自分でお仕事をするならば楽しむ事が大事だと再認識した日
今日は地元の商工会議所の起業セミナーの最終日にお呼ばれして、
起業の経験談をお話しに。
2019年の年末に起業してからすぐにコロナ禍に突入で、まあ、ホントに大変で。
そんな話をちらほらと。
ついでに今年の受講生のビジネスプランの発表に審査員としておこがましくも参加しました。
私自身、このセミナーの卒業生で、2年前同じようにビジネスプランを立ててプレゼンしました。
あの頃必死にプレゼン資料作ったな。
懐かしい。
人のビジネスプランを聞くのは面白い。他業種でもとても勉強になります。
今日色々お話を聞いてレベルの高さに驚きました。
人の夢や目標にワクワクしましたね。
そして話を聞いていて、色々考えさせられました。
起業してもうすぐ2年ですが、
物販に関してはなんだかんだで9年携わっています。
常に思うのは、
自分の売りたいもの(提供したいもの)とニーズのすり合わせが大事。
商売始めたらモノ(もしくはサービス)が売れてなんぼななので、
ニーズに合わせるのが間違いないけれども、ニーズに合わせ過ぎると自分のお仕事がつまらなくなってしまう場合があるということ。
私がそうでした。
起業前に自分で実験したんです。
全く興味ない全く心躍らないもの達を売ってみたのです。
しっかりと勉強して。
もちろんニーズに合わせてるのでもの凄く売れる。
が、楽しくない。
笑っちゃうくらい楽しくない(涙)
物が売れる事が自分の喜びかと思っていたのですが、売るものが大事であるということを感じました。
結局、続きませんでした。
儲かるんだから続けりゃいいのに。
自分が売りたいモノが世間のニーズとマッチしていれば最高ですが、
なかなかそんなに都合良く世の中出来ていない。
なので常に自分が提供できるサービスとニーズをすり合わせしていかないといけないのです。
私自身、コロナ禍で売り上げが下がったり、
思うように売れなくなったり、
今までの私のやり方が通用しなったりで、心が折れそう…というかかなり心折れる事がありました。
そんな時に思い出したのが、20代後半に超激務の仕事をしていた友人の言葉。
何日も家に帰れない位の激務をしていて、私だったら絶対に続けられないと思ったので、
どうして続けられるのか尋ねたら
『辛いが49%で、楽しいが51%。楽しいが勝ってるから続けられる』と。
まさにそうなんです。
ほんの少しでも楽しいがあれば人間続けられるんです。
ビックリするくらい。
これから起業する方へのメッセージをセミナーでお話ししたのですが、
『楽しんでください』
私が言える事はこれしかなかったです。
私自身、大変で辛い事がたくさんありますけど結局“楽しい”が勝ってるから続けられるし、乗り越えられるなと強く思います。
こんな未曾有な状況下だからこそ、楽しまないとなのです。
起業して自分の城を持つわけだから、楽しまないとなのです。
起業後うまくいく人もたくさんいると思いますが、理想とのギャップが大きかったり、思うようにいかない事がたくさんあると思います。
想定外の壁にぶち当たる事があるかとおもいます。
そんな困難や壁も“楽しい”気持ちがあれば意外とすんなり乗り越えられると思います。
そして、今日思った事。
自分自身譲れるレベルで楽しさを残しつつニーズに寄せていく。
こんな事を思いました。
ちなみに、トップ画像ですが私が2年前に起業セミナー最終日にプレゼンしたプレゼン資料の表紙画像で、私の起業の土台となっているので、今でも見返します。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?