見出し画像

【日記】6月3日〜6月9日

6月3日
日常に生きる
夜、吉祥寺NEPOでthat's all folksのライヴを見る。
"夏のセルフカヴァー祭り"をテーマに1曲を除いて他アーティストへの提供曲縛りでのライヴ。
シンプルながらも味わい深い演奏。そして自身が歌うことでりょうさんが作るメロディの良さや楽曲の世界観がより鮮やかに目の前に広がる感じがする。
いつも思うのはりょうさんの作るメロディには品がある、ということ。
世の中にはいくつも"良い曲"はあるけれど、りょうさんのように良い曲で、なおかつ品のある楽曲を作れるアーティストさんって意外と少ないように思う。

6月4日
朝、駅への道のりで小中学時代に仲の良かった同級生を見かける。他人のそら似かもしれないけれど、綺麗な女性なのできっと本人だろう。

高校1年の初夏のある日、「元気にしてるー?」と電話が来たので会うことになった。数ヶ月ぶりに会った彼女は超ミニスカートにルーズソックスの制服姿で現れた。その姿を見た瞬間に"この人は自分とはもう別の世界に生きているのだな"と感じたことを今でも覚えている。結局その後は疎遠となってしまった。

感傷的な気持ちの中、日常に生きる。
イレギュラーの仕事が入った関係でいつもとは違った内容で超多忙となる。階段40往復でグロッキー状態。

6月5日
いつも職場ではニッポン放送が流れている。昼に放送されている番組の水曜日担当は原田龍二だった。
不倫や浮気は一切したことはないし、不貞は許せない人間なので、はっきり言って涙声での謝罪も白々しく聞こえてしまった。けれど、女性アナウンサーの明らかに「こいつがやったことは絶対許せない。でもスタッフみんな心配したんだからな!」っていう感情に満ち満ちた声を聞いて、原田龍二という人の普段の姿を見るような思いがした。きっとそこまで悪い人ではないのだろう。

6月6日
日常に生きる。暑い一日。
夜、東村山へセイヤコバヤシ氏のライヴを見に行く。今回は2回目のライヴ。
1回目よりも歌の説得力が増していて、良い意味で緊張感が解けてきたような印象。歌も素晴らしいけれど独特な間合いのMCが絶品。
楽曲でいうと「普通の暮らし」や「4月病」といった楽曲にはシンガーソングライターとしてのセイヤさんにしか表現出来ない世界がある。あと、前回演奏していたヒガシノメーコさん作詞の曲もまた聴きたい。

次回のライヴはまだ分からないみたいだけど、次のライヴが今から楽しみだ。

終演後に主催のYajiさん、セイヤさん、イッキさんと色々話し込む。さらにdt alternativeさんやホクトさんにも会えて久しぶりに沢山笑った。嬉しい!

ここしばらくdis-coveredについての意見や感想などを様々な方々からいただく。
「意見がある」というのはそれだけdis-coveredを気にかけてくれているということ、だと思う。そして、イベンターに一番大事なことは信頼なんだと学んだ。音楽的なことやイベント全体のことやイベンター自身のことを含めて、人々から信頼してもらえるイベントは長く続いていく。逆に信頼のないイベントは滅びていくのだろう。

幸いにもdis-coveredは沢山の方に支えていただいている。その気持ちを大切にしながら、いただいた沢山の意見を参考にしながら、dis-coveredの今後について考えられることはとても幸せなことだと実感する日々。

6月7日
日常に生きる
梅雨入りの日にサマーセールのダイレクトメールを発送する。夏が終わる。季節感がない。
帰り道に大規模な遅延に巻き込まれて超満員電車で帰宅することになり電車通勤について多少考える。

6月8日
休養日。渋谷へ行く。
相変わらずの雑然とした街の雰囲気に辟易して買い物が済むとすぐに帰る。
渋谷は「街〜運命の交差点〜」という実写を用いたサウンドノベルゲームの舞台となっていて、大学生の頃には何日も徹夜するほどやり込んだ。ゲーム中に当時する渋谷の街並みは1997年なので今から20年以上も前のこと。その頃の渋谷には自分も何度か行ったことがあるけれど、当時の渋谷は今よりほんの少し人の数が少なかったような気がする。そして今よりずっと大人びた街だったように記憶している。

6月9日
イナダミホさんが出演するフリーライヴイベントを見に埼玉県与野にあるイオンモールへ。
人々で溢れるショッピングモールの空気がイナダさんの歌声とピアノによってカラフルに彩られていく、そんな素敵なライヴ。
さらに最後に演奏された「オルゴール」という曲を初めて聴いて文字通り言葉では言い表せないくらいに感動してしまった。素晴らしい曲。

ぼくはピアノが弾けないので、技術的なことが全く分からない。だから好きなピアニストは単純に"聴いてて心地良いか否か"だったりする。
イナダさんが奏でるピアノはとにかく楽しくて心地良いから大好き。それは都市とカンタータと出会う前に偶然イナダさんのライヴを見た時にも感じていた。その時は何故かお会い出来なかったのが、都市とカンタータを通してイナダさんと再び出会い、dis-coveredにも出ていただいた。いくつもの偶然が重なって今がある。
帰り道にそんなことを考えていたら、どんなものも偶然には勝てないと実感した。
そしてイナダさんの音楽がそばにいてくれることが本当に嬉しい。

#日記 #雑記 #覚え書き #吉祥寺 #ライヴ #LIVE #アイドル #シンガーソングライター #思い出 #懐かしい #中学生 #過去 #感傷 #肉体労働 #グロッキー #原田龍二 #不倫 #嫌い #心配 #東村山 #弾き語り #時事ネタ #嬉しい #信頼 #梅雨入り #夏 #サマーセール #夏の終わり #渋谷 #ゲーム #街 #昔 #変貌 #サウンドノベル #埼玉 #与野 #ショッピングモール #ピアノ #歌 #歌声 #偶然 #幸せ #出会い