見出し画像

スポーツビジネスに関わりたいという言葉は

きょんもりコラムの6日目

今日のキーワードは

「スポーツビジネス」

について

最近は僕も過去2回お手伝いをさせていただいた、「スポーツビジネスサミット」も日本のトレンドの中でトップを記録するなど、スポーツにビジネスが関わろうとする動きに対しての世の中の関心が過去に比べて最高に高まっている。


プロスポーツたるもの、勝利こそが正義であり、勝利をし続けるものにはリーグ戦やカップ戦の賞金だけでなく、タイトルという形で名誉を与えられ、そのチームが拠点とする地域にも絶大な影響を与えることができる。それだけではなく、その地域の名前を世界中に知らしめることもできる。その地域の誇りにもなり得る。

ただ、勝つためにはお金が必要であることも明らかになってきた。

チーム人件費にどれだけ予算を割くことができるかとリーグの中の順位には相関関係があることが世界中の常識となっており、日本のサッカーリーグもその例外では無かったのだ。

もちろん、エラーもある。チーム内の人件費にリーグでは上位になるほどの資金を投じておきながら、実際のリーグ戦では下位に沈んでしまうクラブ。また、圧倒的な低予算にも関わらずリーグを制覇してしまうクラブもいる。それは例外として処理するとして、全体の流れは「金を持った方が強い」のだ。

お金を持つことによって、足りないポジションの選手を呼び寄せることや海外の超強力なプレーヤーを自チームに招くことができるといった編成的な面はもちろん、サポーターの満足度を高めるような施策やそもそものサポーターを増やすイベントが打てる。お金がないよりはあった方が良い。

(写真はライジングゼファーという福岡のバスケットボールチームが取り組んだ、ローソン選手と掛け合わせた簡易コンビニ)

それに加えてスポーツという競技自体の特性にも価値がある。結果が分からないからこそ、大人も子供も熱くなれるので誰でも楽しむことができる。日常生活を送る上で味わうことのできないような感情の揺動きを与えてくれるスポーツは人々の共通の話題にもなりやすい。

スポーツは政府の成長産業の一つにも挙げられているように注目度や関心は高い、そして体育会系が支配していた世界だったからこそ金融に疎かったからこそ、これからのビジネスとしての伸びしろを十分に持っている。

だからこその、スポーツビジネスサミットのあの盛り上がりだったんだと思う。

僕もこのイベントのまとめを過去2回に渡って更新していたこともあって、それなりにスポーツビジネスは関わりたいという方々のコンタクトもある。そして、そういう人たちのプロフィールには「スポーツビジネスに関わりたい」とこぞって記載してある。

「スポーツビジネスに関わること」っていますぐにでも出来ないかな。

ビジネスではなく、あえて「スポーツビジネス」にかかわりたいという事は、スポーツという要素がとても重要なのだと思うのだけれど、その「スポーツビジネス」に関わりたいのであればスポーツ関係のボランティアでも一つのビジネスに関わるということになるんじゃないかと思う。

僕の思っているスポーツビジネスはそういうことじゃなくて、フロントスタッフに入って仕事をしたいのであればスポーツビジネスなんて広い言い方はせずに「Jリーグフロントに入りたい、興味がある」といった方がそれを聞いた受け手も理解しやすい。

スポーツビジネスには様々な関わり方があるはずで、サッカーの試合分析を委託で請け負う業者も選手のユニフォームやタオルなんかを選択する人も、芝を整備する人だってそうなんじゃなかろうか。

なんというか、学校の友達に将来は何したいの?と聞いた時に鼻の穴を膨らませながら「公務員!」と言われる感覚。分かるかなあ。

公務員の中のどんなことをどんな理由でしたいかの方が気になるのに、質問の表面上にしか答えてもらっていない感じ。

実は散々書いてきたものの僕もスポーツビジネスに関わりたいと思っている。具体的にはJリーグかBリーグのフロントスタッフとして、いままで培ってきたサッカー観戦者の視点からサポーターが一人でも幸せになるために全力を注ぎたい。

僕がサッカークラブに貰ってきた感動、夢、興奮、こういったものを次世代にも引き継いでいきたいと思ってる。僕の目標はスポーツビジネスに関わることじゃなくて、ここにある。だから、いまでも十分にやろうと思うことはやりながら失敗を続けている。

このコラムもそうなんだと思う。自分の恥のような文章を晒してでも今出来ることをやって、自分の理念を追求したいっって思ってるのかもしれない。

サッカーファンは怖いから2chで叩かれるかもしれないし、掲示板で叩かれるかもしれないけど、僕はそういった匿名でしか悪口を言えない人の意見は無視し続けてきた。正直にいうと得体の知れない、姿の見えないものに僕個人の悪口を言われることは本当に怖い。

怖いけど、スポーツはそれでも僕を突き動かす。


【宣伝】

カスタマージャーニーはいかがですか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?