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僕が原付でサッカー観戦に行く理由

きょんもりコラムという場を設けて自己満足のような記事を書いていた覚えがあったので、良い機会なので再開させてみようと思います。

今回のテーマに選んでみたのは

「僕が原付でサッカー観戦に行く理由」

です。

最初に詳細を説明しておくならば、僕は福岡で生まれ育った正真正銘の「福岡っ子」で、博多の男なのです。しかし、大学でどうしても福岡を離れることになり、現在は佐世保で一人暮らしをしています。

そんな中で福岡から離れたからこそ、自分の中のサッカー愛や、アビスパ福岡という存在が心の拠り所になっていることに気が付きました。そこで、佐世保からできる限り試合に通ってやろうと、佐世保ー福岡間で最もポピュラーな移動方法である高速バスを使って試合に通っていました。これが往復で最も安い価格で3,500円です。

それと並行してこのnoteというプラットフォームで試合内容についての偉そうな記事を書くようになり、「若いのが頑張ってるな」と優しい大人の方々から金銭的サポートをいただいたり、ツイッター上はもちろんスタジアムでも「記事読んでるよ!」というようなお声をいただくようになりました。実はこういう声が心から嬉しかったりします。

多い時にはバイト代と並ぶくらいの金銭的サポートをいただくようになったのですが、僕はそこで少し考えてみました。

「どうして赤の他人である大学生にお金を払ってくれるのか?」

実はこれが知りたくてnoteで周辺の方々にちょこちょことサポートを渡したりをしていましたが、サポートを渡すということは「その人・あるいはその人の行動にめちゃくちゃ期待している」時なのではないかという自分の中での仮設を立てることができました。

僕なんてただの一人の大学生でしかないのに、どうしてこんなにも暖かい声をいただけるのだろうと考えていましたが、僕がやろうとしている「小学5年生の時にスポーツから貰った感動を次の小学5年生に伝えたい!」というモチベーションの元、福岡の様々なスポーツの面白さをさまざまな人に知ってもらうという行動に対していることに対して関心を持ってくださるのではないかと考えました。

そうです、僕は小学5年生の時に初めてアビスパ福岡の試合を観に行って、そこでサッカーというものに出会い、チームスポーツを通して内気だった性格が治ってきたり、コミュニケーションの中から社会性を学んだり、プロスポーツクラブの「誰でも応援できる」という特性の元、素晴らしい大人の方々と出会うことができました。つまり、サッカーと出会えて僕の人生は前向きに変わったのです。

いまの小学5年生たちにも、この素晴らしいスポーツという存在を知って欲しいし、このスポーツを上手く利用して自分の人生をより豊かにして欲しいという思いが非常に強く、そこから自分の行動はすべてトップダウン式で動いています。

そして僕の場合のスポーツへの入り口はサッカーでしたが、福岡にはバスケットボールもある、女子サッカーもあるというように様々な入り口があります。そういったスポーツの魅力をより多くの人に知ってほしいという思いで、世の中の人にはまだまだ影響力のない僕は毎週のように福岡に帰ってきています。

もちろん現実的な話をするなら佐世保から毎回バスで帰ってきていると、お金の減り方は半端ではないです。クレジットカードの支払額を見て嘔吐しそうなときもありました(マジ)二桁万円の支払は笑えません。

原付で福岡に行くと、いろいろな人に

「危険だ、やめろ!」

ということをよく言われます。原付で福岡ー佐世保間を移動すると往復で1,000円で済みます。バスと比べると2,500円の節約ができます。その2,500円を1円でも多くサッカーに使うことこそが、僕中での筋を通すということに繋がってくると信じています。

もちろん、車の少ないコースを走ることだったり、時間帯を選んで安全対策には非常に強い警戒をしています。車で行こうが、バスで行こうが死ぬときは死ぬんだから、自分の筋を通す方がいいだろうと思っているので原付で福岡に行くことはやめないと思います。文句を言うなら金を出せ!というスタイルを親にも貫き通しています。もちろん、金を出してもらっても原付で行ってお金を浮かしますが!!

深夜に気温がマイナスな中で5時間バイクに乗りっぱなしをしているときは本当に死ぬかもしれないと思いました(笑)

そして、

「どうしてそこまでして僕はスポーツを観に行くのでしょうか。」

これはバイクに乗ってると、いつも自問自答しているテーマの一つです。

やっぱりサッカーが好きだからなんですね。

大人も子供も男女も国籍も関係なく、誰もがボール一つを追いかける選手たちを見てエキサイトしていきます。全然勝てなくても選手をフロントを信じるしかないと毎試合大声で選手に声援を送る方々、サッカーをして生活をしている男の人たち。

プロスポーツの会場は非日常で溢れかえっているのですね。そして、誰もが「勝ち」や「優勝」を目指して議論をし、期待をし、失望をし、時には涙を流す。こんな異質な場所は世の中のどんなところにもないと思っています。

スポーツには他のエンターテインメントとは訳が違うということを、サッカーを応援しだして10年間を経て感じてきました。

このスポーツの中で頑張っている人を僕はピックアップしていきたいと思っていますし、僕の書く記事には読み手へのメッセージをたっぷり込めています。そして、誤字が多いのはスミマセン(汗)

どうすれば僕がスポーツのために何かできるかということを常に考えている結果として、現在の手段はこうやってnoteに記事を書くことを選んでいますが、これから機会があればより多くの人に記事を見られるような雑誌や新聞のような場所に記事を書くことができればいいなあとも思いますし、写真などを使ってスポーツの美しさをより分かりやすく人に伝えていくということも並行してやっています。

これからのきょんもりくんの行動を見て、

こいつは一本の筋が通ってやがるな!

と言われたり、思っていただけることを目標にやっていこうと思っていますので、ぜひ今後もきょんもりくんをよろしくお願いします。

果たしてこのユニフォームたちのクレジットカード代金を支払うことができるでしょうか!というところで、今回のきょんもりコラムはこれくらいにしておきます。



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