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みんなが幸せでありますように

Merry Christmas✨

さなえです。

尊敬する大杖マスタートレーナー/エグゼクティブコーチが
毎年クリスマスに送ってくださるメッセージをシェアします♡

たくさんの人に届きますように
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今夜はクリスマス・イヴ、街は美しいイルミネーションで彩られます。

親しい人とプレゼントを交換したり、大切な人といつもより豪華な食事をしたり、教会で讃美歌を歌ったり………。

あなたは今年のクリスマスをどのように過ごしますか?

ここでちょっとシェアしたいお話があります。

これは本当にあった話です。

1.ある男性の生涯

ある男性が、知人の保証人になっていました。

ところが、その知人が事業に失敗し、多額の借金を残して逃げてしまったのです。

男性には妻と三人の子供がいました。
残された借金は、男性と家族の肩に重くのしかかります。

あわや一家離散か、一家心中か……。

けれども、男性は家族全員で借金を返す道を選びました。

平和だった暮らしは一変しました。
男性は経営していた会社を売却して日雇いの仕事に。

過度のストレスから心も体も疲れ果て、入退院を繰り返すようになりました。

そのため、妻も学生だった子供たちも必死に働きました。

そして11年後。
全員で何とか全額を返すことができたのです!

「これでやっと、平和で自由な暮らしに戻れる……」

ほっとしたのも束の間、数ヵ月後に家が火事で全焼します。

男性は全身に大やけどを負い、幸い一命はとりとめたものの、医者からは再起不能の宣告。

ICUで生死の境をさまよいますが、2ヵ月後、奇跡的に意識を回復します。

手足の指がなくなり、体の半分以上が移植された人口皮膚で覆われた体。

それにも拘わらず、「まだやることがある」と言って、医者や家族も驚くほどの生命力で回復していきました。

男性は人々に請われてその体験談を話すようになり、その存在自体が多くの人を励まし、希望を与えました。

退院して1年余りが経ちました。
男性は突然、脳溢血で亡くなります。

葬儀には大勢の人たちが参列し、その死を悼みました。

その中でいちばん大きな声で泣きながら棺を担いだのは、誰あろう、借金を彼に押しつけて逃げたあの知人だったのです。

「どの面下げて来たんだ!」と周囲の人たちから非難され罵られても、その知人は最後まで棺から離れようとはしませんでした。

実は、男性は亡くなる前、その知人を探し出し、会いに行ったのでした。

それは「金を返せ」と迫るためではなく、「お前のせいで俺も家族も不幸になったんだ」と恨み言を言うためでもありませんでした。

ただ一言、「許しているから」と伝えるためだったのです!

2.男性が見つけた真理

さて、この話、クリスマスと一体何の関係があるのかって?

「自分のしたことで家族はもちろん、会社の従業員たちにも辛い思いをさせてしまった。
自分が背負っていかなけれぱならないものを背負い切れず、家族の人生をも狂わせてしまった……」

男性は情けない自分を責めて責めて、責め続け、ついには命をも断とうとしました。

その絶望の中である牧師と出会い、牧師の言葉によって聖書が語っている真理に目が開かれたのです。

「人は勝手に生まれてきたのではない。
神様に創られた神様の作品である。

あなたにも神様の目的があって、生かされているのだ。

あなたの許せない思いも、情けない思いも、すべてを神様が受け取ってくれている。

そのままの、何もできない姿であっても、あなたの存在の尊さは変わらない。」

男性は感謝に溢れました。

そして、受けた感謝をそのまま自分を裏切った知人に手渡したのでした。

多くの人は自分の価値に気づいていません。

すべてを自分で背負い、一生懸命生きてきた自分をまだ責め続けています。

もう、一人で頑張らなくていいのです。

あなたは不特定多数の一人ではありません。

あなたはどれ程尊くて、どれ程愛されているのでしょうか?

あなたがどんなに「自分はだめだ」と信じていても、自分を許せなくても、

「あなたは無条件で許されている」

ということを知ってください。

その日を記念し、お祝いする日がクリスマスなのです!

私たちは愛され、許されている存在であるということを教えてくれる、素晴らしい日なのです!

このメッセージがあなたの心に届きますように!

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