見出し画像

俺にもこんな日があっていいだろう。【ライナーノーツ】

さて今回の記事のテーマは大きく分けて二つある。
1.10年間が間違ってなかった事。
2.コロナの時も間違っていなかった事。




1.10年間が間違ってなかった事。

2022年の秋から始まった自分の機材探しの旅がようやく決着を迎えそうである。
いや厳密に言えばこの戦いは2020年から始まっている。
この機材はこれこれこうで…という話をし始めると専門的な事になるのでそれについては割愛するがその機材はもともと海外産で消耗品なのだがコロナを機会に日本に入ってこなくなってしまったのだ。



そこから自分の使用ドラム機材を一から見直す事になったのだが、それがやっとある程度の決着をついたのが去年の12月。
ただ常にベターよりベストをしていきたい。
いつもベストにしていたいが満足はしていたくない。
それで年始から始まったある部分の機材、前回の記事の冒頭でちらっと書かせてもらったのだが、それを買い漁ってはメルカリに売りに出すという行動をとっていた。


それの、その部分の機材の答えは。



結局10年前、つまり使い続けていたものが正解であった事、求める音だったって事を先週見つける事が出来た。
確かに10年前もかなり選定しては選んでいた。
ただ僕は10年前は今のような意識は全然なく、結構ロクでもない事に明け暮れていた。
10年前とは色々機材が変わった部分もある。
だがその部分についてはそれは僕の目や耳は正しかったのだ。
まあそれを一か月で数万円かけたとは言え、改めて確認出来た事は良かった。



皆さんはいかがだろうか。
10年前から続けている事や選択肢が、きちんと今に繋がって実を結んでいるものはあるだろうか。あるならばそれがどれだけの気持ち良さや充実感をもたらしてくれるか。
僕にはそのようなものはあまりないので今回とても嬉しかった。
新年明けて一か月このような出来事があったのがとても嬉しい。



自分が成長するために大事なこと。
常に今の自分は正しいか疑い続ける事。
されどたまには自分の感覚を信じてみる事。
そう思った。
今、去年末から業者に頼んで作ってもらっている物があるがそれが出来たらこの機材探しの旅はとりあえずの完全決着をつけられるだろう。
そうなればもう後は自分自身が強くなるだけ。より自分を磨くだけ。
今後もぜひ皆様にはそんな成長を狙い続けるヨリトな感じでよろしくお願いしたい。


さて次のテーマ。

2.コロナの時も間違っていなかった事。


僕の今年のかるーい目標は先日に何個か書いた、行った事ないラーメンチェーンへ行くという事であるが、今年からは自分の動画にももう少しだけ凝ったものを作りたいと思っている。いつかもちらっと書いたけどありがたい事にこの方面でも最近少し案件(お仕事)を頂いているので。


そこでやりたい事がいくつかあったのだが、特に最近やりたかったのは

「俯瞰(ふかん)撮影」と「マスク機能」。


マスク機能で出来る事、というかやりたかったのはこれ。

分身笑

これはコロナの中でこの動画を見てた時から自分でもやりたいと思った。

永田さん、尊敬している。
いやこの人は楽器も編集もオールラウンドプレイヤーで出来てすごいと思ったしそこら辺のバンドマンより憧れの対象だ。
ゲーセンミカドの代表イケダミノロックさんもそうだがあるものだけで何か笑いを作ってくれたり、こういうバカが出来る方がいてくれるからコロナの時も明るく生きれた。





俯瞰撮影とは聞きなれない言葉であったのだがつまりこれだ。

真上からってことである。

それもコロナの中でこの動画を見てた時にやりたいと思った。

まあドラムが俯瞰撮影っていうのはこの方に限らず珍しいものではない。



特にドラムやピアノはギターやベースの様に前面に弾く場所があるわけではない。
つまり正面から撮るより真上から撮った方が一番ドラムの肉感が伝わりやすいと気が付いた。
例え誰かもう一人音を奏でる人がいればマスク機能を使わなくてもその人が何かしらしてくれる。
だが誰もいない僕は自分でやるしかない。これを身に着けるまではちょっと時間かかった。むしろまだ全貌を使えきれないでいる。
というよりこれは編集もだが撮り方の方が難しいのだ。


