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仮想通貨とマルチ商法について。

今日もデリケートなテーマでいきます。

仮想通貨とマルチ商法について。

まず簡単に前置きを。

仮想通貨もマルチ商法もそれ自体は怪しいものではありません。

怪しいのは人間です。

まず今回僕がお話したいのは内容についてではありません。
心構えについてです。
僕の実体験も絡めてお話しますので是非読んでください。

最初に結論のような事を言うと、自分でちゃんと説明が出来ないものは人に勧めるなという話です。

例えば、マルチ商法だと学生の間で多いんですかね?

まずマルチ商法に関しては金品のみのネズミ講と違い、サービスや商品を扱う商法になるので違法ではありません。
が、それを利用して詐欺をするグループが多いというのも事実あります。

全うにやっているグループからしたら風評被害で迷惑な話かと思いますが、誰しも自分のグループだけは健全だと考えるのが普通なのでそこは致し方ない。

マルチ商法は大体サークルみたいな組織で形成されてて、その組織内で階級のような特殊な呼び名があることが多いです。

例えば1番上がダイヤとか、下にいくにつれてゴールド、シルバーとかそんな名称。

でポイントは、良いモノは良い仲間と共有したりだとか遊びを仕事に、みたいな概念自体は否定する要素が無くて素晴らしい事だと考えますが、それを誘う側の人間に問題がある場合がある。

大体マルチ商法の特徴としては人を組織に会員という形で入会させ、その数に応じて組織内から報酬が与えられたり役職が上がったりします。
或いはあるミッションを達成したらとかですね。

これ自体もマルチ商法とは本来そーゆーものであり、本質をただ説明しただけなので問題はありません。

先程誘う側の人間に問題があると言いましたが、誘ってくる人の「頭の良さ」やビジネスの本質についての知識は見極める必要があります。

誘う側は少なからず良かれと思って誘っているかと思いますがどんなに良いモノでも誘う側の時間と場合によってはお金を使ってもらう事になります。

誘うからにはその人の貴重な貴重な時間を真剣に考えてあげる必要があります。
本来、仲間と遊ぶのでは無くてビジネスをするのであれば仲間は真剣に選びますし出来れば優秀な仲間が欲しいし、時間やお金を考えるならそんなに次から次へとポンポン誘えるものではありません。

ポンポン人が増える事でメリットがあるのは上層部の人間です。
ここで冷静に考えてみてほしいことは、自分が新しいネットワークビジネスを起業しようとする時に、人が人を誘い、会員数が多くなる事で利益を出していける仕事ってどんなシステムなんだろう?と疑問を持つ事。

例えば仮想通貨をする時にあれは自分1人で出来るものですよね?
それを人に薦めて一緒にやらないか?と言われた場合に薦めてくる人にはどんなメリットがあるのか、何故人を集める必要があるのか、具体的にどうお金が回っているのかが不透明、或いは自分が把握出来ていないものは危険です。

これは仮想通貨+マルチ商法による組織。

で、何か悪い風に見えてしまうかもしれませんが、何にも悪くなくて、僕が初めから言いたいのが誘う側の人間の質です。

僕の話をします。

僕は数年前に後輩にあるネットビジネスに勧誘された事があって、その仕事の説明してみてっていうとマニュアル本読んだような抽象的な説明と、後は上司が説明した方が誤解無く理解してもらえると思うから会わせたいと言われました。

その場で後輩に説教しました。

まずお金が絡むビジネスで、自分がちゃんと説明が出来ないような仕事を薦めてくるなと。
普通の会社ならこの時点で会社の信用無くなる。

〇〇をすれば確実だよ、とか〇〇って有名な人や会社の名前を出してくるようなありきたりな誘い方も🙅🏻‍♂️

先日通貨の話をテーマにエッセイを書きましたが、経済も知らない、或いはお金の本質も理解してないのに自分で株や仮想通貨で実践しながら経験値積んでるだけならまだしも、不特定多数の人を誘って一丁前にビジネスだとか言ってるとか笑える、とその後輩には目の前で伝えました。

とても悲しかったですね。
久々に呼ばれたと思ったら自分よりも頭の悪そうな(笑)後輩によくわからんビジネスに勧誘されるものですから。

アムウェイの勧誘の仕方の方がまだしっかりしてるよ。
理屈はわかるし。
あれはもうビジネスモデルが古いと思うけど。

とまぁ僕自身も誘われたり、或いは興味を持ってやってみようかと思った時期もありました。

結局沢山悩んで、失う人脈の方が得るものよりも大きいと感じ辞めました。

今様々な新しいビジネスモデルがあると思うんですよね。
で実際に僕が会社を経営していて感じる事は、結局自分自身で苦しい思いして勉強して経験して「実力」を付けていかないと生きていけないという事。
苦しい事から逃げちゃいけないんです。

誰かの背中の後ろにくっ付いて乗っかって、自分も凄いと錯覚してしまいそうな環境で、「これ自分1人だったら出来るのか?」と思い留まり真摯に仕事と向き合う事が大事だなと思います。

自分1人で出来ないからこれはあいつに任せてこれは自分が頑張ろう!
そーゆーのが「仲間」です。

よう素性もわからんやつがポンポン入っては入れ替わるような環境でのビジネス仲間なんてのは脆いもんです。

僕を勧誘してきた後輩がこんなエッセイ見たら落ち込んじゃうと思うからその後輩は見れないようにしてます。

世の中うまい話なんてない。
リスクもリターンも自分で見極められるだけの知識をつけて首を突っ込む。

だから本業でも副業でもどっちでも良いけど、やるなら人に堂々と胸張って説明出来るだけの勉強を怠るな!、という事だと思っていますので今後も僕も勉強していかなきゃいけないなと自分に言い聞かせます。

読んで頂きありがとうございました。

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