東日本大震災から始めた災害支援。

その日から被災地での現実を見る度に思うことは、私たちバス会社にもできることがあるということです。

例えば、応急避難所。
貸切バスであれば、少なくとも座席分の受け入れは可能です。
燃料がある限り、
◎冷暖房は使えます。
◎水があればお湯も沸かせます。
◎冷蔵庫（クーラーBOX）もあります。
◎充電もでき、電波があればTVも観ることができます。
◎長距離用バスならトイレ設備もあります。

路線バスはTVなどの装備がなくとも冷暖房は使えますし、人数によつては横に寝ることもできます。

何よりも有効なのは、
◎移動ができる
◎自家用車がない人も車中避難が出来る
◎建造物と違い地震の揺れにも不安が少ない
ことです。

もちろん道路が使える前提ではありますが、マイクロバスから大型バスまで応急的な『移動避難所』として使えます。

万が一、当地が災害に見舞われ、その必要があれば提供することに決めています。

発災直後に真っ先に向かう避難所は、季節や設備よって決して安心できる場所とはいえません。

課題はあろうかと思いますが、同業者の皆様にも是非ご検討のうえ賛同いただけたら幸いです。

いつか　必ず　起こるであろう身近な災害に備えるために
私たちだからできること。