自分にしか出来ないことをしたらいいんじゃないかなー

いきなり結論から入りますが、自分にしか出来ないことをするとコスパがよいのです。だから、自分にしかできないこと、或いは出来ることが少ないことをすればよいのではないかと思います。

これはどういうことかというと言うと、アルバイトが良い例かもしれません。

僕は現在、家庭教師と居酒屋のアルバイトに加えてnoteを通じて皆様から頂いた金銭的な支援を元に生活をしていますが(あと奨学金)、家庭教師のアルバイトって以外とみんな手を伸ばさないアルバイトな訳です。

頭が良い人しか出来なさそうと思う人や、僕にはトークスキルがないからできないだろうと偏見で思っちゃう人たちが以外と多かったりして、誰でもできるようなコンビニやカフェの店員をやってしまっているのです。

しかし、実際に家庭教師のアルバイトと言っても色々な種類のものがあります。大学受験を目指すもの、高校受験を目指すもの、またその中でも勉強が苦手な中学生や高校生を対象にしたものもあります。

僕の場合は勉強が苦手な中学生を対象に「勉強の楽しさを教える・まずは宿題をするところから始める」といった目的の中で家庭教師をしていますが、これには高度な勉強の技術はいりません。むしろ、相手の話をよく聞いてその子の人間性や考え方を理解することで、いかにして勉強が必要であるかをその子に合わせて伝えていくという作業がメインになってきます。

それをできるかできないかは相手の保護者の判断となってきますので、相手が出来ていないと判断すれば教師の交代という形で対応されるでしょうし、とにかく目の前の生徒さんに対して紳士に向き合うことがアルバイトの内容となってきます。

それだけにも関わらず、時給は普通のコンビニ店員の2倍~3倍ぐらいはいただけるのですね。僕自身、生徒さんに教えるために勉強している英語で海外のサッカークラブの公式アカウントの言っていることが少しずつ理解できるようになってきたり、数学の証明を再度やり直すことによって論理的思考の再構築、社会や理科の用語を義務教育レベルで思い出すことができているといった利益を享受しているのに、お金をいただいているという感覚でやらない手はないのかなあなんて思ったりします。

これは最初に言っていたように「自分にしかできない、或いは出来る人がす少ない行為はコスパが高い」という良い例なのではないかと思います。

また、この「自分にしか出来ないことをする」ということは、自分のことを理解することや周りの環境を理解することにも繋がってきます。

自分にしかできないことを探す上では「自分の強み」を探していかなければなりません。誰にもできないことをするときに必要になってくるのが「何をするのが楽しいか」という基準だと僕は思っていて、僕の場合はアビスパを応援することが好きで好きでたまらないということを20年という短い時間の中で色々な寄り道をした上で気付くことができました。

理由のない好きほど強いものはなくて、原付で福岡と佐世保を毎週往復するという訳の分からないことも「アビスパのことが好きだからw」という理由で抵抗なくやり遂げることができますし、自分としては全然楽しんで行動に移すことができます。

自分としては楽しむためにアビスパを観に行く、そのために原付を使用しているだけで「佐世保から原付で来ている子」といままででは考えもつかないくらいの多くの方々に名前を覚えて頂いて、スタジアムやSNSなどで声をかけていただいております。

アビスパ福岡を応援している人は、そのスポーツの持つ公共性や誰にも結果が読めない部分も左右して、様々な立場の人や年齢層の方々がその応援コミュニティに属しています。だからこそ、様々な職業のプロの方々と大学生ながらお話をさせていただく機会もいただいていて、それが凄く勉強になるんです。

最近ではイベンターさん、イラストレーターさん、ライターさんはもちろん、歌手の方、プロサッカー選手の方、ツイッター芸人の方(むいむいさん)など、その他書ききれないほど多くの方に自分という人間に興味を持っていただいて、対等な立場(こちら側を個人として認めて頂いている状態で)で会話をさせて頂く機会がありました。これも「自分にしかできないこと」を追求した、いや僕の場合はいつの間にか好きなことをしているうちに自分にしかできないようなことになってしまっていたのではないかと思います。

また、自分にしかできないことをする上で「自分がやろうとしていること」をしている周りの人も確認するようになります。だって、自分にしかできないと思っていることを周囲の人が先にやっていたら自分にしかできないことではないのですからね。

周りの人がどんなオリジナリティのあることをしているかを観察するようになり、「その手があったか」なんてところをパクりまくって自分のオリジナリティを伸ばすことも含めて、「アンテナを張る」なんて表現を使っていますが、自分にしかできないことをしようとすれば自然と周囲の人に向けたアンテナを張ることができるのです。

自分を分析してみるとするばら、僕は足を動かすのが好きなんです。

あとアホと言われるのが好きだし、アホはオリジナリティだと思っていて誇りだと思っています(人に迷惑をかけない程度)。

最後に大事なのは、それを「発信する」ということです。

どんなに自分にしかできないことでも、発信しなければ、口に出さなければ分かりません。周りの人が「そんなの誰でもできるやろw」と笑ってきても、その発信した勇気や将来性を一人でも多くの人に知って貰うだけでも全く違います。

発信するって勇気もいるし、失敗もするし、時にはめっちゃくちゃ怒られる時もあるけど、それに伴うほどの大きな収穫もあります。僕が大学生でいられるのもあと1年と半分しかないので、次なるきょんもりくんを探すべくこういった記事を作成していますが、やりたいことや企画があるなら僕の所に持ってきてくれたらお金なら出します。

僕はいまきょんもりシートといって、全額自分でお金を出して相手の「サッカー観戦初体験」を買うという行動をしています。

これは、自分では味わうことができないサッカーの初体験を僕がお金を全額支払ってハードルを下げて参加してもらう、つまり「初体験を買う」ことでそれを記事にしたり、全国のサポーターに対して「初めての人の誘い方、継続してサポーターになってもらうノウハウを普及する」というリターンの引換にお金を全額出しています。

その道中で、既存のサポーターの方々から金銭的や物的な支援をいただくこともあるので、さらにそのきょんもりシートを充実させて来てくれた人を継続的にスタジアムに通っていただくような仕組み作りを目標にしています。

この仕組みを全部誰でも出来るようにして僕がいなくても回るようにしたいなーと思っているのですが、その誰でもできるような仕組みを作ることは僕にしかできない事なのではないかと信じています。

意識の高い戯言と笑う人がいるのは分かってるんですけど、でも笑う人とか批判する人なんて僕の人生を保証してくれる訳でもないので、自分の好きなことをしましょう。そして、その中で自分にしかできないことをしましょう。

次なる高校生や大学生の人たちに向けて届け僕のメッセージ

(おわりに)

これから時間がありそうなので、また記事をちょこちょこと作ってメッセージを書いてみようと思います。

よろしくお願いいたします。

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