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もうすぐ社会人になる人が見てくれたら嬉しいやつ

自分は今から約10年前に大学を卒業して初めてサラリーマンというものを経験しました。
そこでは有難い事に社会の洗礼をたっくさん受けました。
すぐ心折れかけました。

まず怒られたのはクライアントに対するメールの打ち方が全くわからなかった。
「〇〇様、お世話になっております」が出てこないし「何卒、宜しくお願い致します」も出てこない。
あと上司に対して「〜っす」とかヘラヘラ笑って誤魔化す態度も真顔で指摘されて怒られた。

仕事に対して受け身なのも怒られた。

何なら取引先の窓口の方に社会人としてどうなのか、と常識がなってない点を怒られしっかり会社にも連絡がいき怒られた。
僕に引き継ぎされてから契約解除される取引先も何件もあった。

会社は自分が成長する事を目的にしちゃいけない。
あくまで顧客がいてサービスを提供して対価を得ることで会社は経営を続けられる。

サービスに納得いかなければ当然対価は得られないし、自分の頭使って創意工夫出来ないなら自分の代わりなんて腐る程いるので違う誰かに変わるだけ。
社会はそういった厳しさを教えてくれました。

「責任」という言葉の意味もより深く知る事が出来ました。
以前は「会社員」としての責任、10年後の今は「経営者」としての責任を日々失敗を繰り返しながらにはなりますが学んでいる途中。

昨日は社会人さながらの学生の立派なプレゼンテーションを見る機会があり、その堂々とした姿にとても感銘を受けました。

〇〇だから出来て当たり前、〇〇だから出来なくても当然、〇〇歳のくせに出来てない、〇〇歳の割に出来てる。

仕事に対する姿勢や社会のマナーなどは出来る人は若くても出来てるし出来ない人は何歳だろうと出来ない。

32歳の僕が自分よりも歳下の人達にアドバイスが出来る事がある。

それは「責任感ある行動や礼儀やマナーを身に付けておくタイミングは早ければ早い程良い」という事です。
若ければ若い程それが出来てると褒められるし何なら年上からも尊敬されることもあります。

悲惨なのは逆のパターンです。

歳重ねれば重ねる程、責任感無い行動や礼儀やマナーの欠如は厳しい目で見られるし色んな意味で引かれます。

「あいつはヤベー奴」

その一言で片付けられてしまう事でしょう。
若い時の自分に教えてあげたい。
「わかんなかったら速攻ググれよ」と。

学歴なんて気にしなくていい。
※僕は威張れる学歴を持っていないのでそう自分に言い聞かせてます。

大事なのは気になったらすぐ調べようとスマホ片手にその場で行動する「スピード」と「探究心」。
最低限これさえあれば本当に大丈夫。
最低限の話。

こんなクソ便利な時代にそれすらも出来ないとなるとこの先もきっと出来ない。

逆に便利過ぎるからこそ「すぐ調べられるし」っていう理由で準備を怠りがちと捉える事も出来ちゃうけども。

4月からまた社会に羽ばたいていく新しい社会人の方々がいる訳だけども、どうか今いる先輩社会人(自分を含め)の人達がビビるくらいの活躍をしていってください。
いっぱい稼いでガンガン自己投資や遊びや趣味にお金を使って経済を回してください。

社会をまだ10年しか経験していないまだまだ未熟者ですが、学生さんに一個人の経験談の1つとして伝えてみたいなと思ったので書き綴ってみました。

1人でも最後まで見てくれて「ふーんなるほどねぇ」と考えるきっかけになってくれたら嬉しいです。

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