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科学が解明する「悪魔」の正体。

いやー、脳科学はすごいです。
それと、なーんも科学的なことがわからなかった古代に、「悪魔」という概念を作った宗教家の人もすごい。ユダヤ教、キリスト教の「悪魔」、ゾロアスター教の「悪魔」とかね。
ただ、人間の行動を観察しているだけで、1つの特徴に集約して「悪魔」と名付ける。
すごい。なんて賢いんだ!! 
まあ、昔の頭のいい人は、宗教家、哲学者、王様とか、いわゆるエリート層だったわけで、だめな人もいるけど、ちゃんと真実にたどり着ける人もいる。素晴らしい。観察力って基本の基本だな!!

さて、脳科学で見ると、「悪魔」の正体は2種類あります。

1つめは、統合失調症が見せる幻覚、幻聴です。
これは、脳の病気のせいで、幻覚や幻聴を見せます。患者さんによっては、「先祖の命令」とか「幽霊の命令」「神様(善悪どっちも)」「宇宙人」「予言者」などと、キャラクター付けが微妙に違うのですが、幻覚と幻聴を見て、聞いてしまいます。
中には、「食事をとるな」「自殺しろ」「放火しろ」といった暴力的な、生命の危機になるものもあります。
これが、1つめの「悪魔」と「悪魔のささやき」です。
いつものMSDの精神病の診断説明をリンクしますので、ご覧になるとよいでしょう。



次に、2つめは、サイコパス、反社会性パーソナリテイ障害です。



これは何度も説明したことがあるのですが、大切なのでもう一度書きます。

逮捕の対象となる行為を反復的に行うことにより示される法律の軽視
反復的な嘘,偽名の使用,または個人的利益もしくは快楽のために他者を言いくるめることにより示される欺瞞的態度
衝動的に行動したり,事前に計画を立てなかったりする
絶えず身体的喧嘩を始めたり,他者を攻撃したりすることにより示される怒りやすさまたは攻撃性
自分または他者の安全性の向こう見ずな軽視
別の仕事のあてもなく仕事を辞めたり,請求書の支払いをしなかったりすることにより示される一貫した無責任な行動
他者を傷つけたり虐待したりすることに対する無関心またはそのような行為の合理化により示される後悔の念の欠如

反社会性パーソナリテイ障害は、(もちろん、何割かは倫理観のある、まともな人もいますが)
(1) 倫理観がない
(2) 他人と共感がない 他人が困っていてもしれーっとできる。普通は人類は哺乳類なので、群れ、知人が困っているのはできるだけ助けることが多いです。安全とか気にしないわけです。
(3) 平気でうそをつく。なにしろ良心の呵責がないので。
(4) 社会的に継続的なものについて(たとえば、うまくまわっている社会の制度、しくみ。例 警察、政府、医療システム、道路などのインフラ、普通の社会的価値のある仕事などなど)、反発を感じるようです。破壊行動が好きです。攻撃的だったり、怒りっぽいとか、無責任さなどが顕著です。
(5)  なぜか、ちょっと魅力的に見える。悪魔は、欧米文学にあるように、「なんか金持ちで紳士的な相手として、出てくる」のですが、その通りなのです。たとえば、「ファウスト」のメフィストフェレスや「白鳥の湖」の悪魔は、なんだか金持ちで知的で紳士風の姿ででてきます。まさにそれです。上記にあるように、ときどき相手を騙すために「欺瞞的態度」を示します。たとえば、「自分は金持ちで名士だ」「自分は優秀で高い地位にいる」などです。嘘を平気でつき、自分の利益のためなら、なんでもします。それに、反省などもありません。

(計画性はちょっとあるけど、すぐばれる嘘をつくかなwww)

これに、並列して自己愛性パーソナリテイ障害が、加わったら、まじに変な人です。
(でも、固執するものや状況ごとに違うので、黙っていたら普通に見えるのがさらに怖い。)

いかがでしょうか?
よく聖書や文学書に出てくる「悪魔」そのものではありませんか?

しばしば、悪魔は
「こうしたら、楽だよ。ばれても誰がやったなんてわからないよ」などと悪魔のささやきをしますよね。
イエスや仏陀だって、悪魔の誘惑を受けました。
弱い人は「うーん、ちょっと10分だけ仕事さぼるか」とか、わからないようにサボるかもしれません。普通の休憩でなく、もっと悪質なものです。
誘惑に負けると、次にもっとエスカレートしてしまいます。
サボる、ちょっとした嘘→万引き、泥棒 →殺人 などなど、犯罪がエスカレートするのです。

原因はこの通り。
遺伝因子および環境因子(例,小児期の虐待)が反社会性パーソナリティ障害の発生に寄与している。考えられる機序は,異常なセロトニントランスポーター機能と関連する衝動的攻撃性である。幼児期に他者の痛みを無視することが青年期後期の反社会的行動と関連づけられている。

反社会性パーソナリティ障害は,この障害を有する患者の第1度親族において,一般集団よりも高い頻度でみられる。この障害を発症するリスクは,この障害を有する親の養子および実子のいずれでも高い。


