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『ジョン・ウィック』1-3

キアヌ・リーブスが伝説の殺し屋を演じる『ジョン・ウィック』シリーズと、インド映画『RRR』『バーフバリ』は似ていると思う。

殺し、アクションものなんて、普段だったら私は絶対見ない。グロいし面白くないからだ。どっちが強いかとか、何のために戦うのかということに全く興味がない。なぜ私がこれを3本も見続けているかというと目的があるから。そして普段なら目を背けるジャンルの映画でも見ていられるのは、キアヌが強すぎて死なないだろうと思っているから。キアヌは銃も肉弾戦も得意。カーチェイスもお手の物。車に何度轢かれても死なない。なお、戦いに飽きてスマホを見ていても話のあらすじがわからなくなったりしない。

戦いはありとあらゆる「ここで戦ったらかっこいいな!」という場所で行われる。「こういう殺し方をしたらかっこいいな!」という方法で行われる。中2っぽくて、わたしの中にいる中2男子(あまりいない)が「かっけ〜!」とワクっとするのである。過度に強い男とかっこいい戦い方。これがジョン・ウィックとインド映画との共通点。インド映画との違いは、キアヌはあまり喋らなくて踊らないことだ。

大人の私が見続けている理由は、『ジョン・ウィック』シリーズに出てくる殺し屋御用達のホテル「ザ・コンチネンタル」のため。「ここでは仕事をしない」を掟とした殺し屋たちの聖域である。客室のほか、ラウンジやバーはもちろん、仕立て屋(特殊仕様)やソムリエのいる武器屋も併設されている。そして毅然とした支配人と有能なレセプショニスト(かっこいい!)がいる。このホテルの前日譚がスピンオフドラマ『ザ・コンチネンタル』としてAmazonプライムに入ったそうで、これを見るためにドンパチを見ている。はー、3作見終えたからやっとこのスピンオフをみられる!!

ちなみに映画館では『ジョン・ウィック4』が現在公開中。4作目はさらにキアヌが喋らなくなり、戦いばかりだという。映画館は目をそらす場所がないからちょっと行けないかなぁ、と、思っている。暴力と殺し合いは怖いからね。

ジョン・ウィック(2015)
ジョン・ウィック チャプター2(2017)
ジョン・ウィック パラベラム(2019)

#ジョンウィック #キアヌリーブス


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