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インテリアコーディネーターの仕事⑤〜外国人ゲイ女子高生のしたたかさ〜

元インテリアコーディネーターのきょんちーです。

10年間ほど、高級マンションや高級賃貸マンションにご入居される、経営者、お医者様、外資系企業、外国人の方、ホストetc…のインテリアコーディネートを担当しました。

彼らのプライベート空間であるお部屋の中に入り込む職業柄、外側からは決してわからない、見えない、彼らの驚く生態やこちらの想像を超えた要求、クスリと笑える場面に多々遭遇してきました。それらについて、シリーズでご紹介します。

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こんにちは。

カフェでこの記事を書いてますが、冷房でほんと、目がしぱしぱしているきょんちーです。
私の目薬をさす姿が滑稽なので、人前でさすのもちょっと、、と躊躇し、なんとなくしぱしぱを受け入れて早3時間、、限界です。


さて、本日は人間とはどこまで図々しくなれるのか、
私が仕事をしてきた中で、もっとも図々しかった御仁のエピソードをご紹介します。

私が担当していた高級賃貸マンションには、外国人の方もたくさんお住まいでした。

個性的な方も多く、海外企業の日本支社長は、家賃350万の部屋に住んでいるのに、家具はIKEAでいいとのたまい私をがっくりさせ、はたまた収納にぴったりのゴミ箱とプラスチックケースを探して、と利益も出ず時間だけかかる仕事をさせられたり、友人と飲んでいる時に今から打合せにきてと夜8時くらいに呼び出されたこともあります。

ま、そんなのは可愛いほうでした。

一番強烈だったのは、日本人のお医者様とアメリカ人のゲイカップルでした。

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