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これから大学生になる人は、絶対サッカーサポーターを続けたほうがいい

僕は大学4年生でもう卒業を間近に控えているのですが、大学に入って気付いたことがあります。

それは「大学には、意味分からないことをしている人がいる」ということです。

大学生の中にごくまれに「え?なんでそんな無意味なことしてるの?」と思うような人がいるんですね。例えばボランティア。

ボランティアをする時間があれば、「その分バイトした方がお得じゃね?」と僕は思ったりするのです、なんか社会経験とか積めそうだし。しかし、せっせとお金も貰えない無償のボランティアをしている大学生が実際にいるのですね。

そして面白いのが、バイトをしてきた人よりもボランティアをしてきた人の方が圧倒的に良い就職をしているのですね(あくまで僕の周りの傾向ですが)

これをちょっとよく考えてみると、「バイトの方がお得だ」という考えはどうやら改善の余地がありそうです。ボランティアをしている人たちがどんな考えでそれしているかの本心は最後まで分かりませんでしたが、どうやらバイトをする時間であの人たちに比べて、なにかとんでもないものを失っているかもしれないと思うようになりました。

そして、それはどうやら機会損失と呼ぶそうです。要するに、バイトをしたから得られたものよりも、他の選択をした方がより良いものを得られたのではないかということ。

そこで大学生の最大のメリットを考えてみます。これは社会人と比較すると分かりやすいですが「クソ暇な時間がめっちゃある」ということですね。

ほんで、そのクソ暇な時間っていうのは4年間あります。この長い時間をどう使うのかがなんか大事そうなんです。

なぜなら4年もあれば人間は大きく変わるから!

僕、実はこの「ボランティアよりバイトの方がお得じゃね?」という疑問を大学1年生のときから持っていました。それで大学入学した時にボランティアサークルに1年間だけ入ってみたことがあるんですよね。言い方は悪いですが、ボランティアをやってるやつはどんなやつなのかというのを見るために。

そしたら、ボランティアをやる事に価値を感じる人は大抵の人が「目線が先を向いている」ということが分かりました。どういうことか説明しますが、まず目先の利益だけを考えれば、お金にならないボランティア活動をするよりもバイトをした方がお得じゃんとなりますよね。

でも、ボランティアをやってる人は大学というクソ暇な時間があるタイミングでしか出来ないことをしたり、就活を意識して何かネタになるようなことをしようというように、もっと先のことを見ている場合が多かったんです。長期的な利益というやつを意識しているとも言い換えられますね。

そういう「先が見えてる人」が集まるコミュニティにいると、単位をしっかり取るとか就活に向けての準備をするみたいなのは当たり前で(これが出来ない人が多かったりする)、その先の自分の考え方を磨くみたいなことをやりだしたりするんですね。

大学のゴールは実質的には「就活」だと僕は思っています。それはただ賃金が高いというだけではなく、自分のキャリアの幅を広げるという意味で。それを考慮すると、ボランティアをする人って大学という中で考えると正解の行動をしているなと思うようになってきました。

で、これはボランティアに限った話ではありません。大事なのは「先が見えている」ということです。ここでは悪い例として出してしまいましたがバイトをしている人の中にも、しっかりと先を見据えて仕事を選んだりしている人もいます。


さて、上記をまとめて「どうやら大学生はクソ暇な時間を使って先を見て行動した方が正解っぽいぞ」ということを前提にタイトルに戻りましょう。

タイトル:これから大学生になる人は、絶対サッカーサポーターを”続けたほう”がいい

ここで大事なのは”続けたほうがいい”という部分です。

このタイトルの記事を見て、この記事をクリックしたあなたはきっと、サッカーサポーターをしている大学入学を控えた高校生だと思います。

高校生や中学生に好きだったものはこれからの人生も大抵好きな場合が多いです。その当時の思い出と共に刻まれていくものなので。

そして、高校生でサッカーサポーターでこんな記事を読んでいる人は本当にサッカー観戦が好きで、自分の応援してるクラブを心の底から愛してやまないという人が多いと思います。

そんなあなたにアドバイスです、サッカーサポーターを続けましょう。なぜなら好きなことなら、目先の損だと思ったものでも気にせず取り組める場合が多いからです。

例えばアウェイ遠征。サッカーを観るためだけに数万円使って遠くの地に行くなんて一般的には正気の沙汰ではありません。でも、サッカーサポーターならそれができちゃうんですね。

こういった経験は、自分の感覚では好きでやっていても、いつの間にか「クソ暇な時間を有効活用している」ようになってしまうわけですね。わーすごい。

大学生はそれぞれいろいろな勉強をするはずですが、どこの分野であっても大抵の学問がサッカーでは通用します。僕は経済を勉強していましたが、経済の仕組みはサッカークラブに置き換えて想像していました。

このように大学生活の一つの軸を作ることが出来るという意味で、サッカーサポーターを続けましょうと僕からのアドバイスです。出来ればガチれるだけガチったほうが得られるものは多くなります。

そして、サッカーサポーターは観ている人の層が幅広いということにも触れておきます。これはサッカーには結果が分からないという特性を持っていることが関係しますが、結果が分からないからこそ老若男女誰でも楽しめるのですね。別にこれはサッカーに限った話ではなくてスポーツ全般そうです。

ただ、サッカーというかJリーグは野球に比べてプロリーグが出来るのが遅かったから、人気の面では負けていたので「地域に根付く」という考えをとても重視しています。そのため、クラブとサポーターとそのクラブがある地域が手を取り合ってステキなクラブにしようという面白さはあるので、面白い人が集まってくるわけです。

はい、最後になります。長い間お付き合いいただいてありがとうございます。

これから大学に入る人たちは、いろいろと大変そうですが、自分の大学生活にどんな目標を立てて、どんな大学生活を過ごすかを設計してみましょう。

「その設計の中にサッカーサポーターという軸が含まれるともっと充実するかもよ!」というアドバイスでした〜!

ここまで読んでくれてありがとうございました。

Twitterをやっていたらめっちゃ運良く就職が決まった大学生より

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