ひとりで世界一周旅行してきた話①【準備編】
2023年、私は世界一周旅行に行くことにした。
なぜか。
なんとなく楽しそうだから。
本当にそれだけ。
国際協力とか、自分を変えたいとか、そいうった崇高な理由もないし、日本が嫌になったわけでも傷心したわけでもない。
ただ楽しそうだから、死ぬまでに一度行ってみたかった。
結果、心が動く体験をたくさんできたし、知らなかった自分を知れた。
自分が感じたこと、経験したことを吐き出すべく、noteに書き綴ってみる。
旅の概要
実際に訪れた国とルートは以下の通り
シンガポール🇸🇬→インドネシア🇮🇩→タイ🇹🇭→フランス🇫🇷→ドイツ🇩🇪→オーストリア🇦🇹→スロベニア🇸🇮→クロアチア🇭🇷→イタリア🇮🇹→イギリス🇬🇧→アメリカ🇺🇸→メキシコ🇲🇽→ペルー🇵🇪→🇺🇸→帰国🇯🇵
合計13カ国、17都市
期間:2023年8月28日〜11月14日 (82日間)
費用:約182万円
だいたいの内訳
移動 57万
宿泊 69万
食事 25万
遊び・生活用品ほか 31万
予算を200万としていたので、ちょっと余った。
(帰国して沖縄旅行に充てた)
スペック
30代 女
海外旅行経験 ★★☆☆☆
英語レベル ★★☆☆☆
コミュ力 ★★★☆☆
フットワーク ★★★★★
ポジティブさ ★★★★★
さて、さっそく準備の話から始めていく。
これから世界一周旅行をしてみたいと思っている人にも役に立つと思う。
意識したのは、安全・身軽さ・健康の3つ
安全
家族、友人に長期で海外に行くことを前もってちゃんと伝えること。
何かあった時に助けてくれます。
幸い私はSOSを出すようなピンチには遭遇しなかったけど、やっぱり旅の間にLINEで
「楽しんでる? 困ってることない?」
っていうメッセージをもらったのはすごく安心した。
「もしお金スられたら口座に送ってあげるよ」
って言ってくれた友達もいた。
こういう繋がりは本当に大事。
人間が何百万年も命を繋いでこれたのって、助け合って生きてきたからなんだって実感した瞬間でもあった。
余談だが、出発の数日前に“行ってらっしゃい会“を友達が開催してくれた。
「なにかトラブルが発生したら開けてね」と、2人からそれぞれ小さな包みと封筒をもらった。
中身は秘密らしい。
国際線に乗るというのに、何が入っているかわからないものをパッキングする恐怖心はあったが、素直に嬉しかったし、いざとなったら助けてくれる友達の存在を再確認できた。
とても心強かった。
…中身が何だったかは、またこの後の旅の記録で紹介する。
身軽さ
とにかく国から国の移動が多いので、荷物を極限まで減らしたことは正解だった。
メインバッグは、コールマンの30Lのリュックを使用。
リュックのサイズは、飛行機に乗る時めちゃくちゃ影響する。
一応、飛行機に乗ったことない人のために説明すると、座席に持ち込める荷物にはサイズと重さの上限がある。
(航空会社によって基準はちょっと違う)
オーバーすると、受託手荷物となってしまう。
これには別料金がかかるし、カウンターに並んで手続きする必要があるし、受け取る時にも時間がかかる。
特に海外ではロストバゲージというとんでもないリスクもある。
容量30Lのリュックは余裕でクリア。
これに入らないものは持って行かないと決めて、荷造りをした。
最小にするポイントは、服をどれだけ減らせるかにかかっている。
私はなるべく薄着で済ますべく、温暖な気候になるように時期と国を選んだ。
そのおかげでシンガポールでは地元の人だと勘違いされまくった。
I'm new around here. (この辺詳しくないんだ)
I'm just a tourist.(ただの観光客なの)
これ何度言ったことか…笑
でもそこから雑談に発展してドイツ人観光客と仲良くなったりも…
何が起こるかわからない。
実際にパッキングした持ち物については、一覧にして別の記事で紹介したい。
健康
海外で病気にかかると大変。
保険に入るとはいえ、受診したら一時的に高額な立て替えが必要になるかもしれないし、身も心もつらい。
できる限りの予防をしよう。
予防接種
私は黄熱ワクチンを打った。
国によっては黄熱ワクチン接種証明書である“イエローカード”がないと入れなかったりするのだ。
色んなワクチンがあるので、訪れる国や地域に合わせて打ちましょう。
(予約は余裕を持って)歯科検診
早めに歯に異常がないか診てもらい、必要があればすぐに治療を。体力づくり
運動習慣をつけておくと、やっぱり疲れにくい。
体力があれば120%楽しめる。
おまけ
そこまで重要じゃないけど、見落としがちなものをざっと紹介する。
フリマアプリ出品を一時停止
動画配信系のサブスクを解約
※dアニメストアなど、海外に対応していないものがあるので確認しよう
髪を短くしておく
※安い宿にはドライヤーがないことも…
出発前の心構えとしてはこんな感じだ。
どの国に行って何をするのかも、自分なりの軸を持ってプランニングすると良い。
次回はさっそく【旅行編】を書いていく。
お楽しみに。
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