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論文にするか、書籍企画にいれるか、それが問題だ。

私は私のコラムを読んでくださっている方なら、ご承知のように、5-8種類くらいの複合ジャンル研究をしている。

いくつかは、「世界初」ねたがあるのだ。
1つめは、論文にして所属学会に送ったら、「判定不能」で「他の学会のほうがいいです」といわれた。ひどい(苦笑)。新規だから、チャレンジしようって気がないのだ。ちなみに日本学術会議参加団体だった。→ これ、多くて困るんだよなあ・・・。あーあ。

しょうがないので、もう1つ入ったので、それに出す予定である。
しかし、フォーマットが違うので、それにあわせるだけで疲れる。
おまけに査読があるから、相手にわかるように書かないとだめ。査読者が万能の天才とは限らないのだ。
(先日送ったら、BIグラフさえ読めなかったぞ。その査読者。一次ソースの研究もぜんぜん知らんかったぞ。げんなり。orz まじに日本の学者ってBIセンスないのかもしれない・・・。)

一番いいのは、英語で有名なジャーナルに出すのがいいが、これがまた大変なのだ。しかも、欧米でセンシティブなカルチャーネタがあるのだ。一番やばいのは、遺伝なのだが、私のは半分くらい遺伝なのだ。だって真実は遺伝にあるからなあ。

書籍の場合は、編集者さんが理解できるか、また金になるかどうかだ。
そして、中小出版社は、炎上を平気と思う場合と嫌がる場合があるのだ。
それを考えると、ネタによるのだ。
査読者はいないが、編集部の許可がいるので、これはこれで好きに書いてもいい。

でも、ノーベル賞みたいな大物アワードもそうだが、他のでも「スピード勝負」があるのだ。最初に発表した人が勝ちなのだ。もちろん、2,3人くらいまでの共同研究者は平等にあつかわれるし、たまたま数か月違いくらいの並行発明発見なら、大丈夫だが。

うーん、いまのネタ、noteに有料でのせちまって、内容をもっと丁寧にして論文に書くかなあ。

悩みところだ。


ちなみに、日本語で書いて発表したものを、外国語にして論文投稿する場合は、こんなかんじ。

「ブログや新聞で使われるスタイルはジャーナルのスタイルとは大きく異なりますので、出版済み論文の基本的構想を維持しつつ、新たな材料を取り入れて展開させたり、分析をさらに掘り下げたりしてみても良いのではないでしょうか。どちらかと言えば、書き直した論文を投稿することをお勧めします。その方が、後々での重複出版の疑いを防げるからです。安全を期して、同じテーマの論文を日本語業界紙に発表済みであることを明記するようにしましょう。」

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