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アメリカ大統領選を見て

驚きの結果でしたね。二人の公約など殆ど知ることなしに、イメージでクリントンの方が良いと思い込んでました。女性に大統領になってほしいし、民主党だしリベラルかとも勝手に理解してましたし、トランプに関する分かりやすい女性スキャンダルや野卑に見える言動でトランプはイヤだなと感じてました。まあ、ホントに何の知識もなくイメージだけで考えていたわけですね。そして、クリントン優勢というニュースを、これもまたどこか出典に遡って事実確認することもなく信じ込んでいたので、びっくりしたのですが、後からの解説を読むと、トランプが勝つ可能性も大いにあったんだなあと。しかし、こういったことって私は何度も経験しているのに、学ぶこともなく、”空気”に流されて自分の意見を決めているようです。いやあ、反省です。

さて、トランプだと円高、株安になると言われてますが、どうなんでしょう? 短期的にはそのような動きを見せるかもしれませんが、長期的には、特に株に関してはその企業の実力を表す値になる気がします。為替の方は色んな介入が入ったりして何とも言えませんが。

ビジネスには色んなリスクがつきものです。ポリティカル・リスク、科学技術リスク、為替リスク、法律や制度が変わるリスク、災害リスク等々。監査役になったりする(ある企業の非常勤監査役を務めてます)と、会社がリスクへの対応をきちんと考えているかといったこともウォッチすることが役割の一つで、挙げられるリスクはそれこそ幅広く、沢山あるなあとこれも驚きです。

リスクは起こる確率はまちまちですが、起こり得ると想定していた方が良いんだと思います。そして、捉え方ですよね。よく言われますが、リスクはボラティリティであって、「このままずっと同じではないよ。変化はくるよ」という意味です。会社にとってネガティブな変化として起こる可能性もありますが、ポジティブな変化として起こる可能性もあります。そして、ネガティブに見える変化だとしても、「ピンチはチャンス(この響きが間抜けだといつも思ってます、笑)」として、対応をしていくこともできます。

つまり、どんな変化でもあり得るという腹づもり、そして、それが起きたら有効に活用しようって考えると、逆にワクワクしたりしますよね(^_^)。

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