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プレ皇室研究: 海幸彦とは?

山幸彦は、「古事記」で海の宮殿にいって、豊玉姫をお嫁さんにして、ウガヤフキアエズを産んでもらうのであるが、その兄が2人いて、ちょっと見てみましょう。

この調子だと、もしかしたら奴国の王様かもしれないのだ。

まあ、いたって普通にお兄さんで、ちょっと弟いじめをしているのだ。
海幸彦っていうから、漁師だ。弟は猟師をしていて、主に山の中に住んでいたようだ。兄さんは、漁師だから、海に釣りにいったりして、釣り針を貸したら、なくされたのだ。
ちょっと怒り方がひどいのですが、生活の手段で大事な道具だと思えば、怒って普通だ。
たとえば、ドライバーの人が車を壊されたら怒るに決まってる。
だからまあ、お兄さんが怒っても自然だ。ただまあ、ちょっとしつこい怒り方はあるかもしれない。まあ、これは勝者が歴史を作るので、負けたほうの海幸彦がその後、でてこなくなっても仕方ないし、海の水が出てくる水を流されて、困っているのだwww ひでえwww

で、じゃあ、九州の北部でそういう満水になり過ぎて、水びしゃびしゃで困ったという記録とか、地勢があるというと、実は奴国は海に近く、漁港もあって、いかにも漁民の王様にぴったりの場所なのだ。
津波とかあったら、絶対に濡れるーーーー。ものが流れていくーって場所なのだ。



ある人が面白いことを言っていて、
「場所的に海が近くて、中国や韓国に貿易してるから、奴国と伊都国はライバル的な位置づけじゃないか」
なるほどおおおおーーーー!

山幸彦と海幸彦は、2つの王国の王として、ライバルだから、仲が悪かったのだ。

ちょっと納得がいく。

前半は、奴国は中国から金印をもらうから、わりと栄えていたんじゃなかろうか。→ハイテクシティーになってましたwww (でも、4世紀くらいになると普通に大和朝廷に飲み込まれたようだ。)

でも、だんだん伊都国のほうが人口増えていく。
(邪馬台国の頃には、そういう中国との役所とかあって、長官と副官までいたのだ。ただ、逆に、神武天皇が東征した後だから、いい幹部を持って行ったので、留守居役の中堅スタッフしかおらんで、国王代理とかで弱体化していたのかも?)


そんでもって、3-400年後なんて、本家の大和朝廷に忘れ去られてしまい、普通の敵扱いで、征服されてしまう。

・・・なんかかわいそー。
落ちぶれた実家が、何代かして、やっぱり実家の子孫の金持ちに、「買い取りますからー」とかいわれたかんじ???

ちなみに、海幸彦の子孫は、隼人になっていて、宮廷の防衛兵士役とかになっている。
負け組の兄を持つと、落ちぶれっぷりがひどい。
せめて、将軍くらいならいいけど、ただのガードマンだわさ。うううー。


ちなみに、こういう神社があるのだった。
なんか、建物がおしゃれすぎるwww 彫刻の飾りが素晴らしいです。
南九州だと、隼人族で子孫が建ててあげたのかもしれない。ご先祖さまだもんね。


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