#26「取材・下調べ中に、不思議な体験をしたことがありますか?」

 こんばんは。病関索・楊雄です。(びょうかんさく・ようゆう。「関索」は、三国志の関羽の甥っ子だったか養子だったか。「病」はなぞらえるという意味の他に、「顔が黄色っぽい」てな意味もあったそうで…。元は斬首刑の役人。腕は良かったそうである。弟分の石秀にくらべ、頭に血が上りやすい。戦闘で目立った場面…あったかなあ。そういや地味だな、この人)

 6月末に、ご当地怪談の公募に、一作投稿しました。毎年一回で、今年で四回目になります。前回がわりと手応えがあったので、今年も張り切りました。…一作しかできなかったけど。

 今年は、我が家から距離こそそこまで離れてはいないものの、一度も行ったことがない土地の話を軸にしたので、取材は不可欠でした。全然知らない土地をウロウロするのは楽しかったです。

 道中、ちょっと妖しいな、と思えたことがあって、そこから一気に話の展開のさせ方が見えたので、短時間で書き上げることができたのですが…。
 
 振り返って後から考えてみたら、それは妖しいことでもなんでもなくて、むしろ、その土地の住民のかたから見れば、それを妖しがってる私こそが妖しいんじゃないの?って話じゃね?…と思えました。

 次回は、こういう何とも言えない感じを怪談にできたらいいな、と思います。

 ちなみに、手応えを感じた去年の怪談。
 
 発表会の当日でしたが、その時もちょっと不思議で妖しいことが起きました。私の思い込みかもしれないですが…。

 それはまた別の機会に。

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