俯瞰撮影もそうだ。
誰かがカメラ持って脚立の上から僕を撮ってくれれば済む話なのだが、誰もいない。
これに対しては色々な工夫をしたりして高い所にカメラを置いたが思ったよりどれも上手くいかなかった。
俯瞰撮影と検索してもらえればわかるがそれ用のカメラスタンドもたくさん売られているのだが、それを買えばいいというものでもなく。
例えばスタンドアームの長さが足りないだとか車がないとやたら持ち運びに大変な重さだとか。立てた所でドラムでスタンドがグラグラと揺れて撮れないだとか、試してないが多分そんなとこだろう。少なくとも俯瞰撮影ではなくスタンドを立てた時に揺れまくった事はある。
この撮影も2年前くらいから試行錯誤していたがなかなか上手くいかなかったのだ。
だがふいに思いついた。


一応企業秘密笑ではあるのだがこれについてはコロナの中で手に入れた機材が思わぬ仕事をしてくれたのだ。
結果的に満足はしていないしこれからも研究をしていかないといけないが、まず第一弾としては自分の納得いく物が出来た。
あえて言うなら撮る部屋や場所で結構左右されてしまうというとこだろうか。


という事で今週の動画はその「俯瞰撮影」と「マスク機能」のテストという事でおさわり版として上げてみる。

Maybe Blue / UNICORN 叩いてみた。おさわり版 ふかんマスクver.



1987年にリリースされた私の地元廣島が誇るバンド、ユニコーンの初期のスマッシュナンバーである。
なお一応断っておくと僕はこのバンドの音楽性もボーカルの声も結構好きではない笑
が、この曲はクラスメイトとカラオケに行くと友達がわりとよく歌っていたので(というか初めてそこでこのバンドの存在を知ったくらい)思い入れが強い一曲ではある。
この歌のメロディーは大好きだしね。


というわけで10年前から選んだ機材が間違いではなかった事を確かめるように叩き、
コロナでバンドや仲間やライブがなくなっていきそれでもそんな中でやっていた事や、手に入れていた機材が間違いではなかった事を確かめるように撮影した今回の1週間だった。
誰に認められるわけでもない自分自身が納得いくという事は、他人が認めてくれる事より一見簡単なように見えるが、拘れば拘るほど他人のそれより難しくなっていく。
高みを目指すために自分を簡単に許してはいけない。


僕は今まで自分がやっていたライブでも仕事でも自分をあまり認めた事がない。
だが本当に何年かに一度、上手く行った時に使う言葉がある。



かつてプロレスラー長州力が初めてシングルでアントニオ猪木に勝った試合がある。(敬称略)
その時に試合後に言った長州の言葉は

俺にもこんな日があっていいだろう。

という事だった。

僕にもこんな日があっていいだろう。



そう思えたのが最近であり、今回の動画だった。
でもまだ完璧ではないからあくまで今回は僕にとっても、おさわり版だけど。


2024年の最初からこういったスキルを手に出来たのは
1.10年間が間違ってなかった事。
2.コロナの時も間違っていなかった事。

が今にちゃんと繋がっている事の証明でもあった。



なお10年10年と言っているが正確には覚えてないので8年くらい前だったかもしれないし12年くらい前だったかもしれない事を最後に付け加えておく。


さあ今年をはじめよう。



今回もお読みくださりありがとうございました。



リンクプロフィール
https://lit.link/KyokutoAiseki

ツイッター
https://twitter.com/AKissfrom4610

極東アイセキ計画店。(ショップ)
https://suzuri.jp/kyokutou_aiseki

ニコニコ(youtubeでは権利関係的に上げられないもの。こちらも滅多には新規生まれない)
https://www.nicovideo.jp/user/23099444/mylist/70343677




こんなつたない文章を読んでくださるだけで何よりのサポートです(ФωФ)