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【日記】9月9日〜9月15日

9月9日
台風は去った。
計画運休の影響で電車が途中で止まり、足止めを食らう。動く気配がないので一旦電車を降りて駅の周りで20分ほど時間を潰して駅に戻るも、状況に変化は無い。再び駅の周りを見ると大行列の中で唯一全く列が出来ていないバスを見つけた。行き先は以前利用していた私鉄のとある駅。出発間際のそのバスに一か八かで飛び乗る。
そのバスは昔自転車で何度か走った街道を走っていた。正直あまり来たくない場所だったりする。遠い昔の記憶が残る懐かしい景色を眺めながらThe Broken TVの音楽を聴いていた。全ての事柄は過ぎ去っていく。悲しみも辛い記憶もいつの日か消えていく。

私鉄〜JRを乗り継いで無事に到着。結果的に家を出てから着くまでに4時間かかった。

9月10日
日常に生きる
静かな1日を終えて帰宅した後に数十分後に始まるライヴの告知を見て血の気が引いた。完全に告知の確認漏れが原因で見に行けず。ひたすら猛省する。

9月11日
9.11テロから18年、3.11から8年半。
大震災の日の記憶が脳裏に浮かんで鬱々としてしまう。地震の記憶というよりその日に起こった出来事について思い出す。

デュークス・オブ・ストラトスフィアの「25 O'Clock」を聴く。1960年代に作られたどのサイケデリックレコードよりもサイケデリックな1枚。

9月12日
日常に生きる
いつも流れているラジオがMr.Childrenを特集していた。このバンドには好きな曲が1曲だけある。が、その曲のタイトルを忘れてしまった。特集のどこかで流れないかな?と思っていたが、結局流れなかった。紋切り型のロックバンドの典型。

夜、これまでのdis-coveredで撮影された動画のデータを発見したので見返してみることに。ほぼ全て未発表なので新鮮な気持ちで見る。
中でもVol.1での笹口騒音氏のライヴがフルで残っていたのが嬉しかった。Vol.1から3年、原宿のカフェから始まったdis-coveredはライヴハウスを一杯にするイベントになり、仙台で開催したり、敬愛しているバンドのカタカナと一緒に夏フェスを開催したりするようになった。その礎となったライヴだなと感慨深く見た。

dis-coveredがその後幸福な道を辿るようになるなんてVol.1の時には想像がつくはずもない。全てはこれまで出演してくれたアーティストさんやバンドの皆さん、いつも力を貸してくれる方々、そして何よりもお客様のおかげです。ありがとうございます。

9月13日
日常に生きる
連休前の金曜日。本格的な寒さは少し先。という訳でまだそこまで慌ただしくはならず。が、終了間際に電話がかかってきて全員がムッとする要求があったり、先輩がカッターナイフで指を派手に切ったりするイレギュラーな出来事が多々あった。

9月14日
昼、幼馴染みと年一ペースで開催している近況報告昼食会。
「アーティストのファン同士でグループを作ると必ずその中では上下関係が生まれるし、"ファン同士のグループに所属してこそ真のファン"みたいな風潮は謎すぎるし鬱陶しい。私は一人で自分なりにアーティストを応援してる」と声優・アニメオタクの幼馴染みが話しているのを聞いて凄く気が楽になった。

それ以外に彼女が話していたことを敢えて載せてみる。覚え書き。

・30過ぎてから脂肪の種類が変わった。以前は運動すれば取れる類の脂肪だった。今は運動しても脂肪が取れなくなった。特に腹回り。
・バリウムを飲むならば精密な血液検査が良し。
・迷彩柄のスマホケースはネットで買え。
・期待も願望も持たない。大切なのは現状維持。
・クレーマーに対して一番すべきことは心の中で相手を罵倒しつつ笑顔を見せること。
・横須賀芸術劇場は関東近郊のライヴ会場で最も遠いから気をつけるように。

夜、カタカナのライヴを見に堀之内へ行くため、学生時代に使っていた乗り物に乗る。開場まではまだ時間があったので途中下車の旅へ。
まずは学生時代に友人のレース用バイクの後ろに乗せられて何度か行った大学近くの古本屋へ。レース用のバイクで二人乗りしていたら突然120キロ出されて失神寸前になったことを思い出す。

続いて堀之内のブックオフへ。幼少期から本ばかり読んでいたからか、古本屋の思い出が多い。
ここは子どもの頃に父親が運転する車に乗せられてよく連れてきてもらった思い出の場所。今回何年振りかに訪れたこともあって、少々遠い目をしながら店を出た。
すると、目の前にカタカナのミツビシさんが現れるというサプライズが起こり感傷的な気持ちは一瞬で消えた。

さて、カタカナのライヴ。
レコ発ライヴを前にバンドがいい具合に仕上がっていることを感じさせる、終始カッ飛んだテンションの素晴らしいライヴだった。特に「AM27:00」という新作のリードトラックの切れ味がさらに増していて最高に良かった。白いステージとシンプルな照明という会場の雰囲気が4人の演奏をより引き立てていた。

カタカナにタイシンくんが加入して早2年半。
10月5日にリリースされるフルアルバムは結成からメンバーチェンジをしつつ、彼らが少しずつ築き上げてきたものが集約された作品になるのだろう。そして同日に開催されるレコ発ライヴは現体制になってから作り上げてきた全てを間近で体感出来るまたとない機会になる。
今から新しい作品を聴くのが楽しみだし、レコ発のライヴには期待しかない。

カタカナの音楽に触れている時、自分は無敵だと思える。そういった力を持つ音楽は他にない。タイシンくんが加入してからのライヴをほぼ全て見に行っているのは、その力を全身に浴びたいから、というのが理由の一つかも。

久しぶりにライヴハウスで夜更かし。鯨飲して我を忘れて騒ぐ人々を眺めながら過ごす夜。人はみなそれぞれ、違う人生を歩んでいますね。

9月15日
休養日。
セブンイレブンの「とみ田豚ラーメン」を久しぶりに食らう。相変わらず美味しいけれど、塩分がカップラーメンよりも明らかに濃い。
夕方、電車に乗って古本屋へ行く。私鉄とJRが入り組んだ某駅前は連休中らしい幸せな雰囲気に溢れていた。

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