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【日記】6月10日〜6月16日

6月10日
日常に生きる
冷たい雨が降る1日。

6月11日
今日からサマーセール準備。先週以上に階段を何度も往復する。良い運動だと信じてひたすらやる。

6月12日
サマーセール準備2日目。ひたすらやる。前日より長期戦になる。

6月13日
一転、静かな日。
夜、下北沢へ。田渕ひさ子さんと中尾憲太郎氏のトークイベント。
ナンバーガール〜bloodthirsty butchers時代に田渕さんが連載していたコラムが電子書籍として発売されたことを記念して開催されたイベント。再結成ライヴ間近ということで、ライヴへの期待が高まる夜だった。
様々な話題が出るなか、ナンバーガール結成直後に「元々の"ナンバーファイヴ"ってバンド名に戻さん?」って向井氏が提案したものの、「ナンバーガールの方が良い!」と他のメンバーが主張してそのままになった、というのは初めて聞いたエピソードだった。
あと中尾氏が「ナンバーガール4人の音全てが自分にとってのデフォルトになってる」って話していたのが印象的。2人だけでの「透明少女」を聴きながらナンバーガールが復活したことを改めて実感する。あっという間に過ぎた2時間半。

6月14日
日常に生きる

友人が二十歳になったと知って感慨深い気持ちになる。
彼と出会った頃はまだ15歳くらいだった。出会った場所はライヴハウス。当時は母親が付き添いで来ていたことを今でも覚えている。それからしばらくの間、彼、さらに彼と同い年の女の子がライヴハウスに来た際は自分が保護者役となり、多くの時間を彼らと一緒に過ごした。彼らはぼくにカタカナというバンドを教えてくれた。

ぼくは悪い大人の見本みたいな人間なので、14歳も年下の彼らの手本には絶対になれないし、人生の先輩として彼らに言えることなどほとんどない。けれど、"年下の人には絶対に優しくしなくてはならない。そして年上の人を見て良いなと思ったところはどんどん盗みなさい"、そんな話をした記憶はある。ぼくはそのことを多くの人生の先輩方との付き合いの中で学んだのだ。

そんな彼らもいつのまにか成人になったんだなと思ったら嬉しくてホロっとしてしまった。

夜、toddleのライヴを見に下北沢へ。
ファースト、セカンドアルバムの再発記念ワンマンライヴが近いからか、前半は「Vacantly」の楽曲、後半はサードまでの楽曲という少し変わったセットだった。
BPMかなり速めの「I dedicate D chord」の異常なまでの高揚感と「minimal」でのかっ飛んだ演奏では身体全部が吹っ飛ばされそうになるほど。
が、自分の前にいたお客さんがずっと微動だにせず、ときおり顔を両手でゴシゴシ拭いたり、ため息をつきながら見ていたのが目に付いてしまい、全力で楽しむことが出来なかったのが少し残念だった。

6月15日
大雨が降る中、新宿へ行く。
レコード屋でマイルス・デイヴィスの作品をあれこれ購入したあとに新宿伊勢丹でも買い物をする。大昔ここで働いていたことを思い出す。つまらない日々の記憶。
マイルス・デイヴィス「フィルモア・イースト」を聴く。ロックの殿堂に殴り込みをかけた時の記録。しかもこの時はニール・ヤング&クレイジーホースのフロントアクトとして出演したそうだ。ロックとジャズがジャンルを超えて混ざり合った歴史的な夜。

6月16日
先日イオンモール与野で初めてライヴを見て気になったThe Broken TVのライヴを見に新宿へ。
とびきりキャッチーな楽曲たちと超カッコ良いバンドサウンド。初めて見た時以上に5人が作り出す世界にグイグイと引き込まれる。最高としか言いようのない、素晴らしいライヴだった。もはや彼らの大ファンになったような気持ち。夢中になれる音楽と出会えた時の心が躍動する幸せはかけがえのないものだ。この幸せな気持ちを伝えたくて、共有したくてdis-coveredを始めたのかもしれない。

今日のイベントはスリーマン。avandonedは以前よりも遊園地(?)みたいなワイワイした楽しさがあって凄く良かったし、つるうちはなさんのバンドセットでの美しくも熱い圧倒的な音像に打ちのめされた。愛の反逆、素晴らしいイベントだった。
今日みたいな良いイベントを体感するとライヴハウスってやっぱり良いなあって実感。そして自分も頑張ろうと思う。

気づけばdis-covered Vol.4開催からもうすぐ2ヶ月が経つ。あっという間に過ぎていった気がする。
いつもならば休む間もなく次に進むという流れだけれど、色々な事情により先に進む為の前段階期間にした。つまり、とにかく何でもかんでもインプットすること。dis-coveredについて色々な人と話をしたり、ライヴを見に行く頻度を少し上げたり、映画やジャズの作品を沢山見聞きしたり。そうやって集積したもの全てがこれからのdis-coveredに繋がっていく。アウトプットの季節はもうすぐやって来るだろう。

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