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バレエ『白鳥の湖』を初めて観た時の話

バレエ『白鳥の湖』を初めて観たのは
ロシアサンクトペテルブルクでした。
(2016年1月に訪れました)

踊り子たちの、指先からつま先まで
繊細な動きをする姿から、
舞台の上に見ていたのは本当に
白鳥だったのかもしれないと
脳が混乱していました。
それはそれは美しくて、
あれは幻だったんじゃないか、
白鳥は実は夢の中の生き物では
ないのかと夢うつつでした。

帰国してから思い出した…
あ!そうだ!いるよ、
白鳥、田んぼにいるよ!!

同じ鳥だと思い出すまで
かなり時間がかかったのは、
あまりにも身近すぎたから😂
そして野生の白鳥は、当然筋肉質。
近くで見ると儚げというより
まさに頑強な渡り鳥。
わたしの現実はここにありました。

わたしの住む山形県の日本海側は
白鳥が越冬しに来る場所です。
こんな寒いとこに来るのなんて
と思ってましたが、
ロシアの寒さを経験した後は、
白鳥が山形県で暖かく感じるのも
わかった気がしますよ…

滞在中、最低気温は氷点下26℃。
寒すぎると頭が全く働かない。
外で道に迷った時、
命の危険を感じたレベルです。
夏の終わりにも一度行ったことが
ありますが、断然冬の方が好み。
寒い場所って寒い季節が美しい。

ロシア旅のお話はこちら!




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