見出し画像

自己紹介より先に書くfemto写真展のお話

はじめまして、キョジンと申します。

いつか始めてみようと思っていたnoteですが、先日まで行われていた「femto写真展」が、感慨深かったので出展作品の解説と共に思わず筆を取りました。
と言っても、この時点で少し時間が経っていますが、気にせず行きましょう。


▪️femto写真展とは?

femt写真展は、ポートレートサークルfemtoが主催した写真展示会です。
femtoには、専属モデルと所属モデルがおり、今回の展示会は専属モデルの卒業個展も兼ねていました。
3人の専属モデルの個展と所属モデルの写真展の4つが合わさってfemto写真展という形態をとっていました。
撮影会の写真展としては珍しいスタイルだと思います。
→femtoについて詳しくはこちら


▪️出展について

僕が出展したのは専属モデルの個展の1つである「染谷桃香展」。
出展決めた時点で、染谷桃香さんしか撮影していなかったので、選択肢はありませんでした。
先に書いたように専属モデルの卒業展も兼ねていたので、エールの意味も込めて出展を決めました。


▪️出展作品について

出展作品全景

出展作品のタイトルとテーマ

タイトルは「ここから、はじまる」
テーマは単純ではありますが、「卒業」をテーマにしています。

タイトルには卒業は一つの区切りであり、はじまりの意味もあるので希望を感じさせるものにしようと思いました。

展示時は感想ノートに作品解説を忍ばせていたので、そちらも転載してきます。

 今回の展示は「卒業」をテーマにしています。
 キャプションに書かせてもらったように、桃香さんとの撮影は制服が続き、いっその事ずっと制服で取り続けようかと思っていましたが、femto展を迎えるにあたり、桃香さんの専属卒業と自分の制服からの卒業をかけた
展示にしようと思いました。
 4点の展示作品は、左上から右下に向かって、桃香さんとの距離は遠のいていきます。遠のいていく「距離」で卒業に対する別れを感じつつも、
最後の1枚だけ目線が合っている事に意味を持たせました。

感想ノートの作品解説

展示作品について

展示作品は下記の4点です。

展示作品1

1枚目は「紫陽花入水」企画の際の写真です。
まさに濡れた後です。
紫陽花要素は全くないのですが、光の入り方桃香さんの表情が良くて選びました。
ピントもズレているんですが、これは良い写真になる予感と感じて夢中でシャッターを切ったので、高揚感は伝わるのではないかと思います。


展示作品2

2枚めも実は1枚目と同じ時に撮影した写真です。
こちらは入水前に外に出て撮りました。
橋の上を遠めにあった緑と柵越しに狙った1枚です。
僕は覗き見っぽい写真や虫視点の写真がすきなので、個人的に典型的に好きな写真です。


展示作品3

3枚目は「廃工場」企画のときの写真です。
femtoならではの企画の1つだと思います。
かなり遠くて行くのが大変でしたが、参加した甲斐があった企画でした。
こちらは瓦礫の山の上に立ってもらって、下から望遠で撮影しています。
風がちょうどいい感じの仕事をしてくれている1枚です。


展示作品4

最後は「光が丘公園」の細畑理奈さんスタイリング企画の写真です。
これだけサイズが一回り大きくメインとなる展示です。
展示コンセプトとして、メインは制服以外を1枚だけ持ってこようと思っていたのと、私服っぽいよりちょっと変わった服のほうが制服という没個性からの開放をわかりやすくできると思い、トランクも私物を持ち込んでここで決めるぞと撮影会に臨みました。
もう1つヒキの写真のほうが良さそうと思っていたので、いつもより徹底的にヒキを撮っていました。
緑に白い衣装が映えて、緑の補色のオレンジのトランクが良いアクセントになったと思います。

▪️写真展を終えて

今回は、写真展の最後に専属モデルからの挨拶があったのですが、これが感動的でとても良かったです。
撮影会からのモデルの卒業の場に立ち会ったことはないのですが、卒業が写真展というのは、なかなかないパターンだし本当にいい区切りになるなと感じました。
あと、何かを終わらせるという事の重要性も改めて強く感じました。

撮影会を通じても、非常に学びの多い撮影会だったので、femtoに参加して写真展に出展したのは本当に良い経験をしたなと思っています。

さて、いきなり写真展の話からはじめてしまったnoteですが、今後たまに更新していくと思いますので、よろしくお願いいたします!

よろしければサポートお願いいたします!写真活動に役立てます!