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[必読]🇺🇸サッカークラブ事情⚽️

この[必読]ではアメリカ大学やアメリカサッカーを理解する上で重要な情報を説明し発信していきます。
知っている人にとっては当たり前の情報が多いので、題名に興味がある場合に読んでみてください。



今回はアメリカの「サッカークラブ」について説明します。

日本のサッカー協会のモデルとは全く異なるので、理解が難しいと思いますが

今後、自分の計画やブログなどに大きく関わってくる部分なので、細かく伝えられたらなと思います。



プロ

 
アメリカのサッカークラブのプロ

MLS (Major League Soccer)

USL (United Soccer League)

NISA (National Independent Soccer Association)

の3団体から構成されます。

この3団体には直接的な関係はありません。

3団体の間で公式戦の交流、昇格や降格などはありません。


MLSは、

日本で言うJ1 League相当で、アメリカサッカーの最高峰のリーグとして認識されています。


USLは2つにリーグがあり、

USL Champion (2部相当) 

USL League 1 (3部相当)

が存在します。なお昇格降格の入れ替えはありません。


NISAは最近新しくできた団体です。


日本のサッカー協会はJ League という団体1つだと思います。

J1 League

J2 League 

J3 League

JFL

などイメージとして「縦社会」の様なシステムがあります。

アメリカは多くの団体が存在していて、イメージとして「横の社会」の様なシステムです。

大きな特徴として、

「資金力」

「施設」

「企業企画力」

などプロクラブを経営するに足る力があれば、新しくチームを設立していきなりリーグに参入する事が可能です。

記憶に新しい所でいうと、2014年にデビット・ベッカム氏がMLSのクラブのオーナーになりました。

アメリカのサッカーはまだまだ発展途上で、現在もなお徐々に力を拡大し続けています。


選手の契約までの流れですが

アマチュア選手達(大学生含む)は
1年に1度開催されるドラフトで選ばれると、チーム契約を結ぶ事が出来ます。

トライアウトもチームと契約するステップとして有名です。



セミプロ


そして本題のセミプロの方ですが、

自分の知る限り

USL (USL2)

NPSL

UPSL

という3団体で構成されています。


USL2はアメリカ内でアマチュアの最高峰のリーグとして認識されています。

特徴として、

MLSやUSLのアンダー世代のチームが参加していたり、

アメリカの大学生が多く所属したり、

「プロを目指す世代が多くいるリーグ」ですです。

チームの活動期間は夏期間になります。


NPSLはリーグの平均的にUSL2と比べてレベルは落ちます。

特徴としては、

選手の年齢層が幅広く、「地域とのつながりが深いチームの多いリーグ」という感じです。

USL2同様チームの活動期間は夏期間になります。


UPSLはNPSLと比較し、更にレベルは落ちます。

趣味程度や仕事の合間にサッカーをしたいという選手が集まるチームが多いです。

特別な特徴として、春から秋まで約1年間活動するリーグです。



自分の計画

自分はセミプロのUSL2とNPSLに注目し、チームを設立し経営する計画を考えています。

なぜセミプロなのか?

それに答える前に、アメリカの大学サッカーのシステムについて理解して頂く必要があります。

アメリカの大学サッカーの公式戦(リーグ戦&トーナメント)は秋学期にしかありません。(9月〜12月)

春学期は「チームの準備期間」となります。

そして夏の期間は「自身の準備期間」となり、

選手達は大学を出て、クラブチームに所属する事になります。

大学生がプロチームへ所属する事は契約上の関係で認められせんので、ほとんどの大学の選手たちが、USL2やNPSLのチームに所属します。

ですので、

セミプロのチームを経営するという事は、「プロを目指すアメリカの大学生を支える環境」と成り得ます。

そして日本の留学生が「アメリカの環境やサッカーに慣れる最初のステップ」としても役立てると思います。

なぜアメリカなのか?

アメリカサッカーはヨーロッパと比べるとサッカーに対する
「市場価値」も「熱」も「質」も劣っています。

しかしスポーツという大枠で考えた時、アメリカは世界のトップを走っております。

そのアメリカが最近サッカーにも力を入れています。

現在アメリカの4大スポーツは

「アメフト」「バスケ」「サッカー」「野球」

と認知されています。

そして2026年に開催予定のW杯(サッカーの最大級イベント)はアメリカ合衆国で開催されます。

今後さらにアメリカサッカーは盛り上がりを見せるはずです。

その時にアメリカ内にチームを所有していれば、より日本人留学生やプロを目指す選手をサポート出来るのではないかと考えております。



最後に


今回は「アメリカのサッカー事情」について説明しました。

もしご質問や不明な点がございましたら、コメントかご連絡いただければなと思います。

Mail: kyosuke@zero-00-zero.com


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