まあ、やはりこれも、毒親問題になりますね。
他の毒親の場合は、「子供はわりとまとも、親の片方がおかしい」ケースで、子供が苦しみますが、反社会性パーソナリテイ障害は、たとえば、幼児のうちから盗みを教えるなど、もともと根本的倫理観がないので、親がまともに育てず、親にしても先祖の悪いDNAを引き継いでしまっています。
なにか、大きな事件があって、「これではだめだ」と思うことがない限りは、治らないかもです。
子供でも、怒られたのにぜんぜん反省しない子がいますが、大人になったら、やはりこういうようになるのかもです。
(精神科医に必ず、診断してもらうのがいいと思います。しかしまあ、わりと名医でも、「治せんわ」っていうケースが多いかもです。名医だって、5年も10年も治療してだめだと、がっかりきますよね。)

というわけで、私がご指摘する「悪魔」の正体は、
2つの精神障害が、それを呼び起こすのかなと思います。

(まあ、統合失調症は根本的治療ができるまでは、普通にお薬を飲んで、無理に働かず、家族の世話と、生活保護でゆっくり過ごすでいいと思います。幻聴が消えたらまあいいわけですので。)

現実には、たちの悪い後者の、反社会性パーソナリテイ障害は、共産主義者(特に幹部)とディープステートでしょう。
前者は「貧困層を救い、平等な世界へ」といって、実際は自分が金持ちで権力者になり、反対者は抹殺します。貧困層や知的弱者を騙しているのです。騙しているセンスもなく、良心もないので、当人には気が付きません。

ディープステートは、大金持ちですが、選挙でえらばれた政治家でもないくせに、「人口多いから」といって人口減少を狙う、「地球のためだから」といって過剰な温暖化対応をさせて、普通の生活をつぶそうとします。
ちなみに、人口が増えすぎたら、実は勝手に餓死をし始めるので、普通はどこかで飽和点があります。
たとえば、アフリカで人口増えすぎたからと言って、援助しなければ、どこかで減ってきます。食料がなくなるからです。ただ、現在は外国から食料援助しているので、飽和点に達してないだけです。

(そもそも、地球の温暖化や寒冷化は数万年ごとや数千年ごとに自然発生するもので、人の手でどうにかなるってものでもないです。日本人は、縄文時代とか江戸時代とか、寒冷期もちゃんと生き残っています。)
倫理観がずれているので、「自分は何してもいい」と思っているようです。
そして、なんだか表面的には善意っぽい理屈を用意しています。

そういえば、まじめっぽいほど、親に反抗もしませんので、ソロスの息子はソロス父を応援しています。うわあ、親孝行という名の、悪の量産。
怖い。
アウシュビッツでも「ドイツ国民のため」といって、毎日くそまじめにユダヤ人を殺戮してきたのですから、ずれたまじめな人と、悪魔のささやきは恐ろしいものです。

「それ、欺瞞じゃない?」と気づくことが大切なのかなあと思います。

はよ、生まれて12歳になったら、fMRIを全地球人に確認して、サイコパス傾向が会ったら、特別な教育機関にいれるようにしてもらいたい。
(たとえば、ものを恐れない、共感しないという特性は、たとえば消防士や外科医、自衛官などに向いているといわれていますので、才能は正しく使ってもらいたいものです。)


「共産主義暴力革命で社会をひっくりかえしたい」暴力衝動って、ぜんぜん反社会性パーソナリテイ障害そのものと思いますがねえ。
ほら、破壊はするけど、何も創造はしないでしょ。次の社会的しくみの提案もしないでしょ。
「破壊したら、それでいいんです」ということだと思います。
だいたい、「自己中心的で短絡的な犯行」は、常に犯罪者が裁判官から言われる言葉ですよね。

でも、一般常識人の考えることは、
「少しずつ改善すればいいでしょ」
ってことです。まともな人は、ちゃぶ台をいきなり、ひっくり返したりなんてしないんですよ。
脳がまともですからね(笑)。

この記事のここは、興味深いです。
「 新左翼の全盛期は1960~1970年代で、両派の活動家は数万人いたと推定されるが、現在は中核派も革マル派も3000人前後とされている。しかも両派とも若い活動家はごくわずかで、60~70代の高齢者が中心である。

 最近、メディアでよく登場するのが中核派だ。中核派は早くから大衆化路線を採り、マルクス主義を前面に出さず、反原発や反安保、改憲阻止、環境問題、格差是正などを訴える市民団体に浸透、あるいは活動家のプロ市民化をはかってきた。福島の原発事故を機に、反原発を掲げる団体を支援し、福島県内に拠点として診療所を設置するなど、活動を活発化している。
 
 しかし、実際にはメディアが騒ぐほどの実態はない。

いやー、現在のリベラル活動家のまんまですね!!


 世の中というか、アフリカとかで知能が低い国(アフリカの多くは平均IQ 70しかありません)は、独裁政権で共産主義が跋扈していますが、先進国では跋扈しません(中国では跋扈してるが、そもそも中国人は自己中で嘘つきだからwww)。教育と民度が高いからです。欺瞞に騙されにくいのだと思います。


これ、必読です。名作です。


追記
こちらのいつも拝見させていただいているSpideman886さんの面白い記事です。
ぜひご覧ください。
あー、もしかしたら、DSって全人類殺戮計画をしたいのかも!!?


AI,脳科学、生物学、心理学など幅広く研究しております。 貴重なサポートは、文献の購入などにあてさせていただきます。 これからも、科学的事実を皆様に役立つようにシェアしていきたいと思います。 ありがとうございます!!