」の不穏なサイレン音のイントロが被さってくる瞬間は非常にスリリングだった。いよいよ来週はワンマンライヴだ。

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